富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

伯青龍

2017年04月18日 | 縞物



あれから3年弱。
仔出しを促そうと一本ずつにしてから寄せ植えしてみたのですが
一鉢に10本とぎゅうぎゅう詰めでは増えようがありませんでした。
作落ちしないだけで御の字としたものです。

しかしこれでは本来の目標とはかけ離れていますから植え替えようと思ったのですが
新根が伸びてきちゃいまして時すでにお寿司・・・もとい遅し。
素立ちならまだ何とかできますが、こんな薮をバラして一鉢ずつにするのは困難です。

こんなのが十数鉢。
来春は必ず植え替えますので百鉢分のスペースを確保しなくては。








もちろん増そうとするモチベーションの源泉はあの剣龍狙いです。
百鉢もあれば数年に一本くらいは覆輪が生まれますので・・・。
ただしそれは普通に見られる縞物から移行したような覆輪です。
これを世の中では剣龍と呼んでいるのですが







このパターンは更に時が経つとこんな風になって
結局枯れることが多いものですから評価が伴わないのも頷けるところではあります。

そんな覆輪でも十本目かそれとも百本先かは運次第ですが
三光中斑で出ることがあったりします。

そんなのが出たらチャ~~~ンス。
そこからは何鉢でも増やせますから。

というような生きてるうちに出来るかどうかわからない
気の長いお遊びをしています。

そういえば画像の探し物をしていてこんなのを見つけました。
1枚目の画像に剣龍が並んでいます。
左奥の一鉢ぐらいは育ったかもしれませんがあとは全部だめになったんでしょう。
もちろん当時、三光中斑がどうとかは気付きもしていません。

それにしても富貴蘭を始めて20年でまだこの程度のレベルでしたが
あの頃は今以上に楽しかったんでしょうね。

ところで自分だけかと思ったらそんな遊び心にお付き合いくださる方が
先日のヤフオクにはたくさんいて大変心強く思っている次第です。

普通、あれだけ評価していただけたらイケイケどんどんと出品するのが人というものですが
別にタダになっても手元に置いておきたいという困ったちゃんです。
バカなんでしょうね。
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