明るく楽しい日々を願って。

毎日の平凡な出来事を、日記のように綴ります。趣味の切手も時々アップします。
どうぞ宜しく・・・。

大つもごり

2007年12月31日 | Weblog
いよいよ、大晦日となりました。

樋口一葉の小説「大つごもり」を思い出します。

「大つごもり」は1894年、一葉22歳の時に文学界に
発表された短篇です。一葉はこの頃、龍泉寺から転居
して、本郷丸山福山町に移り住み、貧しさのどん底に
居りました。

「大つごもり」の粗筋は、18歳のお峰が奉公に出
ますが、世話になっている伯父の窮状を救う為に、
奉公先から2円のお金を黙って持ち出してしまいます。
ですが、この家の放蕩息子が帰宅して、「大つごもり」に
お金をごっそり持ち出してしまいましたので、すべて、
この放蕩息子のせいになって、お峰は罪を免れるという
粗筋です。流麗な文語体で書かれた文章は、明治の頃の
女性の立場と、社会背景を描いています。

この短篇を書いて2年後に、一葉は肺結核のために亡く
なってしまいます

現在の日本はどうでしょうか。格差社会といわれている
この時代も、「大つごもり」を苦しんで迎えている人が
いるのではないでしょうか。

樋口一葉の切手と風景印のカードをアップします。


この切手は1951年に発行された文化人シリーズの一枚です。



これは2005年に改正された本郷五局の風景印です。
樋口一葉の通った質屋と一葉が使った井戸、一葉の肖像が
描かれています。
風景印とカシェは澤口尚子さんの作です。

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このブログを書いていましたら、近くのお寺から除夜の鐘が
聞こえてきました。
もう、2008年(平成20年)になりました。

このお正月は亡き母の喪中ですので、お宮参りは出来ません。
実家のお寺は遠いので、せめて、近くのお寺にお参りしましょう。

今年は良い年でありますように。








シクラメンの花

2007年12月30日 | Weblog
今日は12月30日、今年は明日を残すだけになりました。

ベランダにシクラメンの花が、色とりどりに咲いています。
忙しい中、花の手入れをしていますと心が落ち着きます。

シクラメンの花の切手をアップします。



これは、1948年 オーストリアで発行された切手です。
結核予防基金として寄付金付の切手です。
私のお気に入りの切手の一枚です。




これは、平成17年に発行された日本のグリーティング切手
のカバーです。10枚の内の一枚です。切手の図案は、イラスト
レーターの新井苑子さんです。

シクラメンの花も耐寒性が強いガーデンシクラメンが出回る
ようになりました。夏場もどうにか持ちこたえて、2年目でも
元気に咲いています。

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お正月に備えて、今日は、豆数の子を作り、昆布巻きを
作りました。

昆布巻きには鰊を芯に巻きますが、博多に転勤した時は
生鯖を巻きました。鰊は北の魚で、九州にはありません。
九州では、生鯖を細く切って昆布に巻きます。美味しいですよ。

おせち料理は手作りです。デパートの出来合いのおせちは
お味が濃くて、量が少ないので、手作りにしています。
その内にデパートのおせちに頼る事になるかもしれませんが。

広尾サンタランドサンタメール

2007年12月28日 | Weblog
北海道広尾町のサンタランドは、ノルウェーが認めた
日本で唯一のサンタランドです。

1987年から、当時の郵政省の後援を得て、
広尾サンタランド独自のカードによる事業を展開。
昨年まで183万通のクリスマスメールが全国に
届けられました。

ところが、20年目を迎えた今年から、郵政民営化によって、
郵便局の後援もなくなり郵便局に広尾サンタランドの申込書が
置かれなくなりました。直接、サンタランドに申し込まなけれ
ばなりません。

私はうっかりして、カードの申し込みをしませんでした。
有難い事に、JPS童話切手部会のMさんから、
広尾サンタランドの小型印を押印した手作りのカードと封書が、
今日、到着しました。
クリスマス当日に、現地へ直接お出でになって送って下さいました。




