日高新山・・・新冠泥火山第8丘 (31m)
■ 山 行 日 2014年6月13日(金) 雨
■ ル ー ト サラブレット銀座公園駐車場ルート
■ メ ン バ ー 学芸員、Ko玉、エバ
■ 登 行 形 態 長靴
■ 地 形 図 1/25000地形図 「静 内」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し 北海道指定の天然記念物に指定
■ コースタイム 登り 5分 下り 5分
<登り>
15:10 新冠サラブレッド銀座公園駐車場出発
15:15 新冠泥火山8丘
<下り>
15:20 下山開始
15:25 新冠サラブレッド銀座公園駐車場
★ 山名事典に掲載・・・
<ko玉氏のこだわり>
HYML(北海道の山メーリングリスト)の岳友ko玉氏から電話が入る。
「13日の金曜日は空いてますか」「新冠泥火山に行くのですが一緒に行ってほしい」
という山のお誘い?だった。「時間は15時までこれればOK」との事だったがこの時は
まだお誘いの内容について全部は理解出来ていなかった。
ただ、北海道全山を目指しているko玉氏から直々のお誘いに断る理由も無く二つ返事で受ける。
<新冠泥火山>とは、地層の軟弱地点から地下の泥土や地下水、ガスが噴出し、それが長い年月を
かけ山のように堆積してできあがったもの。その数は大小あわせて8つあり、特に第7と第8丘は大型
でこれだけ大きいものは珍しく北海道指定の天然記念物にも指定されている。現在は牧場として活用
されていますが、昭和27年の十勝沖地震をはじめ過去の大きな地震において、丘の頂上に地割れや
隆起現象がみられ、山が生きている事を教えてくれる・・・と平成16年11月新冠町教育委員会 (監修:
新冠郷土文化研究会)が発表しています。
Ko玉氏が目指す北海道全山踏破の山リストは、地形図に名前の掲載された山全山と一部の三角点を
加えた約1400座に及ぶらしいが、とても山とは思えない丘の「泥火山」でもしっかりとその名は地形図
に掲載され山名事典にもあることからカウントの対象となったらしい。
しかし、新冠泥火山は私有地の牧場内に位置し一般的には「立入禁止」で登る事は出来ない。
何としても登りたいko玉氏ならではの人脈と人望の厚さが今回、登行のチャンスに繋がったようだ。
登山口は、新冠サラブレッド銀座公園駐車場ですぐ目の前の牧場内にある丘が新冠泥火山だ。
山に登ると言うには余りにもおこがましいがそれは徒歩5分で着くほどの距離にある。
今回は特別の許可を得て学芸員の案内と解説を聞きながら登る事が出来た。
始めに牧場主に立入の許可を得て、放牧中のサラブレッドに細心の注意をしながら牧柵内に入る。
本降り的な霧雨の中、長靴を履いてカッパ姿のいでたちもものの5分で頂上だからいつもの登山
とは余りにも違う。
国道235号線から望む「新冠泥火山」の看板と山(丘)
「泥火山」は、実際にはここだけではないがこれだけ大きいものは日本では珍しいようだ。
★ 雨にも負けず・・・
雨降る中も登行の許可が出たのは今日限り。
案内役の学芸員との待ち合わせは15時と遅い。
それは、泥火山のある牧場に放牧している馬がこの時間もっとも少ないので許可が出たらしい。
そして優駿なサラブレッド2頭が牧柵の隅に寄って休んでいた頃、ストレスを与えないように細心の
注意を払って遠巻きに柵内に入った。
牧柵内 15:10
牧場内に入ってすぐの場面も目の前には泥火山の頂上部が見えている・・
あっという間の頂上部・・・草が生い茂る泥炭地のようだった。
これが「新冠泥火山」の頂上です。
別の角度から撮影した泥火山
泥火山頂上から新冠町市街地の方向を望む・・・
第八丘から隣りの泥火山第七丘を望む・・・隣りは別の牧場主で許可を取っていないので立入れない
貴重な体験・登頂そして解説はとても有意義な時間でした・・・下山開始
★ 駐車場に石碑・・・
駐車場 15:25着
<もう少しお勉強・新冠泥火山>
所在地 北海道新冠郡新冠町字高江
北海道指定天然記念物
新冠町市街地から北に約2㎞の地域にあり、国道235号線沿いに見る事が出来る。
東西約300m、南北約1100mの地域に大小合わせて8個の泥丘が配列している。
泥火山は火山作用とは無関係で油田地帯に見られるもので、背斜断層に沿って生じた亀裂を通じて
ガス、地下水が噴出しこれに伴った泥土が噴出孔を中心に堆積したもの。
