久しぶりの極寒車中泊
「未踏峰への弾み」を願って・・・岩 尾 岳 (1000.3m)
■ 山 行 日 2014年1月18日(土) 1泊2日(車中泊)
■ ル ー ト 岩尾内湖ダム事務所前~西尾根ルート往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山№3
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「岩尾内湖」
■ 三角点・点名 三等三角点・点名無し
■ コースタイム 登り 4時間52分 下り 1時間50分
<登り>
駐車場7:20--尾根取付き8:25--(ロスタイム30分あり)--C620JP10:20--
頂上12:10
<下り>
下山開始12:30---林道出合(尾根取付き点)13:20~25---駐車場14:20
GPSトラックログは、北○山岳会のHPよりお借りし編集しています。
★ 未踏峰への弾みを願って・・・
2014年最初に挑戦した1000m超峰の未踏峰・・・「岩尾岳1000.3m」
僅かに1000mを越えた道北士別市岩尾内湖の北東に位置する山。
決してメジャーな山では無いが、旭川周辺の愛好家や道東北○山岳会のHPに記録が残されていて
いつもながらルートや登行タイムなどを参考にさせて頂いた。
1000mを越えていれば登る対象となり踏破するために必要な項目を一つ一つ整理して行く。
今年は降雪も多く1月の厳冬期ではあるが登行は可能だろう・・・それは、北○山岳会が2012年
1月に登った記録を見て確信する。
初老の夫婦がこの時期の最初に挑戦する山としては、高さもルートも技術的な難易度も含めて
的確な選択だったと自負している。
ただ、宿泊&登山口はダム事務所のある岩尾内大橋の入口駐車場で湖面から近いという事で
極寒のこの時期、車中泊して生きて朝を迎えられるかがひとつの不安材料だった。
以前も何度か経験はあるがホテルハイエースの中にテントかツエルトを張って冷気を少しでも防ぎ
シュラフも冬用と夏用のW使用をする事で寒さ対策は充分だと準備する。
私たち夫婦にとってはもう遠征に近い道北や道東の山旅だが、現実一度の失敗は大きな経済的
負担増となるため決行までにはより慎重な天気予報やサブ山行の準備もしリスクの少ない形で
出発する事が常となっている。
いずれにせよ最初の挑戦が成功する事で今年一年の夫婦登山に弾みを付け一つでも多く未踏峰を
踏破する事を願って家を出た事は間違いない。
1/18 山行早朝往路で撮影。 結氷した岩尾内湖と岩尾内大橋
★ 寝坊・・・
前日は、愛別町の共和温泉で温まってから現地に向かい30分程で岩尾内湖ダム事務所前にある
広い駐車場に着いた。午後4時だった。(自宅から約225㎞だった)
駐車場には2台の乗用車が無造作に駐車してあったが、後にダム関係者の車と分かる。
夕方を過ぎてその2台は走り去りホテルハイエース1台の貸切となって早々安着の儀に移行した。
すると・・・
いきなりドアを開ける物音に驚き、窓を開けると警備員姿の男性がいて向こうもびっくりした様子だった。
外はすでに暗く、車内の明かりはほとんど外からは判らないフィルムを張っている。
事情を話して駐車の許可は得たが入口は「ロープで施錠しますよ・・・」と言われ了解する。
明日朝には再びロープは外す旨のお話に安堵して安着の儀を継続した。
メインはいつもの「白菜と豚バラの鍋」温かい料理に冷たいビールは格別だ!さらに隠し日本酒も
あるから極寒という事を忘れるそのまんま「家のごはん風」ハイエースの夕食だった。
19:30 消灯・就寝
駐車場には街灯があり車内の電気を消しても明るかった。
ツエルトの中は快適でシュラフのW使用はしなかった。
目覚ましを4:00にセットし早々に爆睡するエバ夫婦だ・・・・。
【1月18日(土)】
起床 5:15・・・
寒過ぎて寝坊してしまった!!!
