たった今、書き上げた長い長い記事が一瞬で消えたんです・・・・
「よし、これで投稿」っと投稿ボタンを押したらログイン画面になってしまった~
めずらしくちゃんと感想もあらすじも書いたのに
気をとりなおして
久しぶりに図書館へ行って本を借りる時間がとれたのが10月下旬だったでしょうか。
あまりにうれしくてついつい限度いっぱい10冊借りたのはいいけれど
やっぱり期限に読みきれなくて延長しつつ読んだ本を何冊か
1・東野圭吾さんの 「トキオ」
25年前に遡って父となるはずの主人公に会いに来た息子
我慢や努力が大嫌い、実母を恨んで周りにぶつかってばかりだった主人公が
その出会いによって良いほうへ少しずつ変わっていく
東野圭吾さんなりの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を描きたかったと
インタビューで話しています。
(東野圭吾さんのインタビュー【作家の読書道】はこちら)
平成16年にTOKIOの国分くん(トキオつながり?)と嵐の櫻井くんのキャストで
ドラマ化もされていたそうですね
(NHKドラマ トキオ 父への伝言公式HPはこちら)
そんなわけないでしょ~と突っ込みどころはいろいろあるけれど
いろんな出会いによって支えられている自分を思うと
こんな不思議なことがあってもいいよね・・と思ったり
小説ですしね。楽しく読めます。
2・御園大介さんの「八ヶ岳」第二巻
第一巻をご紹介したのは6月の記事でした。
~風雪の日々~と副題のついた第二巻は昭和10年から20年頃の八ヶ岳のふもとの村が舞台
ですが、時節柄たくさんの人が満州へ渡っていくのです。
分村という村の政策で半分の戸数が移住したり
主人公の弟たちや息子も自ら望んで満州へ移り住み
厳しい気候の中頑張って村を築き、やっと落ち着いた暮らしになった矢先に
敗戦となり大変なことになる
第二巻はそこで終わっています。
2段組の小さな活字で400ページ以上の本ですが
会話や当時の暮らしの様子がとても細かくリアルに伝わってくるのです。
満州でも御柱祭りを楽しんだというところが少し救いでした。
そう遠くない昔に本当に起きたこと
第一巻から読んでいると登場する村の人々がみな知人のように思えてくるので
どうか無事でいてほしいと思ってしまうのです。
3・宮部みゆきさんの「誰か」
ある財閥の会長の個人運転手が自転車にひき逃げされてしまった。
その事件を追ううちに運転手の過去や周りの人々の思惑があらわになっていく・・・
派手な立ち回りがあるわけでもなく装丁も地味な感じなのですが
読み始めるとけっこうやめられなくなってしまう
同じ主人公で続編「名もなき毒」があるそうです。こちらも読んでみようと思います。
11月最後の週末ですね。
雪が降りませんように
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トキオ・・面白そうだなぁ。前にTVで国分君がやってる宣伝を見たことがあります。現在と未来を行ったり来たりするドラマや映画(バタフライエフェクトって知ってるかなぁ。)が大好きなので これも見てみます。
あと
宮部さんは淡々と描いてるけど そのそこにあるものがたまにぞっとする・・ひきこまれるよね。名もなき毒・・おもしろいよ。
最初 淡々とすすむから挫折しないようにね(笑)
安心して読める作家さんを選んでしまいます(笑)
図書館の棚にあるだけで嬉しくてつい借りちゃう♪
トキオは笑いあり涙ありで楽しく読めるのでおすすめです
名もなき毒・・・koumamaさん読んでるんですね^^
物語の導入部はすごく淡々としているけれど
でも、全部必要な部分なんですよね
「誰か」も何度か手にとっては棚に戻していた一冊なんだけど、読みきってよかったです。
普通の人が持っている残酷さとか弱さとか
前向きさとか・・・いろんな面があるものね。
冬季も予約で営業なさっているのですね!
『誰か』、私は手にとって、ついそのまま借りてしまった口です。
宮部さんのはちゃんと読む状況じゃないと読みきれないので、戻すことも多いのですが。
このシリーズは好きです。『名もなき毒』は戦慄しました。
他の作品でも感じますが、特別なことを描いていらっしゃるわけではないのに、世の中の病んだ部分をきっちりと切り取って見せてくださいますね。
でも、切り取り方とか処理の仕方に、人への温かな視線を感じるので救われます。東野さんのクールな突き放し方も時には魅力ですけれど。
お元気でしたら何よりです。
やっぱり読んでらっしゃいましたね♪
「誰か」はアクションもハードボイルドも特殊能力もないんですけど、
日常に隠れていそうなちょっとした怖さが
じわりとしみてきますね。
「名もなき毒」も探して読みます!
ついつい安心してこのお二方の本ばかり借りてしまうこの頃、
また新しい作家さんにもチャレンジしなくては。
忙しい年末ですが、ご自愛くださいね