富貴蘭と戯れる日々

富貴蘭の生長記録です。
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建国殿変わり柄

2011年03月02日 | 建国冠
パソコンの調子がちょっと変かなあという感じでしたので
壊れる前にとネットで安いのを買ってみました。
性能は申し分なかったのですが・・・OS無し。
ここから始めるのはパソコン初心者には無謀かも~。
ハードルが高そうです。

無謀といえばオクで建国殿や黒牡丹を入手するのも同じようなものかと。
最低限、品種の特徴が合っていなければいけませんがそれすら・・・。
昔の本などには簡単に書いてありますが詳しい写真が無いし
このブログなどには画像はたくさんあっても言葉が不親切。
言葉で表現するのは難しいということもありますが
たまにはそういうことも書かなくてはと気付きました。

建国殿の特徴ですが、まず濃い泥が軸元にべたっと集まります。
色が薄かったり境界が滲んだりすることはありません。
羆など柄が派手になればそれが奥に引っ込み青軸っぽく見えたりもします。
付け付近までぱらぱらっと散るのは獅子王錦や貫雪、伯青竜、司光殿、西出青、朝日殿など他の品種です。
墨を流すのも特徴のひとつですが、育てていると一時的に墨の無い建国殿もたくさん出来ますし
他の品種でも墨を流すのは多くありますからそれだけ頼りにするのはちょっとといった感じです。
と、文章にすると自分でも訳がわからなくなります。
やはりたくさんの実物を手に取って通年見させてもらうしかないのでしょう。
でも、私のように地方に住んでいて、専門店も近くにないとそれも無理かも。
そして訳がわからないのに拍車をかけているのが実生です。
多分、建国殿には実生がたくさん混じっているはずで
しかも親木になれば柄の無いのは区別も出来ませんから、
自分ではしばらく前から建国殿は買わなくなりました。





ということでだいぶ前からあるいつもの建国殿です。
あれから半作。
今は葉淵に縞だけといった感じです。
良くある柄ですが性質まで丈夫な建国殿と同じかと思ったら大間違い。
痛い目にあっています。
親木に付けていても仔の下葉がぱらぱら落ちました。
時折パッときれいな柄が出るし、根が全てルビーで出るから弱いのでしょう。





こちらはこれなら大丈夫だろうと仔を抱いてから分けたのですが
その仔は影も形もありません。






はっきりとした覆輪柄は現状維持。
思えばこれも早割りし過ぎで危ないところでした。





そしてこちらはあの時の葉落ちしたもの。
あきらめていましたが何とか生き残っています。

趣味で育てる分にはハラハラ感満点の面白い木ですが
業者さんだったら速攻売ってしまいたいでしょうね。

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