出発して間もない岩尾内湖東側沿いの林道を歩く・・・
★ アプローチ・・・
計算的には10時間近く寝ていたことになるが、実は夜中に何度も目を覚まし用足しに起きるかどうか
シュラフの中で葛藤していた。
ツエルトはバリバリに凍っているし、シュラフから顔を出すだけで体全体が冷やされる思いに起きられず
にいた。でもふと時計を見ると5時を過ぎていて決死の起床となった訳だ。
お陰で用も足せてスッキリはしたが、ここで改めて極寒の意味を体感する。
少なくとも-20℃超えは確実で「ホントに今日行くの?」と誰にでなくひとり言をつぶやく。
寝坊は寝坊として整理し、いつものコーヒータイムから朝は始まる。
そして、朝食はレトルトカレーとパックライスで軽く済ませていよいよ出発への準備となる。
出発 7:20
駐車場を出て回り込む様にUターンし、湖岸の東側林道を辿る。
取付き尾根まで約3キロ強、約1時間のラッセルを覚悟したが意外と沈まず足首にも満たなかった。
軽快に足を進めるも-20℃の出発にチーヤンはすでに手の感覚を無くし、毛糸の帽子はシバレて
霜が付き始める。正に凛とした世界観を堪能しながら静まり返った湖畔の道を淡々とアプローチ
する夫婦が居た。
地形図を何度も見ながら取付き尾根の場所を読図する。
取付き尾根 8:25
★ えっ、間違えた?・・・
読図では間違いないと自信を持って取付いた尾根は、濃厚な植樹林の中で急斜度。
ジグを切りながら数十メートル登った所で急に平らな尾根上に出て異変を感じた。
「えっ!間違えた?」と一瞬我を忘れて地図を読み返す。
見る限りこんな平らな場所は無いはずだがなぁ~・・・。登る尾根を一本間違えたかなぁ~・・・。
結局ここでは判別が付かず一旦林道に戻る事にして再び読図する事になった。
下りて少し林道を歩きながら周辺の地形も読んだ後、取付き尾根は間違えない・・・と判断する。
再び登り返し進むべき方向に延びる尾根を登り始めた。
この間約30分のロスタイムだったが、GPSを待たない、持てないエバ夫婦の登行は地図がガイド
であり、ピンクのテープは命の要なのである。
★ アップダウン・・・
620JP 10:20
地形図を再度良く見ると標高400m付近の尾根上は等高線が少し空いていて平であって
不思議では無かったので納得する。しかし、樹林帯は濃く痩せた尾根をスキーで登るのは容易
では無かった。地形図上のC498前後の平らな尾根上は樹林帯も歩き易く、500~600の登り
は再び急斜度の樹林帯で一苦労した。そして約620付近で西に派生する小さな尾根の分岐点
となりここから方向が東への変わるところだ。この間2度ほどアップダウンする尾根上だったので
下りの登り返しが嫌だった。
それでも700までの登りは少し緩斜度となり樹林も疎林になってホッとする。
このころから頂上部がどんどん近づくのを感じながら登行意欲が湧いてくるが700からの登りは
ダケカンバとエゾマツの大木となり斜度も増して来て大きなジグを切りながら高度を稼ぐ。
800m付近の疎林帯で頂上はもう目の前だ・・・
表面はパウダーな新雪だったが意外に沈まず軽快に登って行く・・
900m付近から見下ろす「岩尾内湖」と周辺の山々の展望が良い・・
大きく垂れ下がったダケカンバの枝には風雪を感じる雪団子のしだれ
岩尾内湖の北に位置する「糸魚岳(いといだけ)(914m)」は一等三角点があり正端な山だ・・
★ とうとう来たぞ!・・・
快晴・無風のこれ以上ない条件下でここまで登って来た。
もう目の前には目指す初ピーク岩尾岳があり早くも感慨無量の境地である。
雪はあくまで白く空はどこまでも青い・・・
歩き始めて4時間半・・・
途中の不安はどこへやら、帰りのスキーが楽しみなるほど気持ちに余裕が出て来た。
神秘すぎる静寂の中に生きている喜びを感じたこの景色はベストショット・・・
岩尾岳頂上で~す・・・!!
360度のパノラマでした・・・風も無く景色を堪能したい場所でしたが。
★ 2014年 初登頂 岩尾岳 1000m
頂上 12:12
2014.1.18 岩尾岳初登頂です!