昭和27年(1952)3月の十勝沖地震の際に泥水やガスの噴出活動が見られ「日高新山」として注目
を浴びた。その後、昭和57年3月の浦河沖地震にも活動し、学術的にも調査されている。
泥火山は、台湾、サハリンに見る事が出来るが日本国内では新冠泥火山が注目されている。
現在でも大きな地震があった時には、山頂が隆起するなどの現象が見られる。
新冠町郷土資料館には、詳しい資料や写真が展示してあり学芸員による説明も受けられる。
入館は無料です。
★ 郷土資料館・・・
下の3枚の写真は、郷土資料館にも展示しているもので2003年11月の調査で撮影されたもの
地震の後、噴出した泥土が固まり頂上部が隆起したようになっている。
しかし、現在の頂上部は平坦で噴出した泥の塊は一つも無く、草が生い茂る泥炭地のような場所
になっている。
★ いずみ食堂のそばは旨い!!・・・
エビ天そば
この地方に出掛けた時は必ずと言っていいほど立寄るお勧めの食堂です。
土日の昼時を中心にいつ来ても混んでいる店ですが、平日の夕方だったのか客は数人だけでした。
エバは、エビ天そばを注文しko玉氏はざるそばの大盛りを食べました・・・
いつ食べても旨い手打ちのそばです。
今回のお誘いでは、大変貴重な経験とko玉氏の全山踏破に向けた強いこだわりと気力に触れられ
微力ながら今後の計画の一部でもお手伝い出来たら・・・と再認識しました。
残すところ僅かとなっていよいよ追い込みに入っています。
超快挙な出来事が無事達成出来る事をみんなで願い応援しましょう。
お疲れ様でした・・・。
■ 山 行 日 2014年6月13日(金) 雨
■ ル ー ト サラブレット銀座公園駐車場ルート
■ メ ン バ ー 学芸員、Ko玉、エバ
■ 登 行 形 態 長靴
■ 地 形 図 1/25000地形図 「静 内」
■ 三角点・点名 三角点・点名無し 北海道指定の天然記念物に指定
■ コースタイム 登り 5分 下り 5分
<登り>
15:10 新冠サラブレッド銀座公園駐車場出発
15:15 新冠泥火山8丘
<下り>
15:20 下山開始
15:25 新冠サラブレッド銀座公園駐車場
★ 山名事典に掲載・・・
<ko玉氏のこだわり>
HYML(北海道の山メーリングリスト)の岳友ko玉氏から電話が入る。
「13日の金曜日は空いてますか」「新冠泥火山に行くのですが一緒に行ってほしい」
という山のお誘い?だった。「時間は15時までこれればOK」との事だったがこの時は
まだお誘いの内容について全部は理解出来ていなかった。
ただ、北海道全山を目指しているko玉氏から直々のお誘いに断る理由も無く二つ返事で受ける。
<新冠泥火山>とは、地層の軟弱地点から地下の泥土や地下水、ガスが噴出し、それが長い年月を
かけ山のように堆積してできあがったもの。その数は大小あわせて8つあり、特に第7と第8丘は大型
でこれだけ大きいものは珍しく北海道指定の天然記念物にも指定されている。現在は牧場として活用
されていますが、昭和27年の十勝沖地震をはじめ過去の大きな地震において、丘の頂上に地割れや
隆起現象がみられ、山が生きている事を教えてくれる・・・と平成16年11月新冠町教育委員会 (監修:
新冠郷土文化研究会)が発表しています。
Ko玉氏が目指す北海道全山踏破の山リストは、地形図に名前の掲載された山全山と一部の三角点を
加えた約1400座に及ぶらしいが、とても山とは思えない丘の「泥火山」でもしっかりとその名は地形図
に掲載され山名事典にもあることからカウントの対象となったらしい。
しかし、新冠泥火山は私有地の牧場内に位置し一般的には「立入禁止」で登る事は出来ない。
何としても登りたいko玉氏ならではの人脈と人望の厚さが今回、登行のチャンスに繋がったようだ。
登山口は、新冠サラブレッド銀座公園駐車場ですぐ目の前の牧場内にある丘が新冠泥火山だ。
山に登ると言うには余りにもおこがましいがそれは徒歩5分で着くほどの距離にある。
今回は特別の許可を得て学芸員の案内と解説を聞きながら登る事が出来た。
始めに牧場主に立入の許可を得て、放牧中のサラブレッドに細心の注意をしながら牧柵内に入る。
本降り的な霧雨の中、長靴を履いてカッパ姿のいでたちもものの5分で頂上だからいつもの登山
とは余りにも違う。
国道235号線から望む「新冠泥火山」の看板と山(丘)
「泥火山」は、実際にはここだけではないがこれだけ大きいものは日本では珍しいようだ。
★ 雨にも負けず・・・
雨降る中も登行の許可が出たのは今日限り。
