北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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警報のあり方

2017-08-23 21:10:31 | 日々のもろもろ
明日の道南地方は午後から大雨の予報。
特に函館周辺は降り出しからの雨量が100ミリ近くなるとの予報もあるので、何事もないことを祈ってます。

だからってわけじゃないけど、今日はちょっと気象に関する話題。








これは、約二十年前に録画した番組の放送中に流れた気象警報のテロップ。
当時は何気なく見ていたと思うのだけど、このテロップは、今見ると違和感を覚える。
どういうことかと言うと、「全域」と言うのはそのとおり地域全体ということなんだけど、渡島地方と檜山地方は、確かに三方を海に囲まれているけれど、実は海に面していない町だってあるわけで、そういう町も含めて「全域に波浪警報」というのは、本州でいえば、「長野県に波浪警報」(他にも埼玉県や群馬県、奈良県など)というのと同じくらいおかしな話しだと、今は思う。

そういう意見があったのかどうかはわからないけど、予報の精度が向上している現在はこんな感じではなく、市町村単位で警報や注意報を発令するのが当たり前になった。
例えばこちらをご覧ください。海に面していない自治体は、海に関する警報注意報の欄に斜線が引いてあるでしょ。
細かいことを気にしない人にとっては別に何とも思わないようなことなのかもしれないけれど、こういう発令の仕方が当たり前になった今、写真のような発令の仕方を見ると、大いに違和感を覚えてしまうのでありました。
全国ニュースの天気予報なら、多少ざっくりというか一括りにしちゃうのはやむを得ない部分もあるけれど、地方限定の予報だったら、今のように細かく発令する方がいいと(少なくとも私は)思います。
コメント
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