るるの徒然

気持ちの赴くままに、つらつらと。

5年ぶりのウニ漁

2015-07-31 | 震災
こちらは昨日のニュース。


いわき市で原発事故以来5年ぶりのウニ漁が試験的に再開(福島15/07/30)





そしてこちらが今日のニュースです。


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5年ぶりに復活 いわき産ウニの貝焼き入札(福島県)(→リンク先ではニュース動画が見られます)

5年ぶりに復活したいわき産のウニの貝焼きが、けさ、入札にかけられた。

*記者リポート
「入札まで10分前ですが、ごらんのようにたくさんの業者が集まってきています」
いわき産のウニの貝焼きは、きのうの試験操業で5年ぶりに復活した名産品だ。
今回は、28個と数が少ないため高値が予想されたが、最も高いもので、震災前の3倍ほどにあたる1個、5,750円で取り引きされた。

*落札した業者は
「損得ではないのでそれなりの値段で売りたいと思います」
落札した店では、さっそく、店頭に並べられていて、すでにたくさんの注文が入っているという。



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いわきはウニが特産品の一つで、貝焼きはご当地食、市民にはおなじみの一品です。
待ち望んでいた人はとても多いはず。
私も嬉しいです。

海のもの山のもの、地域・品目ともにピンポイントですが、いまだあまり出回っていない食品があります。
春の山菜なども、会津地域以外の県内産は今年もとても少なかったですし、
また、昨日の日記で取り上げた、梅。
地元産の梅の流通量は震災後極端に減っているような気がしています。


勿論、出回っているものは検査も安全性も確保されております。
特に力を入れていたお米に関しては、昨年度、全袋検査で基準値越えが一つも出なかったんです。(こういうこともちゃんと全国ニュースでやってほしいのですけどね・・・)


とにかくこうしてまたひとつ元の生活に一歩近づいたのは喜ばしいことです。
頑張ろう東北!!


梅干しの日

2015-07-30 | 趣味
今日7月30日は梅干しの日なのだそうです。
「梅干しを食べると難が去る」と昔からの言い伝えから、「なん(7)がさ(3)る(0)」の語呂合せで制定されたのだとか。


今年も我が家の梅干しは順調に干すところまで至りました。



今年の梅干し仕込みもちゃんと日記に書くつもりがズルズルと更新しないまま今まで来てしまったので^^;、ダイジェストでまとめておきます。

梅の塩漬け。品種は昨年と同じ、白加賀梅です。塩は梅の重さの18%で袋漬けにしました。(6月中旬実施)



その後、良い赤紫蘇が出回ったら購入し、梅漬けに加えていきます。



梅干し作りに適した葉っぱだけを厳選して、


塩もみしていきます。(塩は紫蘇の重さの20%です)


揉むと灰汁が出てくるのでしっかり揉んで水分を出します。
紫蘇の色が出てるからと躊躇せずにしっかりと搾りますよ~


搾ったところに・・・


梅漬けの液(白梅酢)を100㏄ほど取り、加えて再び揉んでいくと鮮やかな赤に。



1度目と2度目の揉んだ際の色をこうして比べると違いがはっきりわかりますよね。
毎年、この色の変化を見る瞬間が本当に好きです。



この赤く染まった紫蘇を梅漬けに加えて赤く染めます。



こんな過程を経て現在、一番最初の写真のような土用干しに至っています。

干すのは土用期間の快晴が続く3日間。
立秋を過ぎると風と日差しが変化し、土用に干したようなからりとした仕上がりになりません。仕上がりの差は食べるにも保存にもさほど影響はありませんけど、やっぱりそんな差が出るのだからきっと何かが違うはず、私がまだちゃんと理解していないだけと思っています。
1日目は夕方取り込んだ後、梅を漬けた液(赤梅酢)の中にもう一度戻して一晩おきます。
この工程をすることで実がより柔らかくふっくら仕上がります。

写真ではわかりにくいんですけども、手で触っていると、1日目、2日目、3日目と時間が経つにつれ皮が薄くなり、実と皮が離れた感じがわかるようになります。梅漬けと梅干しの違いはここにあるかなと。干すというひと手間がなくても食べられますけど、やっぱりやったほうがいい。
干してこそ梅干しですよね。


今年は良い品質の赤紫蘇が手に入っただけでなく、たっぷりと使ったので本当に真っ赤な色に染まりました。
紫蘇の品質が悪いと色が綺麗に出ません。
また、紫蘇の質が良くても量が足りないと色の薄い梅干しになります。
あまり真っ赤なのも・・・と思って昨年ちょっと紫蘇の量を少なめにしたら今ひとつの出来になってしまったので、今年はしっかりと色づけ。
この色鮮やかさも少し年数が経つとくすんできますから、食べ終わるまで長い期間がかかると思われるならば真っ赤なくらいでちょうどいいと個人的には思います。


まあ今日は梅干しの日ですから。
紫蘇についてはまた後日、改めて日記にしようと思います^^。


夏の暑さが続きます。
日本の伝統食、梅干しでさっぱりして夏を乗り切りましょうね♪



~関連日記~

私の梅仕事まとめ


安保のまともな議論

2015-07-29 | 日記
youtubeに次世代の党、和田正宗議員の質疑応答模様がUPされていました。
これはすごく良かった。ためになりました。

和田政宗議員と安倍晋三総理大臣の素晴らしい議論(2015年7月29日)



最近TVのニュース等で取り上げられている国会の場面は、声を荒げて喧嘩口調で突っかかる野党議員の姿や、ひたすら反対しか叫ばないデモの様子などが多く、反対意見が先にありきのような伝え方ばかりがされています。

それっておかしくありませんか?

