2月最後の日、暖かい早春の日になりました。
山際で、咲いていたこの花。名前が思い出せません。ユリワサビに似ている花です。アブラナ科の花だともわかっています、それなのに、毎年この時期になると名前を忘れてしまうのです。困ったものです。調べてのは、布野の野の花と鳥という合併前にでた本です。ここに載せていました。載せていたというのも、この本の野の花部門は、ほとんど私が担当したものですから。
名前は、スズシロソウです。スズシロというのは、春の七草にでてくる花で、ダイコンの古語です。アブラナ科の白い花ですから、似ています。
ただし、ダイコンソウというのもあって、こんがらがります。
スズシロソウは、アブラナ科ではありますが、宿根草で、ヤマハタザオという属にあるようです。花だけみれば、4弁でアブラナ科とわかります。地面をはっている草です。