富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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黒牡丹縞(C)

2012年10月08日 | 黒牡丹縞(C)
今朝の気温は+7℃。
初めて10℃を割り込みました。
でも蘭舎内は16℃。
暖房器具はまだ使っていませんからなかなかの保温力です。










あれから2ヶ月。
以前は白縞で墨が少なく大型に育つ木だったのですが
こうしてハデになってしまうと柄は黄味を帯びまるで金牡丹そっくり。
ただ、これも夏の間午後から日が陰る場所に置いていましたので
冴える一歩手前の緑を帯びた柄は金牡丹柄とはちょっと違うかなとも思っています。
仔が出る表側にまだ紺地が残っていますから黒牡丹の出る希望はありますが
肝心のポンポン出ていた仔が今年はさっぱり。
やはりもう少し日を採るべきなのでしょう。








昨年、同じタイミングで出た仔なのに
紺縞のあるほうが金牡丹柄より生育が遅いとは面白いことです。
大きいほうは墨っ気が抜けたためかもしれません。






今年1本だけ出た仔には紺縞が入っているもののこの程度では焼け石に水かも。






しかしながらこの仔が出た木には下葉まで暗まない柄がありますから
金牡丹的には超面白い柄になりそうかも。
ともかく、昔2度買って2度枯らし食わず嫌いになっていた金牡丹が
労せず棚に舞い降りたわけです。
しかも枯れる気配が微塵も感じられない木勢極上の木。
金牡丹になってしまって残念なんて言ったらバチが当たりそう。









ところで、今年は夏の天候のせいなのかポチポチとカイガラムシが目に付きます。
これも写真を撮って画像を拡大して見たら小さいのが4つほど付いていて撮り直しました。
さて、どこに付いているのかクイズです。・・・なんて
カイガラムシの若いのは透明でぺたっとしていて老眼鏡をかけてもなかなか見えません。
そこで蘭舎に入れる際、かえる君にはお引取り願ったことだし
久々に殺虫剤(マラソン)を散布してみました。
次の日、透明だったのが茶色に変色。
効いたようです。
殺虫、殺菌剤に頼らない木作りを心掛けてはいますが
こんな風に効果があると、たまには必要なのかなと思ってしまいます。

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