案内役の学芸員との待ち合わせは15時と遅い。
それは、泥火山のある牧場に放牧している馬がこの時間もっとも少ないので許可が出たらしい。
そして優駿なサラブレッド2頭が牧柵の隅に寄って休んでいた頃、ストレスを与えないように細心の
注意を払って遠巻きに柵内に入った。
牧柵内 15:10
牧場内に入ってすぐの場面も目の前には泥火山の頂上部が見えている・・
あっという間の頂上部・・・草が生い茂る泥炭地のようだった。
これが「新冠泥火山」の頂上です。
別の角度から撮影した泥火山
泥火山頂上から新冠町市街地の方向を望む・・・
第八丘から隣りの泥火山第七丘を望む・・・隣りは別の牧場主で許可を取っていないので立入れない
貴重な体験・登頂そして解説はとても有意義な時間でした・・・下山開始
★ 駐車場に石碑・・・
駐車場 15:25着
<もう少しお勉強・新冠泥火山>
所在地 北海道新冠郡新冠町字高江
北海道指定天然記念物
新冠町市街地から北に約2㎞の地域にあり、国道235号線沿いに見る事が出来る。
東西約300m、南北約1100mの地域に大小合わせて8個の泥丘が配列している。
泥火山は火山作用とは無関係で油田地帯に見られるもので、背斜断層に沿って生じた亀裂を通じて
ガス、地下水が噴出しこれに伴った泥土が噴出孔を中心に堆積したもの。
昭和27年(1952)3月の十勝沖地震の際に泥水やガスの噴出活動が見られ「日高新山」として注目
を浴びた。その後、昭和57年3月の浦河沖地震にも活動し、学術的にも調査されている。
泥火山は、台湾、サハリンに見る事が出来るが日本国内では新冠泥火山が注目されている。
現在でも大きな地震があった時には、山頂が隆起するなどの現象が見られる。
新冠町郷土資料館には、詳しい資料や写真が展示してあり学芸員による説明も受けられる。
入館は無料です。
★ 郷土資料館・・・
下の3枚の写真は、郷土資料館にも展示しているもので2003年11月の調査で撮影されたもの
地震の後、噴出した泥土が固まり頂上部が隆起したようになっている。
しかし、現在の頂上部は平坦で噴出した泥の塊は一つも無く、草が生い茂る泥炭地のような場所
になっている。
★ いずみ食堂のそばは旨い!!・・・
エビ天そば
この地方に出掛けた時は必ずと言っていいほど立寄るお勧めの食堂です。
土日の昼時を中心にいつ来ても混んでいる店ですが、平日の夕方だったのか客は数人だけでした。
エバは、エビ天そばを注文しko玉氏はざるそばの大盛りを食べました・・・
いつ食べても旨い手打ちのそばです。
今回のお誘いでは、大変貴重な経験とko玉氏の全山踏破に向けた強いこだわりと気力に触れられ
微力ながら今後の計画の一部でもお手伝い出来たら・・・と再認識しました。
残すところ僅かとなっていよいよ追い込みに入っています。
超快挙な出来事が無事達成出来る事をみんなで願い応援しましょう。
お疲れ様でした・・・。
ブログにおじゃましてしまいました。
yamapoです、こんばんわ。
もう18年も離れていますから、たまにむかわに帰るときにはすっかり観光気分なんですが、私もいずみ食堂にはちょっと無理をしてでも行ってしまいます。そして大海老天を頼みます(笑)
ブログのリンクを貼りましたが、大したことないです。
シュウさんたちの真似をして藻岩山往復トレーニングをちょっとこんつめてやっていたので、それで見てくださったんだと思います。
明日は、えぞのmさんと初沢、頑張ってきます^ ^
これからは、エバさんのブログも楽しみに読ませて頂きます~^ ^
今度、いずみ食堂ファンクラブでも作りましょうかね(笑)
でもむかわにも美味しい食堂がありまして、ポポンタ市場の中にある通称・ポポンタ食堂は私の同級生で漁師の店です。是非寄って見て下さいね!
私もブログにリンクしましたので確認下さい。
今年の初沢頑張ってね。報告が楽しみです。
私の今日は、「夫婦でビール会」です
実は、札幌市中央区の4プラすぐそばにいずみ食堂の姉妹店があります。どうしてもいずみの蕎麦が食べたいけど本店に行けないときは、その、手打ち蕎麦さくらさんに行くのでもうほとんど中毒です(笑)
ついつい本店ばかり行っていると札幌に姉妹店が
ある事を忘れていましたわ~。
実を言うと本店のご主人は、妻の遠い親戚だったんです。
ご本人とそれを確認したことはないのですが、世間って
狭いものだなぁ~と思った次第です。
今度は意識して「さくら」に行って来ますね。
ありがとう。