ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

「風」も 「あらし」も 穏やかに 

2024年05月19日 00時00分15秒 | ・読書・映画・芝居・TV
野枝さんって 苗字なんだっけ。
ゾウさん「伊藤 だろう」
そうだ。 伊藤野枝だ。見に行こうよ。
あの厳しい時代を 堂々と 生きた女性 を
描いた 映画「 風よ あらしよ 」 観てこよう。
xxxxxx

5月10日 観てきた。
  野枝の生きた時代 すきで ない。
  人間をなんだと思っている。
  野枝さんを。 女性を。 
  人間として 扱っていない。

大正時代、、 結婚制度や 社会道徳に
異議を申し立てた女性解放運動家・伊藤野枝さん。

福岡の田舎の貧しい家で育った 野枝さんは、
家族を支えるための そのための 結婚を断った。
という 大したもんだ。

平塚らいてう の「元始、女性は太陽だった」
わたしも この宣言文に 感銘を受けた ひとり だが、
この映画での、らいてう(らいちょう)には
ちょっと ひょうしぬけ。
青鞜社の 描き方にも ガッカリ。
   この時代を 生きていないもの 
   が 言うこと ではない、、、 なぁ。

のち 青鞜社が、野枝が中心となったこと(忘れていた)。
最初の夫である 辻潤との別れ、
無政府主義者・大杉栄との出会い
関東大震災による混乱を 利用したかの
ような 悲劇 など、悔しい時代。

波乱な人生 を 演技した
野枝役の 吉高さん、素敵だった。


現 代 に なっても
男尊女卑の風潮、 もうない とは いえない。
  ゾウさんの 周りに いた人たちのうち
  もう 鬼籍に入った人たち。
  おもいだすたび 胸に チクチク くる

うちの ゾウさんには そんなところはない。
そ こ は 尊敬しても 良い な。

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