東京で「三秀社」という印刷会社を経営していた島連太郎の寄付によって建てられた図書館建築(昭和11年築・1936)。 世阿弥(ぜあみ)作の謡曲「花筐」(はながたみ)ゆかりの地として名付けられた花筐(かきょう)公園の南側に位置し、当初は粟田部町立・花筐文庫として建てられました。 昭和58(1983)年に今立町(昭和31年に粟田部町から名称変更)の新図書館が完成した後は地区の集会所や町役場の保管庫として利用されてきたそうです。 福井県越前市粟田部 12年09月中旬
※参考『福井県の近代化遺産』 1999
左がRC造の書庫で右が木造平屋の閲覧室。
2つの建物は渡り廊下で繋がります。
以前は玄関前に樹木が立っていましたが、それが無くなって随分スッキリとした印象になりました。
玄関扉は鉄製の頑丈なもの。
西面の2階部分に窓はありません。
北西から見ると屋上がある事が分かります。
カーテンウォールになってる階段室。 玄関上の庇は扇形にせり出す。
錆色に染まるスチールサッシが美しい。
昭和モダンという言葉がピッタリと当てはまる建物。 保存問題があるようなのがちょっと心配です。
70年代生まれの私には花登筺(はなとこばこ)さんは聞き覚えのない名前でしたが
星由里子さんの前の旦那さんだったんですね。
彼女の方は顔と名前が一致しますよ。
三の丸ビル田中病院、写真で姿を確認しましたが角の部分を塔屋状にして丸みを持たせた格好良い建物ですね。
ちょっとレトロ調のデザインが懐かしく、2つの建物がオーバーラップして見えました。