今年のグリーティング切手のサンタクロースに、
広尾サンタランドサンタメールの小型印が押印
されています。





こちらは、封書です。今年発行のグリーティング切手
80円のサンタクロースの切手に小型印が押印されています。
両方ともカシェは、Mさんの作品です。



これは小型印の拡大図です。年号の下にアンダーラインが
引かれているので、郵便局株式会社の小型印です。


12月23日のブログに書きましたYさんのカードと共に、
これで広尾サンタランドサンタメールはすべて揃いました。


Mさん、Yさん、ありがとうございます。


郵政民営化になって、良かったのかなぁ。郵趣に関しては
どうも、良くなったとは言えないような気が・・・。

葉祥明美術館

2007年12月25日 | Weblog
クリスマスの日、娘が私にプレゼントしてくれたのは、
北鎌倉の「葉祥明美術館」へ一緒に行く事でした。



葉祥明美術館です。明月院の参道に沿って建っています。


玄関にはクリスマスツリーが。

葉祥明は、詩と絵本の作家です。
有名な絵本に『地雷ではなく花をください』があります。



この絵本は1996年から行われている地雷撤去キャンペーン
の際に製作され、すべてボランテァの手によって作られました。

この本に出てくる「ジェイク」という白い犬が、葉祥明の
トレ-ドマークです。娘が教えてくれました。

『ふみの日』の切手にも「ジェイク」が出てきます。

 

左が1992年の『ふみの日』の切手です。右は1993年の同じく
『ふみの日』の切手です。

こんな葉書を買いました。



これは「ジェイク」の郵便屋さんから、カモメが
お手紙を受け取っています。

展示している絵は、どれも繊細なタッチで描かれて、
広い空に心が吸い込まれそうです。



これは絵はがきです。展示作品は写真撮影が禁止されていますので
購入しました絵はがきをアップします。

絵が展示されている部屋は、どの部屋も家具調度が素敵で
落ち着けます。絵本も置いてあり、ソファーに座って絵本を
自由に読むことが出来ます。

こんな本も買いました。



葉祥明の詩と絵が描かれている『しあわせのレシピ』です。
 
 人は誰でも 
 若い時は 
 ういういしいものです。
 ところが 
 年を重ねるにしたがって 
 心も身体も考えも 
 かたくなっていきます。
 だからこそ 
 いくつになっても 
 純真さや素直さや
 恥じらいを失わない人は 
 とても魅力的なのです。

ハイ。この詩のように ういういしさを失わないように
努めましょう。

今日は、クリスマスの喧騒を離れて静かな北鎌倉を散策し、
心も落ち着いて、ゆったりした気持ちになりました。
何よりのプレゼント有り難う。
 







クリスマスのまえの、まえのばん

2007年12月23日 | Weblog
いよいよ、クリスマスの前の、前の晩です。

サンタクロースの到着を待ちに待っているよい子
が沢山いることでしょう。

サンタクロースって、どんな人?

それは、270年~345年ごろ、今のトルコのミラで生まれた
キリスト教の司祭セント・ニコラウスだといわれています。


これは、セント・ニコラウスの祭壇画です。モナコの切手です。

セント・ニコラウスは貧しい娘にひそかに持参金を恵んだという
伝承があります。そこから、クリスマス・イヴにプレゼントを
持って来てくれるサンタクロースに変身しました。



これは、アメリカで1912年に出版された絵本です。
日本語に翻訳されています。

サンタクロースの初期の姿が書かれていますので、
ここに引用しました。
原文は、アメリカのクレメント・C・ムーアの詩です。
クリスマスのまえのばんにサンタクロースが訪れて、
プレゼントをするという内容です。

