monologue
夜明けに向けて
 



カリフォルニアサンシャインagainその45
***********************************
ある時、わたしのエンターテイナーの相棒中島茂男がしばらくサンフランシスコに行くと言い出した。わたしはわずかばかりの餞別を渡し見送った。
それから仕事は振り出しに戻った。アコースティックギターにギターマイクをつけてひとりでエンターティナーの仕事をこなした。
そのうちラテンギター、ジャズギター、女性ピアノという変則的な編成のバンドのベース兼ヴォーカルを頼まれた。ロックも演歌も歌謡曲もラテンインストルメンタルもなんでもありだった。とにかく譜面をたくさんコピーしてきてなんでもやれるようにまわりもちでだれかの家に集まって練習した。のど自慢などの出場者のバック演奏も譜面通りではなくその人のキーにあわせてすぐ弾けなければいけない。審査の間にはわたしはゲストのプロとして演歌の「与作」を歌ってみせたりした。わたしの家の裏庭で日曜に機材を使用してみんなで稽古していると裏の長屋のメキシカンや黒人住民が石を投げ込んできた。休みの日にうるさいと腹が立ったのだろう。とはいえ、とにかく歌を歌って暮らせるのだからそれはわたしにとって幸せな日々だった。それは幼い頃からの望みだったのだから。 
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


naniga  


こんなことがあった。
アメリカの日系企業のある社員が日本で仕事することになって埼玉県川口市に新築の家を建てた。そしてアメリカから家財道具が届いて運び込んでいるとき、会社からサンフランシスコ転勤命令が届いた。結局新築の家に一日も住むことなく、かれはその家を貸家にする手続きをしてサンフランシスコに赴任した。それからしばらくして今度はロサンジェルスに転勤したのである。
そのころ、わたしはロスアンジェルスから日本に帰って日本での活動のために一時的に住む家を首都圏に探していた。すると、埼玉県川口市戸塚に新築のきれいな家が二年契約で出ていたのだった。それで二年ほどなら丁度良いと思って契約したのである。その家にはまだ電灯もなにもついていなくて人が住んだ気配がなかった。まるでわたしたちのために用意してあったようだった。なんだかわたしたちのうしろでだれかがひょいとわたしたちを人形のように入れ替えたとしか思えない。そして、わたしの息子は19才でアメリカに留学してその後アメリカ市民としてロサンジェルスで暮らしたのだった。見えないところでなにがあったのだろうか。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


最終  


ローグ〕
       地には這いずりまわる者の音が満ち、
       天には炎が満ちる。
       オメガはアルファであり、点であり線であることを
       その黄金の火柱の中に、人々は見いだすだろう。
       自分たちの望み、願うものがこの中にあるのかを
       翼を切り取られた者たちは、考えるだろう。
       火を吹く楕円には解答は無い。
       線を描く卵にも、解答は無い。
       解答は地を這う者の中にある。
       現実と呼んでいる夢の中から、砂金を探すように目を凝らし
       耳を澄まし、声を大にして探せ。
       これより先に舟を見つける手だては無い。
アリオン「赤い月の形としての物語」より
*****************
「オメガはアルファであり、点であり線であることをその黄金の火柱の中に、人々は見いだすだろう。」
黄金の火柱の示唆するものは原子力を使用した発電や核兵器その他の人類や生物すべてを絶滅に導くものの火柱。
天災による事故や戦争などで黄金の火柱があがり地球は終わる、それがオメガ。そしてそれがアルファすなわち、始まり。
アリオンは原子力その他の核技術を用いた最終兵器による人類の自殺を思いとどめようと警鐘を鳴らしているのだ。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




             〔エピローグ〕
       地には這いずりまわる者の音が満ち、
       天には炎が満ちる。
       オメガはアルファであり、点であり線であることを
       その黄金の火柱の中に、人々は見いだすだろう。
       自分たちの望み、願うものがこの中にあるのかを
       翼を切り取られた者たちは、考えるだろう。
       火を吹く楕円には解答は無い。
       線を描く卵にも、解答は無い。
       解答は地を這う者の中にある。
       現実と呼んでいる夢の中から、砂金を探すように目を凝らし
       耳を澄まし、声を大にして探せ。
       これより先に舟を見つける手だては無い。
アリオン「赤い月の形としての物語」より
*********************************************