北東側のウエンシリ山方面の山並み
★ 超満足の下山・・・
下山開始 12:30
これだけすばらしい景色を堪能しつつももう二度とここに来ることはないだろうなぁ・・と、つい遠い山の
踏破に思う正直な感想である。
2010年11月に登った「於鬼頭岳」の山座同定もままならず東と南側の山々はどれも「あの方向」で
ごまかして終了。それだけ道北の山には馴染みが少なく山座同定は難しかった。
道北には目指す1000m超峰は31座あり、今回の岩尾岳を入れると17座登頂している。
今度はしっかりと山座同定が出来るよう山の名と場所を熟知して臨む事にしよう。
下りは、登り返しがあるのでこのパウダーもシールを付けたまま下りる事にした。
それでも充分過ぎるほどスキーは楽しめて登り返しも容易に、濃い樹林帯も意外とスムーズにクリアー
する順調な下山だった。C498の下りでは北斜面に作業道を見つけて難無く林道に出る事が出来たの
で時間短縮にも繋がった。
林道出合(尾根取付き) 13:20
登りで3時間以上掛かっても下りは僅か50分で降りてしまうのでスキーの威力は絶大である。
あとはひたすら林道を歩くと往路と同じ約1時間で駐車場に付いた。
駐車場 14:20
帰路の林道から望む結氷した岩尾内湖と岩尾内大橋そしてダム事務所(左の茶色い建物)
ダム事務所前の広い駐車場とホテルハイエース・・・入口のロープは外されていました。
★ 弾みになれば・・・
久々の極寒の夫婦登山でした。
車中泊したのは昨年4月に知床・海別岳山行を中止して「フップシ岳」に変更した時に泊まって以来
9ヶ月ぶりの事だった。
1月早々好条件での山行を無事に終えて、目指す未踏峰への弾みとなれば幸いと夫婦の会話である。
そして、次の山は東大雪の「三股山1213m」と決めていた・・・。
「未踏峰への弾み」を願って・・・岩 尾 岳 (1000.3m)
■ 山 行 日 2014年1月18日(土) 1泊2日(車中泊)
■ ル ー ト 岩尾内湖ダム事務所前~西尾根ルート往復
■ メ ン バ ー 夫婦登山№3
■ 登 山 形 態 山スキー
■ 地 形 図 1/25000地形図 「岩尾内湖」
■ 三角点・点名 三等三角点・点名無し
■ コースタイム 登り 4時間52分 下り 1時間50分
<登り>
駐車場7:20--尾根取付き8:25--(ロスタイム30分あり)--C620JP10:20--
頂上12:10
<下り>
下山開始12:30---林道出合(尾根取付き点)13:20~25---駐車場14:20
GPSトラックログは、北○山岳会のHPよりお借りし編集しています。
★ 未踏峰への弾みを願って・・・
2014年最初に挑戦した1000m超峰の未踏峰・・・「岩尾岳1000.3m」
僅かに1000mを越えた道北士別市岩尾内湖の北東に位置する山。
決してメジャーな山では無いが、旭川周辺の愛好家や道東北○山岳会のHPに記録が残されていて
いつもながらルートや登行タイムなどを参考にさせて頂いた。
1000mを越えていれば登る対象となり踏破するために必要な項目を一つ一つ整理して行く。
今年は降雪も多く1月の厳冬期ではあるが登行は可能だろう・・・それは、北○山岳会が2012年
1月に登った記録を見て確信する。
初老の夫婦がこの時期の最初に挑戦する山としては、高さもルートも技術的な難易度も含めて
的確な選択だったと自負している。
ただ、宿泊&登山口はダム事務所のある岩尾内大橋の入口駐車場で湖面から近いという事で
極寒のこの時期、車中泊して生きて朝を迎えられるかがひとつの不安材料だった。
以前も何度か経験はあるがホテルハイエースの中にテントかツエルトを張って冷気を少しでも防ぎ
シュラフも冬用と夏用のW使用をする事で寒さ対策は充分だと準備する。
私たち夫婦にとってはもう遠征に近い道北や道東の山旅だが、現実一度の失敗は大きな経済的