挿絵はジェシーW・スミスです。


ここに描かれているサンタクロースは、黒い毛皮を着ています。
太っていて、おじいさんなのは、今のサンタクロースと同じですが。




これは、「ザ・サタデー・イヴニング・ポスト」1939年12月16日号
の表紙に画かれたサンタクロースです。
「特別に良い子」と表紙に画かれたメモ帳を持って
世界地図の上にプレゼントの配達旅行の道程を赤いテープ
で描いています。
画いたのは、アメリカのイラストレータ-、ロックウェルです。

(ここに掲げたのは、2004年セントビンセント・グレナディーン
が発行したクリスマス切手です。)

ここでサンタクロースは赤い服を着ることになります。

そして、1943年、コカ・コーラ社の広告用看板に、私達が
今、見ている金ぴか赤い服のサンタクロースが登場するのです。
「わしは、どこだって出かけるぞ。」(Wherever I go.)と言って
サンタクロースはコカコーラのビンと一緒に世界中に広がり
ました。


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これは、完全に今のサンタクロースですね。
イギリスのクリスマス切手です。

サンタクロースは世界中に広がって、切手も沢山発行される
ようになりました。


これは、クリスマス島のクリスマス切手です。
2007年の発行です。南半球にあるクリスマス島は
今が真夏です。サンタさんも船に乗ったり、蟹と
遊んだりしています。

けれども、しっかりとサンタ服を着ています。



これは、カリブ海に浮かぶ島、アンチグア・バーブーダの
クリスマス切手です。
暑いので、サンタさんはノースリーブにサングラス、
ズボンなしです。あの、暖かそうなサンタ服は着ていられない
でしょうね。

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明日は、いろいろと用事があって、ブログを書いていられません
ので、本日、サンタクロースの変遷を、ざっと書いてみました。

あなたのところにも、サンタクロースが訪れますように。






クリスマスと冬至

2007年12月22日 | Weblog
今日は、冬至の日です。
かぼちゃとアズキを煮込んだ「いとこ煮」と
こんにゃくの煮つけを作りました。
ポリフェノール、植物繊維いっぱいの美味しい
お惣菜です。

冬至とクリスマスは関連があるのです。
ヨーロッパでは、キリスト教が入ってくる前から
冬至祭が催されていました。
イエス・キリストの誕生日が12月25日に定められた
のは、この冬至祭を取り入れたからだそうです。
(サンタクロースの大旅行・岩波新書より)



という事で、クリスマスメールを、またご紹介します。
北海道広尾サンタランドのクリスマスメールカバーです。



今年、10月から郵政民営化で、広尾サンタランドの案内書を
郵便局で置いてくれなくなった。と、新聞に出ていました。
私は、今年は諦めていましたが、JPS童話切手部会の
Yさんが、送ってくださいました。有り難うございます。

今年の特徴は、切手面が後納郵便になったことです。



昨年の広尾サンタメールカバーを、次にご紹介します。



切手が貼付されて、小型印が押印されています。

一般の人に取っては、カバーよりも封筒の中身が
大切でしょう。
けれども、カバーも大切な記録なのです。

切手が貼られて小型印が押印されていた方が、
もっと嬉しいのです。

Yさんのお陰で、2007年の広尾サンタメールが
手に入りましたので、昨年との違いも判りました。
重ねて、御礼申し上げます。
収友の有難さが判りました。

サンタさんからの手紙

2007年12月21日 | Weblog
 サンタさんからの手紙が、また届きました。



これは、『フィンランドサンタクロース協会』が発行している手紙です。
おっと、お子さんには、サンタさんがくれた手紙と言っておかなければ
なりません。

カバーは、消印がはっきり読み取れ、2007年12月15日と読めますから
約1週間かかって到着しています。

絵柄はフィンランドの絵本作家・マウリクンナスがユーモラス
にクリスマスの情景を描いています。

 

昨日、参りました『横浜山手西洋館のクリスマス』展示の中で
イギリス館が展示をしていましたクリスマスカードをご紹介します

  



