道東1000m超峰三山初登頂・・・武佐岳(1005.7m)
(一日2座目の武佐岳で体調を崩しロスタイムも登頂、無事下山する・・・)
■ 山行日程 2010年8月3日(火)~5日(木)
■ ル ー ト 武佐コース
■ メンバー 夫婦登山No.18
■ 登山形態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「武佐」 「武佐岳」
■ コースタイム 登り 2時間35分、下り 1時間33分(休憩含む)
【8月4日(水)】
<登り>
12:28 登山開始
12:48 林道分岐 (実質的な登山口と駐車スペース)
13:10 憩清荘と憩の沢 (3合目)
14:20~30 8合目(岩場)
15:00 武佐岳 (1005.7m) 頂上
<下り>
15:22 下山開始
15:38 8合目
16:15~20 憩清荘
16:39 林道分岐
16:55 登山口(駐車地)
★ ロスタイム・・・
標津岳から下山後すぐに向かった武佐岳登山口だったが、迂回路の帰り林道で標識を見間違えて別の
林道を走り一時迷った状態となった。走った道を素直に戻りながら何とか道道に出て、武佐を目指すも迷
路のような広い大地と縦横に走る道路に惑わされ30分以上はロスタイムだったかも知れない。
★ もう一つの登山口・・・
12:15 ようやく武佐岳の登山口に着いて安堵する。標津岳登山口から約40キロも走っていた。すでに
12時を過ぎて急ぐ気持ちもあったが、天候が一変して快晴となり暑い日差しが逆にテンションを下げた。
一日に2座・・の山行はこれまでにも何度か経験しているが、最初の登頂で達成感を味わうと2座目に力
が入らないのはエバ特有の症状である。これを「もったいない病」とでも自己診断しようか。これが登山口
を間違えた始まりかも知れず結局、駐車した場所は登山道入口への案内標識で本来の登山口は約2キ
ロ先の林道分岐にあった。
10分ほど林道を歩いてから「この林道なら車も走れるね・・」というチーヤンの言葉に我に返るエバだった
が、時既に遅し・・で帰りのロスタイムも覚悟に前進あるのみである。
武佐岳登山口に駐車し出発も約2キロの林道歩きがあって駐車場所が間違いだった。
★ 参考資料・・・
話は少し飛ぶかも知れないが、初めての山に臨むときは必ず地形図と山行記録データを収集する。
登る山によっては、何百キロも走ったり凸凹の林道やゲートの鍵も借り受けする必要がある。また、
マイナーな山ならコースタイムも気になるし危険箇所の有無も重要なデータの一つだ。
そんな北海道の山の資料を集めるには、いつもsakagさんのHPを一番に開くことにしている。
sakagさんのHP「一人歩きの北海道山紀行」
その膨大な登山紀行資料は、ネットで配信している記録としては北海道一だと確信している。
約20分の林道を歩くと分岐があり「山頂へ」の標識と2~3台駐車出来るスペースがここにあった・・
この先に山小屋・憩清荘があり林道が続くが悪路で車は入れないので注意。
実質的な登山口で三合目に建つ避難小屋 「憩清荘」・・・
★ もったいない病・・・
最初は自覚がなかったが、憩清荘を過ぎて高みを目指しているとき頻繁に足を止めて休憩する自分が
居た。後ろから付いて来るチーヤンはその異変に気が付いていたらしいが、足取りが重くペースが上が
らないのである。暑さのせいか自分のテンションのせいか原因は不明だが一応これを「もったいない病」
と呼ぶことにした。
ただ似た様な症状は別に記憶がある。空腹時である。お腹が異常に減ってくるといつも足取りが重くな
りペースが上がらない。飯を食べると急に元気になり元のようにドンドン登れるのだ。この日は、頂上まで
食事らしい食事もせずペースダウンしたまま何とか登頂したが頂上でゆっくり食事をした下山時には体調
もすこぶる良く、憩清荘まで1時間を切って降りたのだ。
★ 未踏2座目の登頂・・・
14:20 何とか8合目標識のある800m地点に着いたときは一瞬ここが頂上かと勘違いする。ただ視界
の無いガスの中ですぐ目の前に更に高い急斜面が見えていたのでまだ登りがあることは認識したがその
場にドンと座り込むエバだった。何も言わないチーヤンのまなざしが「ガンバレ!」と後押ししてくれている
ように感じて最後の気力を出して歩くことにした。
標高差約200mの急登で双耳峰のコルに出るようだが相変わらずガスの中で何も見えない。ようやく稜
線らしきところに出て右に方向を変えると程なく山頂の岩場に着いた。涙が出るほどの安堵感と達成感が
込み上げて来た。
15:00丁度。本日2座目の未踏峰の登頂を果たす。
体調の悪さで一時は登頂も諦めかけたが、ここは遠い道東の山ここで止めたらいつまた来るチャンスが
あるか分からなかった。登頂した事だけで大満足で景色が見たいとはまったく思わなかった。
ちょっと弱気な自分も居たが二人で登って来た・・という喜びがふつふつと込み上げるとそれが力に変わ
っていくから不思議だ。
下りは、ほとんど休む事無く憩清荘まで降り詰まった憩の沢の鉄パイプのゴミを取り除き復活した清流を
確認して下山した。
ガスで視界ゼロの山頂も一日2座目の初登頂に満足のエバ夫婦だった・・・
翌日の三座目 「藻琴山」へ
