久しぶりに江差方面へ行ってみました。
住んでいた間に紹介していなかった場所を二箇所ほど紹介します。
まずこの建物は、江差の町を見下ろす坂の途中にある「旧檜山爾志郡役所庁舎」。
元々この場所には、1678年に松前藩がヒノキアスナロの伐採管理のために設置した奉行所があり、その後、1887年に郡役所として現在の建物が建設されました。
1992年には、道内で唯一現存する郡役所として道指定有形文化財となり、1996年から1997年にかけて、創建当時の姿に復すべく保存修理が行われ、現在は郷土資料館として活用されています。
その建物の前に、大きな松があります。
住んでいた頃から何度もこの坂を通っていて、目には入っていたと思うんだけど、全く気にせず通り過ぎていました。
さて、一体どんないわれがあるのでしょう・・・。
そんないわれがあったにも関わらず気付いていなかったなんて・・・と後悔しましたが、よく見ると、この表示板が建てられたのは平成25年(2013年)。私が住んでいた二年間のうちの後半でした。
でもね、この坂は本当に何度も歩いたので、今のように、町歩きをしていて気になったものに目を止めて、それが何であるかを調べたりしていたら・・・と思うと、やっぱり後悔かな。
まあでも、四年経ったとはいえこうして紹介することができたからよしとしましょう。
沈没した「開陽丸」についてはこちらをご覧いただくとして、復元されている開陽丸のある方角に向けて、土方歳三の目線になったつもりで撮ってみました。