これらのカードが差し出された年代は判りませんでしたが、
上の2枚は、よりクラシックな感じがしました。

カードの絵柄も大切ですが、貼られた切手や差し出された
年代がわかると興味が倍増します。エンタイヤも展示して
貰えると、もっと楽しめるのにと思います。

ガラスのケースに、ぎっしり詰め込まれているこれらの
カードには、差し出した人、受け取った人の、どんな状況や
思いがあったのでしょうか。

過去のイギリスのクリスマスに思いを馳せました。






横浜・山手西洋館のクリスマス

2007年12月20日 | Weblog
今日は、お天気もいいし、風も無く暖かな一日でした。

郵趣会のSさんと、『山手西洋館のクリスマス』めぐりを
しました。

先ず、JR石川町の駅のすぐ近くにある石川町郵便局に
行き、風景印を押印しました。


これから行く、山手の外交官の家が描かれています。

最初に、プラフ18番館に行きました。
ここは、ハンガリーのクリスマスの展示をしています。


ヘレンドの器が並べられています。


これは、サンタクロースが良い子にはキャンデーやチョコレートを
悪い子には鞭をプレゼントするという言い伝えを表わしています。
手前には鞭が、奥にはチョコが置かれています。


次は、外交官の家です。ここはロシアのクリスマスの展示です。


ここには、マトルーシカのお人形も沢山展示されていました。


山手本通りに出て、坂を暫く登りますとベーリックホールに
着きます。
ここでは、フランスのクリスマスの様子が見られます。

ナポレオン三世の奥方がスミレが好きでしたので、スミレの
花をテーマに食器とテーブルクロスを揃えています。


スミレの花の食器です。



次に行きましたのは、エリスマン邸です。
ここは、アイルランドのクリスマスです。


アイルランドは開港当時から、日本と深い係わりがありました。
初代「君が代」を作曲したジョン・ウイリアム・フェントンも
アイルランドの人です。



次に、すぐ近くの山手234番館に向かいました。
ここは、ブルガリヤのクリスマスです・

キリストが藁の中で生まれたので、床に藁を敷いて敷物を敷き
食べ物を並べます。素朴なクリスマスです。

ここで、相当疲れてきましたが、もう少しですから、頑張って
歩きました。あと2館でおしまいです。



イギリス館へ着きました。ここは、イギリスの領事館だった処
です。展示もイギリスのクリスマスです。


ミンスパイです。

ハリー・ポッターのクリスマスシーンやアガサクリスティの小説
ブリジット・ジョーンズの日記にも登場します。
クリスマスの日から公現節まで(1月6日)の12日間に、毎日違う
友だちや知り合いのパイを食べると新年は幸せに過ごす事が出来る
という言い伝えがあります。


