コロナ禍でさらにウッドショックという、落ち着かない日々の木材業界です。
そんな中、東京オリンピックがついに始まりました。
本来であればものすごく盛り上がっているはず。
そして木材業界はさらに盛り上がっていたはずなのです。
なにせ、新国立競技場や有明体操競技場やオリンピックビレッジプラザやらがやたらと木材をつかってくれているからです。
ご存知、新国立競技場は47都道府県の杉やカラ松を2000平米分も使っています。
有明体操競技場では世界最大級の全長約90メートルのアーチを国産カラ松(北海道産、長野産)でつくりました。
外装には杉(秋田県、静岡県、鳥取県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県)がたくさん使われています。
観客席は杉集成材(三重産)です。
オリンピックビレッジプラザでは全国63自治体から借り受けた木材が1300立法(4万本)も使われていて、「日本の木材活用リレー」と呼んでいるそうです。
早く見に行きたい。
日本の木の良さを世界中の人々に見ていただけるいいチャンスだったのに…。
佐久間木材は地味ですが、日本の木材の良さを発信し続けていきます。
もうすぐ子どもたちは夏休み。
例年でしたら早朝のラジオ体操に大勢の子どもたちが集まりますが、今年は恐らくどこの町会も中止でしょう。
鳥越神社の境内はいつものメンバーのみでラジオ体操が静かに続くと思われます。
寂しい夏が続きそうです。
カッコイイ名前です。
実は生きた化石と言われるほど昔から生息している由緒ある木なのです。
まっすぐに高く伸びる木で、お仲間のジャイアントセコイアは100m近く生長します。
佐久間木材のお隣、白鴎中学にも二本、植えてあります。
私が通学していた時も確かあったかと思いますが、当時のことは覚えていません。
落葉樹なので毎年冬に鳥の羽根のような形の葉が大量に歩道に落ちます。
そんなご近所のメタセコイアが、実は死んでしまいました。
原因は伐り過ぎです。
大量の落ち葉を嫌ってか、毎年のように剪定のための業者が入っていました。
毎回伐り過ぎていて、気になっていたのですが、ある年に例年よりもさらに伐り過ぎてしまい、その後若葉が生えることがなくなってしまったのです。
すごく残念。
剪定業者は素人だったのでしょうか?
写真のように、ただ幹が立っているだけの状態で、寂しげでかわいそうでもありますし、危険でもあると思います。
ただ、撤去作業をするのに40万円もかかるそうで、放置されてしまっています。
どうにかならないのでしょうか、白鴎中学。