大相撲はもめにもめましたが栃ノ心が平幕優勝しました。ヴァージニア出身ということはアメリカ人なのでしょうか。久しぶりに鍛え抜かれた,稽古熱心の象徴肩に盛り上がる筋肉、いわゆる見事なランドセルを見ることが出来ました。
千代の富士、貴乃花の全盛時代はこのランドセルに思わず見惚れたものです。相撲ほど病人だらけのスポーツはありません。出てくる力士ほとんどが、体に絆創膏やテーピングした、見るからに痛々しい姿をさらします。年6場所はやはり多すぎるかもしれません。
しかし栃ノ心の優勝は一服の清涼剤でした。相撲取りがちゃんと日本語を習得し、相撲に対する尊敬と誇りを持っていることに、相撲は日本の良き姿の体現だといつも思っています。モンゴル人はその国柄の持つ体質は、日本的ではないかと思いますが、日本に対する同化しようとするその精神は私には伝わってきます。
さて、オリンピック・パラリンピックは、すっかり舞い上がってしまったムン大統領には、北朝鮮を如何遇するかしか頭にないようで、周りで見ていて痛々しい限りですが、本人は分かっているのか知らないのか嬉々としてはしゃいでいます。
27日、韓国での全日程を終え北朝鮮に戻る、北朝鮮代表団先発隊のユン・ヨンボク体育省副局長。記者団の質問に笑顔を浮かべた=ソウル北方の都羅山(共同)
図々しいと言えば北朝鮮は俺たちの費用は韓国がすべて持つのが当たり前だという姿勢で、やはりその通りになるのでしょう。今年の日本は寒波が襲ってきて、寒い日が続いていますが、北朝鮮の寒さはこんなものではないでしょう。燃やす薪もない、もちろん灯油などない、昔のチャイナのような綿入れの。着ぶくれした姿で何とかしのごうとしているのでしょう。
しかし生き延びればもうけものと言った北朝鮮は食糧難にも苦しんでいると聞いています。なぜこういう国が存在するか、金一族の独裁が続いていて、それを倒すどころか、それに憧れている、無知な韓国のムン大統領のようなお花畑満開の、存在が、陰で金一族を助け、北朝鮮に住む人たちの苦しみを分かろうともしないことです。
どんなオリンピックになるのでしょう。思いっきり大失敗した最低のオリンピックになるかもしれません。このオリンピックを決めた総元締め、IOCのバッハ会長の胡散臭い挙動不審は、見ていて嫌になります。ヒラマサに選んで大失敗したと分かっていながら、なんともないような無責任極まる態度で、にこやかの応対しています。こんな団体が牛耳るオリンピックなるもの変えなくてはなりません。
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産経ニュース・平成30年1月28日付
【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
北はタダでは動かない 五輪費用丸抱え制裁違反も同然 「反北」取り締まりまで
北朝鮮のアイスホッケー女子選手団が現地入りするなど、平昌(ピョンチャン)冬季五輪は9日の開幕に向け始動したが、いまだに不透明なのが制裁違反の懸念が指摘される北朝鮮参加の費用問題だ。韓国政府は「制裁を順守するという政府の原則は揺るがない」と強調するが、北朝鮮は「客を招いておいて礼儀も知らない無礼」などと反発している。
北朝鮮で「前夜祭」をやり、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長ご自慢のスキー場で合同合宿を計画するなど、“南北イベント”がゾロゾロ。費用が韓国丸抱えになるのは必至だが、これでは制裁違反と同然ではないか。
「必要な便宜を保障」
記者(久保田)の訪朝体験から言っても、北朝鮮では水一杯、紙一枚でもタダにはならない。500人に及ぶ訪韓団が自国の負担で参加するはずはなく、北朝鮮がさまざまな対価を要求するのは火をみるより明らかだ。
1月9日、板門店で行われた南北閣僚級会談の合意文で韓国は、北朝鮮が派遣する選手団、応援団、芸術団に対して「南側は必要な便宜を保障する」と明記した。前例から「便宜」が意味するのは「費用+アルファ」とみられている。
その後、1月中旬の実務協議合意で明らかになった南北行事の数々は、いずれも高額な経費が必要と予想されるものばかりだ。前夜祭と位置づけられる「金剛山(クムガンサン)合同文化イベント」▽馬息嶺(マシンリョン)スキー場での南北合同合宿▽芸術団「三池淵(サムジヨン)管弦楽団」の2回にわたる演奏会▽テコンドー演武団-と、参加人数も多く、場所代や出演料、スタッフや機材代など大がかりな催事になりそうだ。
そもそも平昌五輪の「前夜祭」をなぜ、北朝鮮で行うのか?