さあ、最後の山手111番館に来ました。
ここはイタリアのクリスマスです。
玄関を入ると華やかなシャンデリアとステンドグラスが
出迎えてくれます。



テーブルにはリチャード・ジノリの食器がセッテング
されています。さすがにイタリアです。


この他にも、沢山の展示がありましたが、ここではクリスマス
の集いに的を絞って、写真をアップしました。
クリスマスの楽しい集いが目に見えるようです。

見学者は思ったより多く、グループでの参加が目立ちました。
来年も、来たいと思います。






パソコンで写真を加工する

2007年12月19日 | Weblog
今日は、パソコン教室でした。
写真を加工してポスト・カードを作ります。

例えば、こんなカードです。

クリスマスカードです。

 
花の写真を加工したカードです。


桜の花に切り抜きます。


これらは、フリーソフト PictBear で作りますが
相当、難しいので四苦八苦です。

私のパソコンには、すでにお絵かきソフトなど、2,3個も
入っていますので、使いこなすのが大変です。

自由自在に、パソコンで絵が描けたり、写真を加工できたら
いいなあと思って居ます。

切手の博物館のクリスマス

2007年12月18日 | Weblog
今日は、お天気も良かったので、切手の博物館へ
行って参りました。

サンタクロースの人形が、出迎えてくれました。

 
サンタさんが煙突から出るところです。


おやおや、サンタさんが煙突に入りました。


クリスマスツリーもありました。


『切手の博物館のクリスマス』案内状です。



クリスマス切手の展示場です。


今年のテーマは『クリスマスのご馳走』。
パイやケーキ、クッキー、それに飲み物いろいろ。
エックノック、シャンパンにワイン。フルーツ。
おかゆもあります。美味しそう。

それぞれの切手に丁寧な説明が付いています。
外国のクリスマスの祝い方が判ります。


切手の販売もあります。

私も、2,3枚買いました。



これは、その1枚です。1999年、オランダのクリスマス切手です。


そして、記念の小型印を押印しました。

今日の小型印の意匠はオレンジの日です。
ノルウェーのクリスマスには、クローブ24本を刺した
オレンジを準備して、毎日一本ずつ引き抜いてカウントダウン
する人もいるyそうです。この小型印はクローブを何本か
引き抜いています。

12月13日から25日まで、日替わりの
小型印が出ます。


展示を見終わって、1階ホールにでましたら、
童話切手部会のYさんにお会いしました。

昨年の3月からお会いしていないので、奇遇に
吃驚するやら、嬉しいやら。
ご一緒に、近くの「エスケースタンプ」にも行きました。

そこで、私はこんな切手を買いました。

フランスの美術切手です。モリゾ・ベルトの
『ゆりかご』です。娘ジュリー・マネをゆりかごで
あやしています。


これもフランスの美術切手で、『ユニコーン』です。

同じ趣味を持つ方との出会いは、いろいろな情報を
教えて戴けますし、励みになります。

目白の駅中の喫茶店でサンドウイッチを戴きながら、
Yさんとお話しました。参考になるお話をお聞きしました。

そして、目白駅で山手線外回りと内回りに別れて帰りました。

Yさんのお陰で、得ることが多い一日でした。
Yさん、ありがとうございます。
また、宜しくお願いします。



冬の庭

2007年12月16日 | Weblog
12月も半ばを過ぎ、木々の葉も大部分落ちてしまいました。
その中で、パンジーとキンセンカが、木の葉のお布団に包まれて
咲いています。


キンセンカです。


これは、西ドイツの社会福祉の切手です。1976年発行です。




青とピンクのパンジーです。


これも、西ドイツ社会福祉の切手です。上記、キンセンカと
同じ1976年発行です。

西ドイツやスイスでは、この時期、社会福祉や児童福祉の
寄付金付の美しい切手が沢山発行されています。

△ーー△ーー△ーー△ーー△ーー△ーー△

冬の花壇のお花さん達、寒さをぐっとこらえて、春の来る
のを待っています。

花々を植えて下さった自治会環境対策部のみなさん、
ありがとうございます。

その外、こんな花も。


水仙です。


ネリネです。

クリスマスも近いというのに、元気に咲いています。
私も元気で頑張りましょう。

フィンランドからのクリスマスメール

2007年12月15日 | Weblog
フィンランドから、クリスマスメールが届きました。


今年のクリスマスメールは手抜きではありませんでした。

サンタクロースが出発の準備をして、腕時計を見ています。
お手伝いのこびとのトントゥが、荷台に載せるプレゼント
を持って来ました。赤鼻のトナカイが見守っています。

そして、犬が骨をくわえてきました。犬にもプレゼントを
ということでしょう。
また、ねずみも・・・。

来年は東アジアでは、《ねずみ年》なのを知っているのかな?