「現実と呼んでいる夢の中から、砂金を探すように目を凝らし」の
 現実に目を凝らすと「現実」とは王(タマ)がヒトアシに目をのっけて見ている実であることがわかる。
すなわち、われわれの霊(たま)が人としてこの世に降りて見ている夢なのだ。
「耳を澄まし、声を大にして探せ。」の 耳を澄ましてで思い浮かぶ字は「聖」だが。この字は耳と呈がくっついている。
その「呈」はよく通ることで神の声が耳によく通る人のことを聖という。
そして、「耳を澄まし、声を大にして探せ。」の「声は「聲」の略字なので「聲」を大きくしてよく見ると、声と耳とハと又の組み合わせであることがわかる。
聖(せい、しょう)と同じ音の聲(せい、しょう)はそれぞれ通じるものがあるのだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


live  


〔エピローグ〕
       地には這いずりまわる者の音が満ち、
       天には炎が満ちる。
       オメガはアルファであり、点であり線であることを
       その黄金の火柱の中に、人々は見いだすだろう。
       自分たちの望み、願うものがこの中にあるのかを
       翼を切り取られた者たちは、考えるだろう。
       火を吹く楕円には解答は無い。
       線を描く卵にも、解答は無い。
       解答は地を這う者の中にある。
       現実と呼んでいる夢の中から、砂金を探すように目を凝らし
       耳を澄まし、声を大にして探せ。
       これより先に舟を見つける手だては無い。
           
       「赤い月の形としての物語」より

*******************************************************************************
「耳を澄まし、声を大にして探せ。」という部分がこの預言詩の核のようである。
声を大にすれば「聲」で「殸(けい)」と「耳」で「殸」は石板をぶらさげてたたき音を出す楽器、
この「エピローグ」の詩句は宇宙の始まりから絶滅再生までを描いたSFのアルバム「PROCESS」と関連しているようである。
石板をぶらさげてたたき音を出す楽器、「殸(けい)」と「耳」の部分は宮下フミオが
1981年1月18日(日)ロスアンジェルスのジャズクラブ『処女航海(MAIDEN VOYAGE)』においてこのアルバムのライヴコンサートで「嵐」という曲の演奏で中国銅鑼その他の打楽器を叩いて舞い踊り演じた。
「殸」は 「手に木のつえを持つ」象形で「打つ・叩(たた)く」の意味)「耳を澄まし、声を」という句は「聲」をそのまま示しているのである。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




〔エピローグ〕
       地には這いずりまわる者の音が満ち、
       天には炎が満ちる。
       オメガはアルファであり、点であり線であることを
       その黄金の火柱の中に、人々は見いだすだろう。
       自分たちの望み、願うものがこの中にあるのかを
       翼を切り取られた者たちは、考えるだろう。
       火を吹く楕円には解答は無い。
       線を描く卵にも、解答は無い。
       解答は地を這う者の中にある。
       現実と呼んでいる夢の中から、砂金を探すように目を凝らし
       耳を澄まし、声を大にして探せ。
       これより先に舟を見つける手だては無い。
赤い月の形としての物語」より
*******************************************************************************

この預言詩のエピローグの「線を描く卵」はマザー・グースのなぞなぞ歌「ハンプティー・ダンプティー」を踏まえている。

「Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
couldn't put Humpty together again.」


「塀の上に腰かけていたハンプティー・ダンプティーがころげ落ち王さまの馬と家来が馳せ参じて手をつくしたがもとにもどせなかった。」さて「ハンプティー・ダンプティー」とはなにでしょうというなぞなぞ。
その答えはハンプティー・ダンプティーとは卵のことだったのである。
すなわちエネルギーの「金の卵」であったはずの原発も塀の上に腰かけていたが線を描いて落ちてつぶれてしまった。もう修復はできない。人々が望み、願うものの解答はこの原子力発電の中にはないということ。解答は地を這う者、すなわちわたしたち人類の中にあるのだ。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


太陽  


      銀色の 娘は、その形をもって判断する。
      血と水を分ける。
      鉛と銀を分ける。
      風を空気から、分ける。
      石を岩から散り出
      そして、太陽の下へと帰るだろう。
****************************************************************