負担増となるため決行までにはより慎重な天気予報やサブ山行の準備もしリスクの少ない形で
出発する事が常となっている。
いずれにせよ最初の挑戦が成功する事で今年一年の夫婦登山に弾みを付け一つでも多く未踏峰を
踏破する事を願って家を出た事は間違いない。
1/18 山行早朝往路で撮影。 結氷した岩尾内湖と岩尾内大橋
★ 寝坊・・・
前日は、愛別町の共和温泉で温まってから現地に向かい30分程で岩尾内湖ダム事務所前にある
広い駐車場に着いた。午後4時だった。(自宅から約225㎞だった)
駐車場には2台の乗用車が無造作に駐車してあったが、後にダム関係者の車と分かる。
夕方を過ぎてその2台は走り去りホテルハイエース1台の貸切となって早々安着の儀に移行した。
すると・・・
いきなりドアを開ける物音に驚き、窓を開けると警備員姿の男性がいて向こうもびっくりした様子だった。
外はすでに暗く、車内の明かりはほとんど外からは判らないフィルムを張っている。
事情を話して駐車の許可は得たが入口は「ロープで施錠しますよ・・・」と言われ了解する。
明日朝には再びロープは外す旨のお話に安堵して安着の儀を継続した。
メインはいつもの「白菜と豚バラの鍋」温かい料理に冷たいビールは格別だ!さらに隠し日本酒も
あるから極寒という事を忘れるそのまんま「家のごはん風」ハイエースの夕食だった。
19:30 消灯・就寝
駐車場には街灯があり車内の電気を消しても明るかった。
ツエルトの中は快適でシュラフのW使用はしなかった。
目覚ましを4:00にセットし早々に爆睡するエバ夫婦だ・・・・。
【1月18日(土)】
起床 5:15・・・
寒過ぎて寝坊してしまった!!!
出発して間もない岩尾内湖東側沿いの林道を歩く・・・
★ アプローチ・・・
計算的には10時間近く寝ていたことになるが、実は夜中に何度も目を覚まし用足しに起きるかどうか
シュラフの中で葛藤していた。
ツエルトはバリバリに凍っているし、シュラフから顔を出すだけで体全体が冷やされる思いに起きられず
にいた。でもふと時計を見ると5時を過ぎていて決死の起床となった訳だ。
お陰で用も足せてスッキリはしたが、ここで改めて極寒の意味を体感する。
少なくとも-20℃超えは確実で「ホントに今日行くの?」と誰にでなくひとり言をつぶやく。
寝坊は寝坊として整理し、いつものコーヒータイムから朝は始まる。
そして、朝食はレトルトカレーとパックライスで軽く済ませていよいよ出発への準備となる。
出発 7:20
駐車場を出て回り込む様にUターンし、湖岸の東側林道を辿る。
取付き尾根まで約3キロ強、約1時間のラッセルを覚悟したが意外と沈まず足首にも満たなかった。
軽快に足を進めるも-20℃の出発にチーヤンはすでに手の感覚を無くし、毛糸の帽子はシバレて
霜が付き始める。正に凛とした世界観を堪能しながら静まり返った湖畔の道を淡々とアプローチ
する夫婦が居た。
地形図を何度も見ながら取付き尾根の場所を読図する。
取付き尾根 8:25
★ えっ、間違えた?・・・
読図では間違いないと自信を持って取付いた尾根は、濃厚な植樹林の中で急斜度。
ジグを切りながら数十メートル登った所で急に平らな尾根上に出て異変を感じた。
「えっ!間違えた?」と一瞬我を忘れて地図を読み返す。
見る限りこんな平らな場所は無いはずだがなぁ~・・・。登る尾根を一本間違えたかなぁ~・・・。
結局ここでは判別が付かず一旦林道に戻る事にして再び読図する事になった。
下りて少し林道を歩きながら周辺の地形も読んだ後、取付き尾根は間違えない・・・と判断する。
再び登り返し進むべき方向に延びる尾根を登り始めた。
この間約30分のロスタイムだったが、GPSを待たない、持てないエバ夫婦の登行は地図がガイド
であり、ピンクのテープは命の要なのである。
★ アップダウン・・・