封筒の裏面です。サンタクロースとトントゥが、大空に輝く
オーロラを見ています。



封筒の中の手紙です。
内容は「この地球上の全ての場所から、貧困、飢餓、環境破壊、
そしてそれらをもたらす戦いがなくなるように・・・。」という
趣旨が書かれています。

今、フィンランドは純白の世界でオーロラが降りそそいで
いることでしょう。

世界一、教育水準の高いフィンランドに敬意を表します。

南極の日

2007年12月14日 | Weblog
今日は、ノルウェーの探検家アムンゼンが,1911年に
人類で初めて南極点に到達した「南極の日」だそうです。
(NEC121newsより。)

南極探検については、イギリスのスコット隊とノルウェイの
アムンゼン隊が、南極点到達を競っていました。

結果的には、アムンゼン隊が、勝つのですが、スコット隊も
艱難辛苦の末に、アムンゼンに一ヶ月遅れで、南極に到達し
ます。そして、帰途、遭難して全員が凍死します。
映画《南極のスコット》をご覧になった方も多いと思います。

私は、高校生の時にこの映画を見ました。
全力を尽くしても、叶わぬこともあるのだという事を教え
られました。そして、スコットが可愛そうでなりません
でした。

日本の白瀬中尉も、同じ頃、南極探検に出発しました。
そして、1912年1月、南極圏へ到達しました。

アムンゼンとスコット、それに日本の南極探検家 白瀬中尉
の切手をアップします。


これは、1972年 モナコから発行されたアムンゼンの切手です。


これは、1972年 イギリスで発行されたスコットの切手です。


これは、1999年に発行された「日本の20世紀デザイン切手」
の中の1枚です。白瀬中尉を画いたマキシマム・カードです。

今、南極は「夏」で、氷点下6℃位だそうです。

ペンギンが卵を温めているでしょうね。




源氏物語 御法(みのり)

2007年12月13日 | Weblog
今日は、源氏物語の輪読会の日でした。

11年間、6人の皆さんと『源氏物語』を原文で読む会を
続けています。

今日は、とうとう「御法(みのり)」に入りました。
この巻は、丁度、四十巻目です。
源氏の最愛の人、紫の上が病篤く、ついには帰らぬ人と
なるという筋です。



これは、国宝の源氏物語・「御法(みのり)」の巻の原画です。
この原画は、五島美術館で所有しています。
アップした絵は、五島美術館で求めたテレホンカードです。




これは、上の原画を復元模写した絵です。
加藤純子さんの模写です。

これで見ると、源氏と紫の上が良く判ります。
右に紫の上が、脇息に寄りかかって、やっと
起き上がっています。別離の涙を袂でぬぐって
います。左に源氏が、やはり涙にくれています。

この時代の絵は、左に身分の高い人を書くのが
普通でした。この絵もセオリー通りですね。

秋の夕暮れ、源氏や明石の中宮と懐かしく
語るいち、紫の上の病状はにわかに急変し
翌朝、露のようにはかなく消え果てしまいます。

紫の上の亡き後、源氏はどうしたのでしょうか。

それは、この次の機会に、源氏物語をご紹介する時に
お話します。

今日は、これまで。



手抜き?

2007年12月12日 | Weblog
クリスマスメールが届く頃になりました。

フィンランドからのクリスマスメールですが、
2003年のカバーと2006年のカバーが殆んど同じでした。


これは、2003年のクリスマスメールのカバーです。



これは、2006年のクリスマスメールのカバーです。



切手も、2001年から、ずっと同じ切手です。
フィンランドからは、毎年、素敵なクリスマス切手が
発行されていますが、何故か同じ切手を使っています。

発注元の『サンタクロース・エンバシー』に電話しますと、
若い男性が出て、めんどくさそうに、
「フィンランド・ラップランド・ロヴァニエミから、
出されるサンタメールは、唯一これしかありません。」と
いうだけでした。

毎年、楽しみに、発注している人が居る事を忘れないで・・・。
同じものは、もういりません。

今年の、サンタメールはこれから届きます。

果たして、どんなサンタメールでしょうか?