富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
画像はクリックで拡大できます。

建国宝

2015年05月17日 | 建国宝



あれから11ヶ月。
天葉の柄はまだ冴える気配のみで今の見所は根だけです。






しかしその根色は濃いルビーとまではいかずまだ少し薄いまま。
というのもウチの蘭舎は屋根も側もポリカの複層パネルで内側にはポリカの波板を張っています。
そのポリカは紫外線をカットしますから蘭舎内の紫外線はほぼゼロのはず。

紫外線を浴びると植物内に活性酸素が発生し
それを無毒化するためにアントシアニンなど出たりしますが
ルビー根系の根色が薄かったり大江丸縞に紅が乗らなかったりしますので
やはり紫外線は入ってこないものと考えています。
つまりはストレスフリー。
余計なことにエネルギーを使わなくてすみますから生育面ではご機嫌かも。
ただ、通年これでは軟弱に育ちそうで5月下旬には外棚に出すことにしています。
そして外に出せば当然ながら根色は更に冴え濃く変身します。
当然といいましたが以前はこのからくりがわからず心配したものでした。








あの時の割り仔も柄の冴えはこれから。
植え替えたばかりの鉢は乾きが良すぎるのか葉に皺寄ってますが






根っこはたくさん出てますから直に収まるでしょう。

ピートモス植えとはいえ使う量とか混ぜ込む木炭粒の割合、
植え方など不確定要素が多すぎます。
どっかにスイートスポットがあるはずといろいろ条件を変え試してはおりますが・・・。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建国の月 | トップ | 錦紺冠 »
最新の画像もっと見る