あれから1年。
せっかくの株になった木でしたが
なんかごちゃごちゃしてきたなぁとまた分けてしまいました。
昨年春の話ですが・・・。
おかげで元親はすっきりした姿になりました。
生まれたばかりの小さかった仔はすっかり一人前に近くなりましたし・・・。
柄や根の美しさをじっくり楽しむには目移りしないこれぐらいの株がちょうどよさそうです。
一方、分けた株の方はというと・・・。
パイナップル芽から大きくなったものですから根の張りが十分じゃなかったようで
木の勢いはイマイチです。
同じ場所に並べて置いてあるのですが
勢いがイマイチだと逆に柄はきれいに冴えるのですね。
柄が冴えている木も紺の強い木も元は同じということは
柄の冴え具合は木勢や環境の変化に作用されるのかもしれません。
柄が冴えた木を美しさのあまりつい入手したものの
夏を越せなかったとか超えたとか、そんな話も聞きますが
弱い木が更に弱って冴えた柄が下で暗まなくなったりすればちょっぴり危険信号。
以前、建国殿は丈夫だからどんなに柄が冴えても大丈夫とか言っていましたが
こんな傾向を見るといくらきれいでも入手は思いとどまるのが本筋かも。
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