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見沼自然公園の一角に、緑のリサイクルプラント

2012-06-08 | 農作業
blogのアクセツ分析をしていたら、こんな記事を見つけた。
見沼自然公園の一角に、緑のリサイクルプラント

http://www.komatsu-kenki.co.jp/garapagos/cases/refore/09.html

 埼玉県浦和市の見沼自然公園の一角に、
緑のリサイクルプラントがある。
1995年に(財)浦和市公園緑地協会から
業務を委託された株式会社緑栄が、
市内全域の公園、街路樹、
公共施設から出る剪定枝をリサイクルしているのである。

当初はチッパーシュレッダーでチップ化し、
公園内に敷きつめるマルチングに使っていたが、
肥料にすることはできないかと、試行錯誤が始まった。
そして、一次破砕でチップ化したものを二次破砕してオガ粉にし、
これに米ヌカ、発酵菌、水を加えて発酵育成するというシステムを作り上げた。


こうして開発されたのが「リサイクル・オガコ」。
もちろん、堆肥として使ってもいいが、消臭剤にもなるというすぐれものである。
現在は、各種イベントなどで市民に無料配布したり、
野球場やサッカー場の目土として使ったり、
樹木植栽客土に混合したりしている。
しかし、ひとつ問題が出てきた。
市内から集まる剪定枝は、年間3000m?という膨大な量になる。
現在のプラントでは、とても処理しきれない。
なんとか1日の処理量を上げなくてはならなくなったのである。
緑栄の堀江貞夫社長は、新たな破砕機の導入を計画した。



「とにかく、1日の処理量を上げたかったんです。
それでさまざまな機械を検討しましたが決めかねていた。
しかし、稼動性、安全性、部品調達、メンテナンスに不安が残りましてね。
どうしても導入に踏み切れなかったんです。
もちろん、コマツにリフォレという木材破砕機があることは知っていました。
でも、BR200T(重量:21.5t)だとうちのプラントには大きすぎるんです。
そうコマツの方にお話ししたら、
小型のリフォレを開発中だと言うじゃないですか。
それならば、小型が出るまで待とうということになったんです」

緑栄の緑のプラントには、
この4月からBR120Tが導入されることになっている。
BR120Tは、
今年2月から発売開始した新機種であるが、
機械を見て即導入にふみ切った。
剪定枝の100%堆肥化を目指す堀江社長にとっては、
心強い味方が登場するわけだ。
また、二次破砕用にハンマークラッシャの導入も決まった。
二次破砕することで、3~4ヵ月という短期間で堆肥化が可能になるという。



「BR120Tの導入で、生産量の大幅アップが見込め、
また自走式なのでプラント内での使い勝手が良いのではと期待しています。
機械の大きさもうちのプラントにぴったり。
今のところは100%堆肥化が第一目標ですが、
将来的には剪定枝の炭化も視野に入れています。
さらに、草の処理についても考えなくてはいけないと思っています。
少しでも環境循環型の社会に近づけるように、
これからも試行錯誤を続けていきます」


http://www.komatsu-kenki.co.jp/garapagos/cases/refore/09.html

浦和がさいたま市になる前の記事だが
緑のリサイクルプラントはこの春、3月で稼働を止めている。
東電の原発事故の影響による稼働を中止したと聞いている。

見沼田んぼ福祉農園は開園以来14年
この「緑のリサイクルプラント」から、堆肥の提供を受けてきた。
資源循環型農業を行っている見沼田んぼ福祉農園とって
緑のリサイクルプラントの稼働中止は痛手だ。


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