政府案のどこが良くてどこがおかしいのか、
賛成意見と反対意見そ述べるのは良いとして、その具体的主張はほとんど展開されていないと言いますか、感情的な意見ばかりがTVニュース等ではピックアップされているように思えてなりません。


和田議員のような、賛成だけどここが良くない、この点が抜け落ちている、安保関連法案のこういった話がニュース報道で取り上げられたのを私はまだ見たことがありません。
そもそも賛成意見を目にする機会がほとんどありませんからね。
そしてとても中身のある議論であると思います。
加えて、質疑応答にヤジなどが飛ぶこともなく静か、また、議員が感情で声を荒げることもなく冷静な立ち振る舞い、これは当然のことなんですけども、この安保関連ではそんな普通のことさえできていない議員さんが多いので普通なことが素晴らしく見えますw

反対するにしても、この点が反対、こう変えれば賛成する、といった意見が野党が的確に指摘さすれば国会を見ている国民もなるほどそういう意見もあるかと考えるはずで、今のような何事も全否定するだけの野党のやり方がいい方法とは決して思えないんですけどねえ。。。
質疑で感情的になっている野党議員の姿なんて見ていてあきれます。
怒れば話を聞いてくれる、注目されるとでも思っているのでしょうか。
公の場で冷静さを保つことができないという点で非常に大人げないと思うのですが、TV報道ではそういう点に触れることってありませんよね。


重要な法案だからもっと時間をかけて考えるべきと言うのももっともな意見だと思いますが、
その前に安保についてきちんと伝えることを放棄してきたメディアの怠慢を見過ごしてはならないと思います。



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安保関連法案、委員会審議時間は歴代4位(産経ニュース 2015.7.15 )


衆院平和安全法制特別委員会で可決された安全保障関連法案の委員会審議時間は116時間30分で、正確な記録のある昭和50年以降では歴代4位となった。

 衆院事務局によると、最も審議時間が長かったのは民主党政権時代の平成24年8月10日に成立した社会保障・税一体改革関連法の審議。消費税率の5%から8%への引き上げを盛り込んだ関連法の審議時間10+ 件は、129時間8分だった。

 2位は6年1月29日に成立した衆院選に小選挙区比例代表並立制を導入した政治改革関連法の121時間38分、3位には17年10月14日成立の日本郵政公社を分社して民営化するための郵政民営化関連法の120時間32分が続く。

 審議時間の長さでは、昭和35年の日米安保条約改定と関係法の136時間や、46年の沖縄返還関連法の127時間などがあるが、いずれも正確な記録の残る50年より前のものだ。


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120時間近くの審議時間があったのにその中身がどれだけニュースを通じて国民に知らされたでしょう?
この積み重ねられた120時間の中身をほとんど伝えることなく「賛成?反対?」を投げかけるニュースやワイドショーって一体・・・?
それだけの時間をかけても対案のひとつも出せない野党の役割って・・・反対と叫ぶことだけ???

ちゃんと国会での審議の様子をチェックしながら、安保法案の行方を見守って行きましょう。
初めから頭ごなしに賛成ありき、反対ありき、で見るのではなくて、ね。
和田議員が動画の答弁の中で述べているように、現状では自衛隊等が不測の事態に対処できないことがあるのですから、それは安保に賛成反対関係なく私たちがしっかり考えていかないといけないのではないかと思います。



神様トンボ

2015-07-16 | 日記
とんぼ、というと一般的には赤とんぼを思い出す方が多いかもしれません。

夕焼け小焼けの赤とんぼ~♪

って歌もありますしね。


でも家の近所でこの時期見かけるとんぼは、全身真っ黒。
その名前はハグロトンボと言うのだそうです。
別名神様トンボとも呼ばれているのだとか。





止まって休む時は蝶のように左右の羽を完全にくっつけるのがちょっと不思議な感じです。


近所にある鹿島神社で、毎年初夏になると見ることができます。
羽化後のしばらくは薄暗い水辺や林に住む習性を持つため、自然が豊富な(言い換えれば鬱蒼とした)神社で姿が見られるのでしょうね。
梅雨が明けた頃には姿を見ることができなくなるので、この季節だけの限定。
しかも暗いところにいるから、季節になったからといって必ず見られるわけでもないので、見られて写真までしっかり撮れたのはラッキーです^^。

神様トンボと呼ばれているように、神様の使いなのかもしれないな、と感じたのでありました。