      「そして、太陽の下へと帰るだろう。」という句は様々なことがあって最終的には太陽の下へと帰るということで希望の句。
1969年のヒットナンバー.、フィフス・ディメンション のアクエリアス(輝く星座)を思い出す。この歌は星座の回転による時代の推移で現在の水瓶座の時代のあとの太陽の輝く時代を謳っている。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


sound  



SOUND とこの部屋の仲間へ
    *

  いましいます、ありとしありて 
  ゆめ を はむ もの 
  かいなる もの は、かい として 
 さらなる うまち を あつめむとす 
 かすたりて みすみ を しょうく し
 ほしみ は、ほし を
  ちもり は、ち を
  くうなる そは、くうへ
  あやまてる、れきし
  あやまてる、たみ を うむ

  かくや、すきさりし えいか
  なに を もとめむ

 
    **

 流河に何を見出すや?
 崩石に何を思わんや?

 轟く大地は何を生む?
 囁く風は何を置く?
 
 溶ける、溶けてゆく。
 流血の歴史。
 涙の歴史。


   ***

 月の娘は、皿を割った
 木星王は嘆いた
 赤い目をした大地の子供は笑った

 夢魔は去った
 だが夢も去った

 鎖で繋がれた巨人は
 大地の重みに堪えかねて
 自らの踵を噛んだ
 
  灰色の陰は大鷲の老いを示す
  飛び石の向こうには、
  約束された緑の大地は無い
 
  私は言葉を切り揃えはしない。
  私は音を大事にする。
  私は木の葉擦れの間で息をしよう。

  人よ、人であれ。
  他人の水晶を覗いて、
  嘆くのは止めよ。

ARIONの詩編(SOUND とこの部屋の仲間へ)より
***********************************************************************************
 これはわたしがニフテイの世紀末フォーラムにおいてSOUND というハンドルネームで預言解読に携わっていた頃、
1996年5月23日に宇宙神霊ARIONが発した預言詩「SOUND とこの部屋の仲間へ」の全体である。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


  



     4
      銀色の娘は、その形をもって判断する。
      血と水を分ける。
      鉛と銀を分ける。
      風を空気から、分ける。
      石を岩から散り出す。
      そして、太陽の下へと帰るだろう。
アリオン「赤い月の形としての物語」より
***************************************************
      「石を岩から散り出す。」という句は
山の下の石(意思)を取り出すということで
ARIONの詩編「SOUND とこの部屋の仲間へ」にあった
「崩石に何を思わんや?」という詩句と連携している
*********************************************************
「崩」は解字すれば「山の下に月月」ではじめの月を日月(ひふみ)神示のように「ふみ」と読めば、
「山の下のふみ」そしてもうひとつの月は山王であり月読であるニギハヤヒのことのようだ。
崩」をクズ霊と読めば長野県戸隠(とがくし)神社の九頭龍大神。石は意志と思える。
まとめるとARIONが「山下ふみ」つまりわたし(yamashita fumio)に、ニギハヤヒ九頭龍大神の意志に何を思わんや?
と尋ねているようである。
わたしの仲間、宮下フミオ(miyashita fumio)は米国から日本に帰って活動拠点を定める時、奈良の天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)の宮司に相談すると、裏天河に当たる長野県戸隠を拠点にすることを勧められた。それで戸隠神社で地主神である九頭龍大神に参詣してから活動を始めたのであった。丹波哲郎の映画「大霊界」やヒーリングミュージック「眠りのコンサート」など様々な音楽活動を推進した。そんなことを思い出す。宮下フミオもまた可き人であったのだろう。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


  


     4
      銀色の娘は、その形をもって判断する。
      血と水を分ける。
      鉛と銀を分ける。
      風を空気から、分ける。
      石を岩から散り出す。
      そして、太陽の下へと帰るだろう。
アリオン「赤い月の形としての物語」より
*****************************************************
 
 「風を空気から、分ける。」
「空」を分解するとウカンムリと中身の八とエで「ハウエ」空気とは「ハウエ」の気
風とは空気の子なので親と子を分けるということになるようだ。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


  


  4
      銀色の娘は、その形をもって判断する。
      血と水を分ける。
      鉛と銀を分ける。
      風を空気から、分ける。
      石を岩から散り出す。
      そして、太陽の下へと帰るだろう。
アリオン「赤い月の形としての物語」より
*****************************************************
銀色の娘とは艮の金神と呼ばれた素戔嗚の後継者「ニギハヤヒ」。
かれは 「鉛と銀を分ける。」
「鉛と銀」の篇「金」を溶かして、八口と艮(ウシトラ)とを分ける。
八の数霊の出雲族の長スサノオは艮の金神とされて怖れられたが八の数の出雲とその押し込められていた艮(ウシトラ)を分けることによって出雲は日本のすべてを統括することになるのである。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


