小学生のころ、釣りに夢中になりました。特に一人で布野川で釣りにいくのを許してもらうようになってからは、中学校3年生まで、100回以上は、川で釣りをしたでしょうか。おそらく、わたしほど、布野川で、ハエ(カワムツ)を釣った人はいないと思います。昔ほど魚影は濃かったのですが、釣りをするということは、仕事を休むということになるので、戦前などでは、釣りをしている子供は、親におこられていたと聞いたことがあります。
さて、ドロバエは、小さい谷でもたくさんいたので、低学年から、楽しめました。エサもなんでもよく、道具も短いものでいいので、手軽にいけました。
さて、そのドロバエですが、正式和名はタカハヤです。当時は、ドロバエという名前から、きたないところに生息しているから、そういう名前がついていて、ハエより格段に下扱いにしていました。食べたことも1回くらいしかないのかもしれません。
ところが、大人になって、画像のもとの広島県の淡水魚・比婆科学教育振興会編・中国新聞社発行の図鑑を読んでびっくりしました。上流域の谷川や細流を生息域としているとあります。けっして、汚い川に生息しているというわけではないのです。ハエよりきれいなところにいるようです。ドロバエがいるということは、それなりに川がきれいに保たれているということなのでしょうか。考えをあらためました。
その本のにある、川魚の方言です。
海の魚でも、その地方の方言は今でも残っています。よその市場にいって、名前がまったく知らない魚でも、見れば、あれだなあというのは、よくあります。この前、ババアという魚を久しぶりにいただきました。その魚も和名があるのですが、ババアという名前のほうが、認識され、インパクトがあるので、そのままで、流通しているようです。
ババアは、唐揚げで食べましたが、今なら、ドロバエもカラアゲにすれば、それなりにおいしくいただけるのかもしれません。
Tさんは布野川釣りのスペシャリストなんですねー
私がウナギ釣りをしていた小さい頃に、もしかしたら同級生のK谷さんと一緒にウナギ釣をしていませんでしたか?布野川の町上の堤防下に向かって右手側面に数個の小さな穴があって、k谷電器店の子供さん達がそこでウナギを度々吊り上げていると噂で聞いたことがあり、ライバル心を燃やした記憶があます。妄想かもしれませんがTさんと私は半世紀以上前にウナギ釣りのライバルだったのかもしれませんね。^_^ Tさんがどなたか未だわかりませんが帰省のおりの楽しみに取っておきます。