(一日2座目の武佐岳で体調を崩しロスタイムも登頂、無事下山する・・・)
■ 山行日程 2010年8月3日(火)~5日(木)
■ ル ー ト 武佐コース
■ メンバー 夫婦登山No.18
■ 登山形態 登山道
■ 地 形 図 1/25000地形図 「武佐」 「武佐岳」
■ コースタイム 登り 2時間35分、下り 1時間33分(休憩含む)
【8月4日(水)】
<登り>
12:28 登山開始
12:48 林道分岐 (実質的な登山口と駐車スペース)
13:10 憩清荘と憩の沢 (3合目)
14:20~30 8合目(岩場)
15:00 武佐岳 (1005.7m) 頂上
<下り>
15:22 下山開始
15:38 8合目
16:15~20 憩清荘
16:39 林道分岐
16:55 登山口(駐車地)
★ ロスタイム・・・
標津岳から下山後すぐに向かった武佐岳登山口だったが、迂回路の帰り林道で標識を見間違えて別の
林道を走り一時迷った状態となった。走った道を素直に戻りながら何とか道道に出て、武佐を目指すも迷
路のような広い大地と縦横に走る道路に惑わされ30分以上はロスタイムだったかも知れない。
★ もう一つの登山口・・・
12:15 ようやく武佐岳の登山口に着いて安堵する。標津岳登山口から約40キロも走っていた。すでに
12時を過ぎて急ぐ気持ちもあったが、天候が一変して快晴となり暑い日差しが逆にテンションを下げた。
一日に2座・・の山行はこれまでにも何度か経験しているが、最初の登頂で達成感を味わうと2座目に力
が入らないのはエバ特有の症状である。これを「もったいない病」とでも自己診断しようか。これが登山口
を間違えた始まりかも知れず結局、駐車した場所は登山道入口への案内標識で本来の登山口は約2キ
ロ先の林道分岐にあった。
10分ほど林道を歩いてから「この林道なら車も走れるね・・」というチーヤンの言葉に我に返るエバだった
が、時既に遅し・・で帰りのロスタイムも覚悟に前進あるのみである。
武佐岳登山口に駐車し出発も約2キロの林道歩きがあって駐車場所が間違いだった。
★ 参考資料・・・
話は少し飛ぶかも知れないが、初めての山に臨むときは必ず地形図と山行記録データを収集する。
登る山によっては、何百キロも走ったり凸凹の林道やゲートの鍵も借り受けする必要がある。また、
マイナーな山ならコースタイムも気になるし危険箇所の有無も重要なデータの一つだ。
そんな北海道の山の資料を集めるには、いつもsakagさんのHPを一番に開くことにしている。
sakagさんのHP「一人歩きの北海道山紀行」
その膨大な登山紀行資料は、ネットで配信している記録としては北海道一だと確信している。
約20分の林道を歩くと分岐があり「山頂へ」の標識と2~3台駐車出来るスペースがここにあった・・
この先に山小屋・憩清荘があり林道が続くが悪路で車は入れないので注意。
実質的な登山口で三合目に建つ避難小屋 「憩清荘」・・・
★ もったいない病・・・
最初は自覚がなかったが、憩清荘を過ぎて高みを目指しているとき頻繁に足を止めて休憩する自分が
居た。後ろから付いて来るチーヤンはその異変に気が付いていたらしいが、足取りが重くペースが上が
らないのである。暑さのせいか自分のテンションのせいか原因は不明だが一応これを「もったいない病」
と呼ぶことにした。
ただ似た様な症状は別に記憶がある。空腹時である。お腹が異常に減ってくるといつも足取りが重くな
りペースが上がらない。飯を食べると急に元気になり元のようにドンドン登れるのだ。この日は、頂上まで
食事らしい食事もせずペースダウンしたまま何とか登頂したが頂上でゆっくり食事をした下山時には体調
もすこぶる良く、憩清荘まで1時間を切って降りたのだ。
★ 未踏2座目の登頂・・・
14:20 何とか8合目標識のある800m地点に着いたときは一瞬ここが頂上かと勘違いする。ただ視界
の無いガスの中ですぐ目の前に更に高い急斜面が見えていたのでまだ登りがあることは認識したがその
場にドンと座り込むエバだった。何も言わないチーヤンのまなざしが「ガンバレ!」と後押ししてくれている
ように感じて最後の気力を出して歩くことにした。
標高差約200mの急登で双耳峰のコルに出るようだが相変わらずガスの中で何も見えない。ようやく稜
線らしきところに出て右に方向を変えると程なく山頂の岩場に着いた。涙が出るほどの安堵感と達成感が
込み上げて来た。
15:00丁度。本日2座目の未踏峰の登頂を果たす。
体調の悪さで一時は登頂も諦めかけたが、ここは遠い道東の山ここで止めたらいつまた来るチャンスが
あるか分からなかった。登頂した事だけで大満足で景色が見たいとはまったく思わなかった。
ちょっと弱気な自分も居たが二人で登って来た・・という喜びがふつふつと込み上げるとそれが力に変わ
っていくから不思議だ。
下りは、ほとんど休む事無く憩清荘まで降り詰まった憩の沢の鉄パイプのゴミを取り除き復活した清流を
確認して下山した。
ガスで視界ゼロの山頂も一日2座目の初登頂に満足のエバ夫婦だった・・・
翌日の三座目 「藻琴山」へ
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