判断  



     4
      銀色の娘は、その形をもって判断する。
      血と水を分ける。
      鉛と銀を分ける。
      風を空気から、分ける。
      石を岩から散り出す。
      そして、太陽の下へと帰るだろう。
*****************************************************

「判断」は半分に断つこと。
 「血と水を分ける。」
血と水を分ける前の元の語は洫(きょく)(みぞ)田間の水路のこと。
それは水を血の形の水路に通したもののことである。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


嘆く  


 「さて」と娘は話す。
      「私は何処に着くのでしょう」
      そう、娘の舟は月の影を回り、そしてヴィナスの夢を見る。
      大いなる「海王」と、大いなる「眠りの王」との
      楕円の舞踏会では、「火の王」と「木の王」とが密談を交わす。
      ひとり外れて「土の王」が嘆く。
      「水の王」は娘のために舟を出す。

「赤い月の形としての物語」より
**************************************************
地球意識は「さて、私は可キ人の処に着くのでしょう」と話す。
    地球意識の舟は月の影を回り、そして美の女神(勝利する主)の夢を見る。
     アトランティス文明の構築者、ポセイドーン意識と(眠りの王プルトー)との「太陽系の楕円公転)では、「火の王」(火星軍神マルス)と「気候神ジュピター)とが密かに相談を交わす。つまり軍神は戦争を起こし、気候神は気候変動を起こそうとするのでヤウエは嘆く。
現在の世界に当てはめればマルスの関与する戦争についてみればロシアはウクライナと争い、パレスチナガザは戦場になった。
ジュピター」の関与する気候の面では温暖化や地殻変動で地球が悲鳴を上げている。創造主が嘆くのが当然と思える。
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




「さて」と娘は話す。
私は何処に着くのでしょう
      そう、娘の舟は月の影を回り、そしてヴィナスの夢を見る。
      大いなる「海王」と、大いなる「眠りの王」との
      楕円の舞踏会では、「火の王」と「木の王」とが密談を交わす。
      ひとり外れて「土の王」が嘆く。
      「水の王」は娘のために舟を出す。
「赤い月の形としての物語」より
**************************************************
これまでの解読を踏まえてこの太陽系についての詩句の部分を以下にまとめてみる。

「さて」と地球は話す。
      「私は可キ人の処に着くのでしょう」
      そう、地球の舟は月の影を回り、そして金星ヴィナス(勝利する主)の夢を見る。
      大いなる「海王」(ポセイドーン)と、大いなる「眠りの王(冥王プルトー)との「楕円の舞踏会」(太陽系の公転)では、「火の王」(火星)と「木の王」(木星)とが創造主「ヤウエ」のことを密かに批判を交わす。
そして、土星(ヤウエ)がひとり外れて嘆く。」
**********************
fumio

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


ママ  


宇宙創世叙事詩エヌマ・エリシュの登場キャラ名で読み進むと
海王星エアと冥王の楕円回転ダンスパーテイで「火星ラフム」と「木星キシャール」とが密談を交わす。
      ひとり外れて「土星アンシャール」が嘆く。
生命の源「水星ムンム」は娘のために舟を出す。
******************************************************
生命の源「水星ムンム」(Mummu)を発音すればマムやママとなって母を意味することがわかる。生命の源、そのもの。
火星ラフム」はフラムと読めば火で「木星キシャール」は木「木シャール」

密談は「密談」を解けば密が「蜜」でないことに注意。似ていても秘めているものが大きく違う。「密」は「ウ冠に必にヤマ」この文字は創造主「ヤウエ」を内に秘めているので使用しているのである。
そして、土星(Anshar)を預言解読的にぐるぐる色々入れ替えればスナがみえてくる。
スナとは主名の星ということで主の名はヤハウエなので
「ヤウエがひとり外れて嘆く。」ということになるのだ。ずいぶん力技の無茶な読みのようだが合っているようである。
ここまでくれば娘の舟とは、太陽系3惑星地球を示唆することが見えてくるだろう。
fumio


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