信州ビーナスラインの小さなイタリア料理店から

夫婦で営む小さな伊料理店「オステリア白樺」の日々。標高1500mの車山高原は八ヶ岳がのぞめる空気の澄んだところです。

カリカリジューシー

2008-12-26 08:46:23 | おうちの料理・おやつ

先日クリスマスイブに作ったチキンがとってもおいしかったのでご紹介。

 

鶏肉は骨付きのモモを用意します。
一人1本。
去年は塩コショウでシンプルにローストしてポテトを添えたのですが、
今年はから揚げ風に。

まず、骨付きトリモモは完全に解凍します。
裏側にくの字になって骨がありますが、
その骨の両脇にそって切込みを入れます。
味がよく染み込み、火の通りも良くなります。

 

次にそれをぼちゃんと水につけるのです。
これは主人に教えてもらいました。以前テレビで紹介されていた、
から揚げがジューシーに仕上がる裏ワザなのだそうです。
だいたい10分くらい。

水を切ったらそこへから揚げの味付けを。量のめやすはだいたいトリモモ3本で
塩(出来れば粗塩)小さじ1弱、黒コショウ適量、砂糖大さじ2、おろしにんにく半かけ、おろししょうが少々(チューブなら3センチくらい)、しょうゆ大さじ4これをよく手で
もみこみます。塩をちゃんとしないと、しょうゆだけではなかなか味がつきません。

そのままぴっちり表面にラップをして冷蔵庫で半日くらい。夜食べるなら昼のうちにここまでやっておけば大丈夫。

さて、調理します。
オーブンを温めます。温度は220度くらい。パンを焼くより高め、ピザを焼くより低めという感じ。

お肉は汁気をかるくきって、両面に小麦粉をはたき、フライパンで両面をこんがり焼きます。(このとき中まで火は通さなくていいです)
もちろん粉をはたいたり焼いたりせず、
そのままオーブンへ入れてもいいのですが、このひと手間で仕上がりが違ってきます。これも主人のアイディア。確かに焼き目がなんともおいしそう。

 

オーブンに移し、今回は17分焼きました。途中で焦げ付いていないか、生焼けでないかチェックして、温度と時間を調整してくださいね。

さて、焼き上がり
手で持ってがぶりとかぶりついてください。
カリっとした皮とジューシーなお肉がおいしいですよ~~。

信州の名物に、トリモモ一枚(骨はありません)を丸ごと唐揚げにした
「山賊焼き」という豪快な料理がありますが、
それを思い出すおいしさでした。

骨付きでないモモで作る場合は
オーブンの焼き時間を10分くらいにしてみて下さいね。

 

あっという間に食べてしまったので
残念ながら画像はありませ~ん。



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