桃の節句が近づいてきましたね。
今日は雛人形に関する、ちょっと良くない話です。
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フジ「笑っていいとも!」でひな人形を倒すゲーム ネットで批判続々
フジテレビの昼のバラエティ番組「笑っていいとも!」(月~金、12:00~)のミニゲームのコーナーに対し、ネットを中心に批難が巻き起こっている。笑っていいとも!2月25日(月)から3月1日(金)までの週替わりのミニゲームは、3月3日の桃の節句にちなみ、ひな人形を使ったゲームが用意された。しかし、その内容が、ひどい。ひな人形に扇子を射的の要領で投げ付け、倒すことを競うというものなのだ。日本の伝統であり、工芸であり、芸術であるひな人形を狙い撃ちするという内容に、ネットは怒り心頭なのだ。
フジは、おととしから、露骨な偏向報道、韓流ゴリ押し、情報捏造などが問題視されている。また、今クールでは、昼のドラマ(東海テレビ制作)のエロの過激描写により、BPOからも二度注意されている。そして、フジ制作の映画「海猿」、「テルマロマエ」などの原作者からもフジ内部への金銭などに絡む苦情が暴露されている。さらには、もはやフジ社員たちの人間関係もボロボロなのだろう、元アナウンサーの中野美奈子さん(33)も、「社内にいるときは辛かった」と暴露する始末。元女子アナの高島彩(34)とフジの不仲説も飛び出した。フジの元アナウンサーの塚越孝(享年57)はフジ社屋のトイレ内にて自殺、元女子アナ千野(横手)志麻(35)容疑者はビル内駐車場で人を轢き殺し、職員は飲酒運転や暴行などで逮捕者続出。一般人を装い脚本ありだった「ヤラセ」疑惑も尽きない。極めつけは、視聴率3冠王からの転落。とにかく負のイメージしかなくなってしまった、フジ。「視聴率奪還」に息巻くフジであるが、様々な前科がある中、ここでひな人形を粗末にするという暴挙は、もうため息も出ない。
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そもそも雛人形とはどんな意味があるのか、そこから辿ってみましょう。
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皇室と雛祭りより一部引用
古来中国では上巳の日に、水辺で禊(みそぎ)をする習慣がありました。日本の宮中でも、奈良時代になると、盃(さかずき)を流水に浮かべそれが自分の前を通過するまでに歌を詠み、できなければ罰として盃の酒を飲むという「曲水の宴(きょくすいのえん)」が行われるようになりました。平安時代には一旦中断しましたが、まもなく復活され、宮中での伝統行事となりました。
人形を使うようになったのは平安時代のことです。人形で身体を撫(な)で、身体の穢(けが)れを人形に移し、その穢れのついた人形を川に流すという「上巳の祓(はら)い」が行われるようになりました。これが現在の「流し雛」の原型と考えられます。
中国古来の行事と、日本の風習が合わさった「上巳の祓(はらい)」が発展して、「桃の節供」「雛祭り」になります。
そして、安土桃山時代になると「桃の節供」に雛人形を飾って「雛祭り」を行うようになり、江戸時代になると、雛人形も徐々に華やかとなり、宮中、公家、武家だけでなく、家々にまで雛人形を飾る習慣が広がります。
江戸時代後期になると、天皇・皇后を模して、お内裏様(だいりさま)とお雛様と称し、宮中の束帯(そくたい)を正確に再現した雛人形が作られるようになります。
雅な宮中の伝統的衣装をまとった雛人形を飾ることには、皇室への崇敬の念が込められているほか、お雛様のように、女の子がすくすくと成長し、立派な大人になることを願う親の心が表されているのです。
当初、雛人形は一対でしたが、江戸期には人形自体も精巧となり、人数も増え、雛壇の段数も増えて、現在の形となりました。
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雛飾りというのは、宮中を模したもの。
そういう意味を知って、これを倒すという遊びを見た時、あなたはどう思いますか?
