先日は 捕獲した猫の病院への搬送ボラでした。
1匹目は 写真撮ろうと思ったら
箱の中・・・でした。(^0^)
十文字に縛られてました。 ミケさんでしたよ。
2匹めは
パチ と呼ばれる 繁華街の老猫。♂
どちらの依頼者も 元は 私にTNRの依頼をしてこられて知り合った方たちです。
その方の口コミから ご近所の方もTNRを頼みに来られ 今回は そのご町内の方が自力でつかまえて、
搬送だけを頼まれました。
こんな風に はじめはどうしていいかわからなかった野良猫対策も ちょっとのお手伝いから
少しずつ みんなが自分でやる。
出来ないことだけ誰かに頼む。
そんな風になって行ってくれているみたいで、とても素晴らしいことだと思います。
野良猫には手術をする。
これが当たり前の「ご町内」 になってください。
お金を出したくなくて 責任のなすり合いや 無関係を装う人たちの「ご町内」が多い中、
ホントに嬉しいことでした。
そして 箱の中のミケさんは 捕まえた方が頑張って「おうち猫」にしてくださるそうです。
パチの方は 歯が全くなく かなりよわって 首には噛まれ傷・・・という痛々しい状態で、
このまま放すのはどうか、と思っていたら 保護を申し出て下さる方がいらっしゃいました。
この子にも 幸せな余生が約束されますよう 祈っています。
捕獲したえさやりさんが 「この子は外の方が幸せ」といっているとか・・・。
外の方が幸せな猫なんていません。
若くて元気で 毎日きちんとご飯や水がもらえる間はしあわせに見えるかもしれませんが
それは 本当にその一瞬のこと。
ノラに明日は保証されません。
病気になっても 治してはもらえません。
死ななくても良い理由で 次々命を落としていきます。
ノラは お腹を出して眠ることはありません。
ぐっすりと安心して眠れる日はありません。
公園周辺の ツリちゃんの(手前) 私が見た最後の姿です。
大好きな黒君に寄り添うようにえさ場に来たけれど もう 食べることは出来ませんでした・・・。
この数日後 肉球家族さんにみとられて たった数日だけ「おうち猫」となって 旅立っていきました。
外が幸せなノラ猫なんていません!
この悲しくて辛い現実を 世の中のえさやりさんは どれだけ理解しているでしょうか