るるの徒然

気持ちの赴くままに、つらつらと。

世界初の4回転フリップ

2016-04-26 | 趣味
アメリカで新たに行われた試合、チームチャレンジカップ。
試合とは言ってもそれはお祭りイベントみたいなもので終始和やかな雰囲気でした。

そんな中で宇野昌磨選手の四回転フリップ成功は凄かった。
世界初の快挙です。
ニュースにもなっていたので知っている人も多いかと思います。

Shoma UNO FS Team Challenge Cup 2016



数年前、試合で1、2度高橋大輔さんが四回転フリップに挑戦していました。
が、残念なことにそれは成功しませんでした。
それを今回宇野選手がやってくれました!!


ジャンプは全部で6種類あって、難しい順(得点が高い順)に並べると、

アクセル、ルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トゥループ

となります。


男子のトップ選手である羽生選手やフェルナンデス選手が試合で跳んでいる四回転はサルコウとトゥループです。
フリップを跳べるというのは綺麗に着氷出来ればかなりのアドバンテージとなるジャンプ。

これだけでも凄いことなのですが、今回驚いて思わず「どひゃー!」って言ってしまったのが、フリーの演技後半のジャンプ構成。
四回転トゥループを二回に、最後のジャンプが三回転アクセル+ループ+三回転フリップの連続ジャンプ。


三回転アクセル+ループ+三回転フリップ  !!!

連続ジャンプの中でもおそらく最も難しい部類に入るジャンプ。
プルシェンコがかつて一度だけ跳んだのを見たことがあるくらいで、それ以降はお目にかかっていなかったのです。
これをしかも一番最後に持ってくるって、もはや異次元。。。
スタミナ+ジャンプによほどの自信がないとこんなことできないですよ。

今回の宇野選手は何度か着氷に乱れがあったりして完璧ではなかったですが、
この内容を完璧にできたなら羽生選手の持つ世界記録はあっさり塗り替えられるであろう、
そんな想像を掻き立てるのに十分な演技でした。


いやはや、日本の男子フィギュア、相変わらず凄い。
来シーズンの戦いも楽しみです。


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