620JP 10:20
地形図を再度良く見ると標高400m付近の尾根上は等高線が少し空いていて平であって
不思議では無かったので納得する。しかし、樹林帯は濃く痩せた尾根をスキーで登るのは容易
では無かった。地形図上のC498前後の平らな尾根上は樹林帯も歩き易く、500~600の登り
は再び急斜度の樹林帯で一苦労した。そして約620付近で西に派生する小さな尾根の分岐点
となりここから方向が東への変わるところだ。この間2度ほどアップダウンする尾根上だったので
下りの登り返しが嫌だった。
それでも700までの登りは少し緩斜度となり樹林も疎林になってホッとする。
このころから頂上部がどんどん近づくのを感じながら登行意欲が湧いてくるが700からの登りは
ダケカンバとエゾマツの大木となり斜度も増して来て大きなジグを切りながら高度を稼ぐ。
800m付近の疎林帯で頂上はもう目の前だ・・・
表面はパウダーな新雪だったが意外に沈まず軽快に登って行く・・
900m付近から見下ろす「岩尾内湖」と周辺の山々の展望が良い・・
大きく垂れ下がったダケカンバの枝には風雪を感じる雪団子のしだれ
岩尾内湖の北に位置する「糸魚岳(いといだけ)(914m)」は一等三角点があり正端な山だ・・
★ とうとう来たぞ!・・・
快晴・無風のこれ以上ない条件下でここまで登って来た。
もう目の前には目指す初ピーク岩尾岳があり早くも感慨無量の境地である。
雪はあくまで白く空はどこまでも青い・・・
歩き始めて4時間半・・・
途中の不安はどこへやら、帰りのスキーが楽しみなるほど気持ちに余裕が出て来た。
神秘すぎる静寂の中に生きている喜びを感じたこの景色はベストショット・・・
岩尾岳頂上で~す・・・!!
360度のパノラマでした・・・風も無く景色を堪能したい場所でしたが。
★ 2014年 初登頂 岩尾岳 1000m
頂上 12:12
2014.1.18 岩尾岳初登頂です!
北東側のウエンシリ山方面の山並み
★ 超満足の下山・・・
下山開始 12:30
これだけすばらしい景色を堪能しつつももう二度とここに来ることはないだろうなぁ・・と、つい遠い山の
踏破に思う正直な感想である。
2010年11月に登った「於鬼頭岳」の山座同定もままならず東と南側の山々はどれも「あの方向」で
ごまかして終了。それだけ道北の山には馴染みが少なく山座同定は難しかった。
道北には目指す1000m超峰は31座あり、今回の岩尾岳を入れると17座登頂している。
今度はしっかりと山座同定が出来るよう山の名と場所を熟知して臨む事にしよう。
下りは、登り返しがあるのでこのパウダーもシールを付けたまま下りる事にした。
それでも充分過ぎるほどスキーは楽しめて登り返しも容易に、濃い樹林帯も意外とスムーズにクリアー
する順調な下山だった。C498の下りでは北斜面に作業道を見つけて難無く林道に出る事が出来たの
で時間短縮にも繋がった。
林道出合(尾根取付き) 13:20
登りで3時間以上掛かっても下りは僅か50分で降りてしまうのでスキーの威力は絶大である。
あとはひたすら林道を歩くと往路と同じ約1時間で駐車場に付いた。
駐車場 14:20
帰路の林道から望む結氷した岩尾内湖と岩尾内大橋そしてダム事務所(左の茶色い建物)
ダム事務所前の広い駐車場とホテルハイエース・・・入口のロープは外されていました。
★ 弾みになれば・・・
久々の極寒の夫婦登山でした。
車中泊したのは昨年4月に知床・海別岳山行を中止して「フップシ岳」に変更した時に泊まって以来
9ヶ月ぶりの事だった。
1月早々好条件での山行を無事に終えて、目指す未踏峰への弾みとなれば幸いと夫婦の会話である。
そして、次の山は東大雪の「三股山1213m」と決めていた・・・。
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