2013.2.27 フジテレビ笑っていいとも ひな人形を標的にゲーム
新たなゲームを考えることは結構なことですが、
それによって何かが犠牲となり侮辱されるようなことになるのは、全国放送するにあたっての配慮が足りな過ぎると思います。
不敬、配慮が足りない、そんなTVが最近は多いですね。
今日は雛人形に関する、ちょっと良くない話です。
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フジ「笑っていいとも!」でひな人形を倒すゲーム ネットで批判続々
フジテレビの昼のバラエティ番組「笑っていいとも!」(月~金、12:00~)のミニゲームのコーナーに対し、ネットを中心に批難が巻き起こっている。笑っていいとも!2月25日(月)から3月1日(金)までの週替わりのミニゲームは、3月3日の桃の節句にちなみ、ひな人形を使ったゲームが用意された。しかし、その内容が、ひどい。ひな人形に扇子を射的の要領で投げ付け、倒すことを競うというものなのだ。日本の伝統であり、工芸であり、芸術であるひな人形を狙い撃ちするという内容に、ネットは怒り心頭なのだ。
フジは、おととしから、露骨な偏向報道、韓流ゴリ押し、情報捏造などが問題視されている。また、今クールでは、昼のドラマ(東海テレビ制作)のエロの過激描写により、BPOからも二度注意されている。そして、フジ制作の映画「海猿」、「テルマロマエ」などの原作者からもフジ内部への金銭などに絡む苦情が暴露されている。さらには、もはやフジ社員たちの人間関係もボロボロなのだろう、元アナウンサーの中野美奈子さん(33)も、「社内にいるときは辛かった」と暴露する始末。元女子アナの高島彩(34)とフジの不仲説も飛び出した。フジの元アナウンサーの塚越孝(享年57)はフジ社屋のトイレ内にて自殺、元女子アナ千野(横手)志麻(35)容疑者はビル内駐車場で人を轢き殺し、職員は飲酒運転や暴行などで逮捕者続出。一般人を装い脚本ありだった「ヤラセ」疑惑も尽きない。極めつけは、視聴率3冠王からの転落。とにかく負のイメージしかなくなってしまった、フジ。「視聴率奪還」に息巻くフジであるが、様々な前科がある中、ここでひな人形を粗末にするという暴挙は、もうため息も出ない。
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そもそも雛人形とはどんな意味があるのか、そこから辿ってみましょう。
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皇室と雛祭りより一部引用
古来中国では上巳の日に、水辺で禊(みそぎ)をする習慣がありました。日本の宮中でも、奈良時代になると、盃(さかずき)を流水に浮かべそれが自分の前を通過するまでに歌を詠み、できなければ罰として盃の酒を飲むという「曲水の宴(きょくすいのえん)」が行われるようになりました。平安時代には一旦中断しましたが、まもなく復活され、宮中での伝統行事となりました。
人形を使うようになったのは平安時代のことです。人形で身体を撫(な)で、身体の穢(けが)れを人形に移し、その穢れのついた人形を川に流すという「上巳の祓(はら)い」が行われるようになりました。これが現在の「流し雛」の原型と考えられます。
中国古来の行事と、日本の風習が合わさった「上巳の祓(はらい)」が発展して、「桃の節供」「雛祭り」になります。
そして、安土桃山時代になると「桃の節供」に雛人形を飾って「雛祭り」を行うようになり、江戸時代になると、雛人形も徐々に華やかとなり、宮中、公家、武家だけでなく、家々にまで雛人形を飾る習慣が広がります。
江戸時代後期になると、天皇・皇后を模して、お内裏様(だいりさま)とお雛様と称し、宮中の束帯(そくたい)を正確に再現した雛人形が作られるようになります。
雅な宮中の伝統的衣装をまとった雛人形を飾ることには、皇室への崇敬の念が込められているほか、お雛様のように、女の子がすくすくと成長し、立派な大人になることを願う親の心が表されているのです。
当初、雛人形は一対でしたが、江戸期には人形自体も精巧となり、人数も増え、雛壇の段数も増えて、現在の形となりました。
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雛飾りというのは、宮中を模したもの。
そういう意味を知って、これを倒すという遊びを見た時、あなたはどう思いますか?
2013.2.27 フジテレビ笑っていいとも ひな人形を標的にゲーム
新たなゲームを考えることは結構なことですが、
それによって何かが犠牲となり侮辱されるようなことになるのは、全国放送するにあたっての配慮が足りな過ぎると思います。
不敬、配慮が足りない、そんなTVが最近は多いですね。