G.G.の徒然山遊録

岐阜各務原市周辺の低山の山行記録、折々の雑感、書評などの雑文を記し、山に関する情報を提供します。

栗栖遊歩道:桃山ルート・せせらぎルートを周回 ~愛知県・犬山市・栗栖の里山歩き~

2016-08-27 | 山行

8月23日(日)、快晴、猛暑
参加者:単独
累積標高差:約680 m
歩行距離:約8.4  km
所要時間:5:20(昼食50分を含む)
コース:野外活動センター(P)8:40→8:50栗栖神社→9:05桃山9:15→東山ルート分岐点→10:05
川平ルート分岐点10:20→栗栖鉱山跡10:30→川平ルート分岐点→第四展望台11:05→第五展望台11:20→
西山11:40→12:05西山休憩舎12:50→せせらぎルート分岐点13:00→(せせらぎルート)→14:00野外活動センター

GPSトラック:
青フラグは山行計画時に設定したウエイポイント(WP、通過点)である。

GPSトラック標高図:

 


(クリックで拡大)
山行リポート:
車にて木曽川左岸の犬山市野外活動センターの駐車場に駐車。身支度を整え栗栖集落に向かって出発。
■T字路を右折すると直ぐに栗栖神社があり、その脇に栗栖遊歩道の標識が立っている。

 
■栗栖神社の本殿は急斜面を登った山上にあり下からは見えないので参拝を略す。神社の前を過ぎると直ぐに雑木林の登山道となる。下草は茂っているが道を覆い隠すほどでない。「夏草や兵どもが夢の跡」の風情か。

■直に、桃山山頂に達する。標高は僅かに168mで、眺望も皆無であるが、標識が立派なのが可笑しい。
 
■東山ルートの分岐点に来る。この後もこのような標識が多数あり道迷いの心配はない。

■川平ルート分岐点に差し掛る。本日も猛暑で大量に発汗し、疲労度が大きく大休止する。

■分岐点で左折し栗栖鉱山跡へ向かう。鉱山跡の標識で右折し30 m位下降すると鉱山入り口に着く。
鉱山の説明書き看板もなく、歴史などは不明であるが、規模は小さく産業用として活用されたか疑問である。帰宅後、鉱山跡に付いてweb.で調べるも記事がない。僅かに坂祝村誌の目次に栗栖鉱山を発見。
 
川平分岐点まで戻り、天神山へ向かう。山頂は北西方が開けベンチもある。正面には明王山、城山の櫓が望めた。

■第四展望台に上がるも展望はなし。次の第五展望台は東方が開け、笠置山の秀峰が同定できた。

■一旦、鳩吹山塊の最高峰、西山(339m)に登ってから、50m位下り、登り返すと間もなく西山休憩舎である。猛暑の中のアップダウンはハードでヘロヘロになり、食欲が湧かず、15分位してから、やっと、お握り一個を食した。普段なら、昼食時間は30分であるが、体力が回復するまで45分も過ごした。
因みに、休憩舎の温度計は35℃であった。

■西山休憩舎を後に、石原登山口方面の縦走路を下り、せせらぎルート入口で右折し、せせらぎルートに入る。
 
■手入の行き届いた杉林の中の沢沿いの道を気持ち良く下って行く。途中、沢を4,5回渡渉し、約1時間で車道に降り立つと駐車場は直ぐである。

雑 感:
■7月の毎週末の天候不順と、8月の夏バテと夏風邪で2ヶ月以上山行から遠ざかっていた。計画では所要時間は4時間位を予定していたが、久し振りの山行に加えて、猛暑のため体力の消耗が激しく、5時間以上を費やしてしまった。真夏の低山歩きは避けるのが賢明であると言われているがその通りだったようである。
■本コースは登山道、標識も良く整備され、危険箇所もなく、静かな里山歩きが楽しめる。
■栗栖鉱山跡は荒れ果てた廃坑跡を想像していたが、期待は見事に裏切られてしまった。斜面の中腹に作られた小さな横穴に過ぎず、わざわざ見にゆく程の代物ではなかった。


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1 コメント

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Unknown (田村昭道)
2016-08-30 18:02:14
鳩吹山は、何年か前に栗栖から登りましたが、どんなルートだったか覚えていません。
谷へ降りてまた登った記憶があります。
天候に恵まれて眺望が素晴らしいですね。
お疲れ様でした。

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