Day by Day

Maybe tomorrow will be good for Sky-Walkers.

灘24

2023年07月05日 | 進学校の算数
「ある仕事をするための3種類の機械A、B、Cがある。その仕事は、Aを1台とBを1台同時に使えばちょうど35日で完成する。同じ仕事をAを1台とBを3台同時に使うとちょうど20日で完成し、Aを2台とCを5台同時に使うとちょうど14日で完成する。その仕事をA、B、Cを1台つず同時に使うと何日で完成するか。」2008


フムフム
① 35A + 35B = ② 20A + 60B = ③ 28A + 70C
が、その仕事を完成させるためのそれぞれの労力、能力あるいは合わせての仕事量であり、①と②と③は等しい。

とすると、まず、①と②より15Aと25Bが等しいことがわかり、Aの能力はBの5/3倍。
②と③のAに 5/3 B を代入すると、
100/3 B + 60B = 140/3 B + 70 Cとなり、
(計算記述は割愛するが、) 140B = 210Cである。
つまり、C は 2/3 B となる。

とすると、ABCの能力比は、
5/3 B (high spec)  :  B(mid spec)  :  2/3 B (economical spec) となり、5 : 3 : 2 である(もちろんジャパニーズイングリッシュで)

①のAを5、Bを3におきかえると合計は、35×5+35×3=280となる。もちろん、同様に②と③(Cを2に)でも合計は280となろう。
とすると、ABCの1日あたりの仕事量の合計は、5+3+2となり10なので、280の仕事を完成させるためには、28日必要だ(答え)。

灘問にしては簡単だったか。私、機械は、Bで十分。80点主義で60点で及第、CDでは落第の可能性あり、という哲学機械だ(笑)。
そこの完璧主義のアナタ、みんなが見てる前でそれをカミにかけて誓えるか(微笑)。

慶応15

2023年07月05日 | 進学校の算数
「現在、母は父より5歳若く、母の年齢は子の年齢の3と1/2倍です。3年後、父の年齢は子の年齢の3と1/3倍になります。現在の父の年齢を求めなさい。」2013

直観に願いましては、ひとまず、現在子は12歳を想定してみよか
とすると、現在母は、42歳や。
そして、3年後父は、50歳や。
アレ?直観が一発で的中した?
現在父は47歳やろ(答え)

数学的根拠?もうええって。仮説立てて微調整するのは私の勝手。仮説がそのまま当てはまったオモロイ例やな。小坊主に対する問いやから、だいたい10,12歳くらいやろ。12やったら3足しても3で割り切れるやん。GTーR ニスモや。

ーーーーー
ではでは、エンピツでカミに願いましては、
ものぐさにも、求める現在の父の年齢をX才とします

( X + 3 )÷ 10/3 -3  = ( X -5 )÷ 7/2

X = 47 (答え)

これであれば、911ターボだ。兎にかく愛おしい数式だ。私は数学、算数を愛する。

よろしく





慶応14

2023年07月05日 | 進学校の算数
「10円玉と50円玉と100円玉をそれぞれ何枚かずつ1つの袋の中に入れました。袋の中に入れた枚数の比はこの順に4:2:1で、金額の合計は2880円です。このとき、袋の中に入れた50円玉は何枚ですか?」2014

直観に願いましては、まず、60枚30枚15枚でいこか。
600円1500円1500円で3600。720円オーバーか。

細々に願いましては、120円300円300円。720円やな。
よっしゃ
10円玉60枚から12枚引いたれ!
10円玉48枚、50円玉は半分の24枚や(答え)


慶応13

2023年07月05日 | 進学校の算数
「長さ100mの電車が時速72㎞で進んでいます。この電車が長さ800mのトンネルに入り始めてから完全に出るまでに何秒かかりますか。」

類似した難しい設問をさんざやってきたな。復習がてらやってみようか。これも国語の問題だろう、正確(完全)に読めなくては話しにならない。と前置いては、設問中の電車の移動距離は、電車自身の長さも含めて900mだ。900mを時速72㎞通過するのに要する時間は、0.9 ÷ 72 で 9/720 時間。秒時間で問われているので、3600秒を掛けると、45秒(答え)。

平易そうで厄介だったでしょう。だが、こちらも先の設問もまさに難解慶応といわしめかつ実用的。単位の変換を問うことなど、社会での実践に適う良問だと考えざるを得ない。そして、これを解くのに1分かかってはダメだ。ピン高生で願いましては、慶応ボーイは必ず45秒以内でお願い。3分ではフォルクスワーゲンで落第(笑)

慶応12

2023年07月05日 | 進学校の算数
「縮尺25000分の1の地図上で60㎠の広さの土地は実際に何k㎡か。」

ああ、めんどうだが、やってみようか。

60㎠は、たとえば、6cmx10cmでしょう。
6cmを25000倍すると、 150000cm(1500mで1.5km)。
10cmを25000倍すると、250000cm(2500mで2.5km)。
掛け合わせると、3.75k㎡(答え)

老若男女問わず面倒で厄介だが、数学オリンピックの開催地神戸の灘では問われないだろう。