北の風に吹かれて~独り漫遊記~

町歩きを中心に、日々の出来事を綴ります。 
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首都の玄関口

2017-01-23 19:53:26 | 道外旅行記






日本の首都、東京の玄関口である東京駅。
上京すると必ずと言っていいほど利用しているけれど、いつもは八重洲口ばかりなので、たまには丸の内口もと思って行ってみました。
(嘘です。本当は、「ブラタモリ」で紹介されていたことに感化されたため。)





1890年(明治23年)、広大な野原だった現在地に駅舎建設の命令が下され、「近代建築の父」と呼ばれた辰野金吾の設計により、1908年(明治41年)3月から約六年半の歳月をかけて建築が進められ、1914年(大正3年)12月20日、東京駅が誕生しました。
1923年(大正12年)の関東大震災でもほぼ無傷で、その堅牢さを実証する形となりましたが、第二次大戦の空襲により、自慢のドーム屋根が破壊、焼失してしまいました。
その後は、1947年(昭和22年)3月に丸の内駅舎が再建され、翌年には八重洲新駅舎が竣工。やがて1964年(昭和39年)の東海道新幹線開業と、日本の高度成長を支える存在となり、2003年(平成15年)の重要文化財指定を経て、2007年(平成19年)に復元工事が着手され、2012年10月1日に、創建時の姿が甦ることとなりました。





丸の内口と言えば、象徴的なのが、このドーム屋根の空間。
北口と南口で同じような構造になっています。





まずは北口の様子から。
一日平均で約500,000人が利用すると言われる大きな駅。
平日の日中でも、この人の波となっています。











こちらは南口。





若干ぼけてしまってまいすみません。
復元工事の際、1階~2階は新たに再設計され、3階部分のレリーフは、オリジナルに復元され、東京駅の象徴となっています。

本来であれば、この後、「東京ステーションギャラリー」という場所に寄ってみたかったのですが、展示物の入れ替え時期に当たってしまい、観ることができませんでした。次回上京時に、必ず立ち寄りたいと思います。
コメント
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