実は、北朝鮮での行事提案はすべて韓国側が行ったものだという。韓国紙によると、「前夜祭」もスキー合宿も合同入場も文在寅政権の立案した「平和オリンピック構想」で、昨夏から北朝鮮に提案していたという。
金剛山は北朝鮮の景勝地で、金大中政権時代に南北が協力しての観光事業として現代財閥が開発、多くの韓国人が訪れて北朝鮮の収入源となった。しかし2008年、金剛山で北朝鮮兵士による韓国人観光客射殺事件が発生。観光事業は中断、施設は閉鎖となった。韓国側は北朝鮮に謝罪や再発防止を要求したが、北朝鮮が応ぜず、係争の原因となった場所である。
今回、それが事実上の解禁となる。しかし、韓国政府は自国民が殺害された地で祝典を行う理由を説明していない。
馬息嶺スキー場での「南北合宿」も、五輪行事としては実は不可解なのだ。何のための合宿なのか不明で、さしずめ「金委員長のスキー場」での南北交流といったところか。
「制裁は順守する」というが…
国際オリンピック委員会(IOC)と韓国、北朝鮮当局者の協議で、北朝鮮選手たちの使用する装備などはIOCと協力団体が支援することが決定している。選手村や競技場での消耗品は韓国側の負担となり、芸術団や応援団の滞在費なども韓国負担となった。
韓国の文化体育観光相は「制裁品目の問題は韓国外務省、国連などと協議して対応する」としているが、南北行事の経費やスタッフ経費など、すべてが韓国負担となりそうだ。
韓国には将来の南北統一を念頭に「南北交流協力基金」という特別会計枠があるため、今回の支援は同基金からの拠出となるが、現金支給は国連安全保障理事会制裁違反となる。
どのような支援形態になるかはまだ不明で、韓国政府高官は「制裁を順守するという政府の原則は揺るがない」「やむを得ず支援が必要と思われる場合は関係国やIOC、安保理の北朝鮮制裁委員会と協議して是非を見極めたい」などと述べている。
制裁違反の懸念に加え指摘されているのが、核実験、ミサイル発射や観光客射殺事件のペナルティーとして閉鎖されてきた複数の南北ルートが、議論もないまま無条件で復活することへの批判だ。
金剛山の「前夜祭」開催では金剛山から韓国・高城(コソン)を結ぶ東海線の陸路が、選手団や応援団、テコンドー団の訪韓では北朝鮮・開城(ケソン)から韓国・坡州(パジュ)を結ぶ京義(キョンウイ)線の陸路が復活することになる。
アイスホッケー女子の合同チーム結成で韓国選手にしわ寄せが出ると韓国の若い世代が反発していることに、京畿道(キョンギド)教育庁のトップが「選手たちが個人的欲望やチームの希望を超越した大きな歴史を作るという自負心を持てばよい」と語り、さらに反発を受けた。
この人物は盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権時の統一相、李在禎(イ・ジェジョン)氏で南北融和派の代表的な人物だ。
芸術団の視察で北朝鮮の玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が訪韓した際に保守団体が「反金正恩デモ」を行ったことで、捜査当局が本格捜査に入っている。反北言論を封じ、金正恩氏批判を取り締まる動きが出始めている。
(編集委員)
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日本からオリンピックを見に行くもの好きは関係者関係を除いてほとんどいないのではないかと思っていますが、それでもオリンピックを目指して練習を積んできた選手軍もいます。コーチも家族もいます。しかしこのオリンピックは何ともなく薄汚れていて、スポーツの祭典と言うのには程遠いイベントです。
スキーにしろ、スケートにしろ、各地で整った会場で、世界選手権、日本大会などは冬の間どこでもやっています。そっちの方が設備も大会運営も今回のオリンピックの比ではないと思います。まるでオリンピックが政治色を多分に含んだ、ムン大統領の人気取りに利用されているような散々な大会に終わりそうです。
未だにヒラマサのオリンピック会場の実写放映はほとんどなく、大会前日に北朝鮮が軍事パレードをやると聞いています、いったいオリンピックをなんと心得ているのでしょう。北の独裁者もあんまりうまく行き過ぎて、はしゃぎまくっているのでしょうか。
とにかく今回のオリンピックはヒラマサに決めた段階で失敗でした。これにかかわったオリンピック組織委員の面々はちゃんと名乗って責任を取ってもらいたいと思いますが、こんな大会になるとは想像する能力が、前々からなかったのでしょう。そんな連中が牛耳っているのがオリンピックと言う甘い蜜なのでしょう。
本当にいつも素晴らしい写真です。
>ヴァージニア出身
ではなくジョージア出身です。
いったこともなければ聞いたこともない国なのでどんな国かわかりませんが、小さな国のようですね。