るるの徒然

気持ちの赴くままに、つらつらと。

仙石線全線復旧

2015-05-30 | 震災

JR仙石線が4年2か月ぶり全線復旧 津波被害の大きい区間は高台に移設

 宮城県の仙台市と石巻市を結ぶJR仙石線(せんせきせん)が30日、全線復旧した。沿岸部を走る同線は、東日本大震災の津波で大きな被害を受け、一部区間が不通になっていたが、4年2か月ぶりに全線がつながる。同時に、東北本線との直通運転を行う「仙石東北ライン」も運行を開始した。


高城町駅~陸前小野駅間で運転再開


仙石線は、仙台市のあおば通駅から石巻駅までの31駅を結ぶ同県内の主要路線。震災による津波で線路や駅舎、列車が流され、高城町(たかぎまち)駅~陸前小野駅間(約10.5キロ)が運休したままになっていた。特に被害の大きかった東松島市の陸前大塚駅~陸前小野駅間では、約3.5キロの区間の線路を内陸の高台に移設して復旧を目指した。これにより、東名(とうな)駅は約600メートル、野蒜(のびる)駅は約500メートル内陸側に移動し、仙石線は震災前のルートより1.2キロ短い49.0キロになった。

仙石線の全線運転再開に合わせ、仙石東北ラインが運行開始する。これは、仙石線の松島海岸駅~高城町駅間と東北本線の塩釜駅~松島駅間に接続線を整備し、両線の直通運転を行うもので、東北本線の仙台駅と仙石線の石巻駅を結ぶ。


仙石線では、同ラインの快速列車などと合わせて、震災以前と同じ下り33本、上り33本を運転する。



山田線など2路線3区間がいまだ不通


 東北沿岸では震災後、多くの路線が被災して不通となった。復興庁などの資料によると、岩手、宮城、福島3県で被災した路線の総延長2350.9キロのうち、現在も運休しているのは、JR山田線の宮古駅~釜石駅間と、JR常磐線の竜田駅~原ノ町駅間、相馬駅~浜吉田駅間の2路線3区間の計124キロ。JR気仙沼線、JR大船渡線の不通区間はBRT(バス高速輸送システム)で仮復旧している。



**********


仙石線は私が宮城に住んでいた頃は日常的に使っていた路線。
今回復旧した箇所は日常的に使っていた区間ではないけど、それでも、このニュースはとても感慨深いです。


震災で被害を受けたあと、復旧・運転再開した路線は数多くありますが、
線路の敷き直し(内陸への移設を含む)と、新たな駅舎建設をして、なおかつ再開後に採算が取れそうなJR路線の復旧は、ここが第一号なのではないだろうか?
と私は思っています。
それだけ地方の鉄道は採算面で大変だと思いますね。
今でも残る不通区間はそれだけ厳しい状況に置かれているのでしょう。

厳しいけれど、鉄道の再開見込みがなければ町が更に厳しい状況に置かれるのは必至。
だからこそ今も不通の路線は何とかしようともがいています。
今回の仙石線の復旧が、他路線復旧の光になれば良いなと思いますね。


町の周辺の整備・発展は、鉄道と駅の復旧から始まります。
震災前に元々あったお店や住民が戻ってくるのは、ここからです。



震災を振り返る意味で、今回復旧した地域の当時の状況を。
ようやくこういうものを感情的にならず直視できるようになってきました。



宮城県東松島市野蒜(のびる)の空撮



東松島市を襲った大津波の証言
http://memory.ever.jp/tsunami/shogen_higasi-matusima.html




春の幸運見つけた♪

2015-05-13 | 趣味
五月も半ばとなりましたが、東北ではまだ菜の花があちこちに咲いています。




その足元にあったクローバーの中に・・・






幸運の四つ葉のクローバー、は見つからなかったけど、もっと珍しい、六つ葉のクローバー発見!!


見にくいので家で拡大して撮影。




こんなたくさんの葉っぱがついたクローバーを見つけたのは久々です。
小学2年生以来かも。
当時は四つ葉もたくさん見つけたし、五つ葉や七つ葉も見つけたのは懐かしい思い出。



さて、六つ葉効果で、なにかいいことあるかな?
何が起こるのか、楽しみに日々を過ごしたいと思います^^



オスプレイの活躍

2015-05-06 | 政治
ご無沙汰しておりました。


ゴールデンウィークも今日で終わりですね。
お休み中はネットもTVもあんまり接していなかったので、沖縄のオスプレイがネパール地震に出動していたことを先程までまったく知りませんでした。
で、ニュースで大きく取り上げられていたのかな?と思いきや、検索してもほとんどニュースで取り上げられた形跡が出てこない。
「オスプレイ危険だー」「反対!!」のニュースだけが一方的に取り上げられるのはおかしいと思うので、活躍するニュースも大々的に知らせないといけまませんよね^^。


**********

普天間のオスプレイが到着 米、要請受け被災地派遣


 在沖縄米海兵隊の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属する新型輸送機MV22オスプレイ4機が3日、ネパール大地震の救援活動のために同国の首都カトマンズの空港に到着した。国防総省当局者が4日、明らかにした。

 米軍は1日、ネパール国内と、タイ中部のウタパオに拠点を持つ統合任務部隊を設置して運用を開始。米軍関係者ら計約120人がネパール入りし、復旧支援活動を本格化させている。

 オスプレイは、ネパール政府が垂直離着陸可能な航空機支援を米側に要請したことを受けて派遣した。救助隊をカトマンズから離れた被災地に送り届ける任務などに主に従事する。

 国防総省によると、ネパール入りしている米国際開発局(USAID)の災害支援対応チームが米軍の航空機から、地震による崩落や倒壊で簡単に近づけない被災地の状況を確認している。(共同)


**********


ニュース動画、テレビ朝日のを見つけましたのでリンク貼っておきますね。
こんな数分のニュースでだけではなくて、看板番組のニュースステーションでもきちんと取り上げたのでしょうかね?
それが報道の公平性というものですが。


参議院議員で元自衛官の佐藤正久氏が書かれた、ネパール地震におけるオスプレイの有用性についての記事もリンクしておきますね。リンク先でじっくりお読みくださいませ。


読んでみての感想ですが、オスプレイの有用性についてTVのニュース等でこれだけきちんと述べている評論家はほとんどいなかったように思います。
それだけオスプレイ反対派のいわゆる「御用評論家」ばかりがTVに出て意見を述べていたのかな、と感じましたね。
オスプレイだからこそできる国際支援・貢献というのも、もっときちんと取り上げる必要性があるのではないでしょうか。
それが報道の公平性と保つことであると私は思わずにいられません。

今回のネパール地震では拠点空港の規模が小さく、滑走路が一本しかなくて着陸までが大変なのだとか。
そして被災した土地は山間部が多く、ヘリのほうがむしろ今回の地震の場合は必要となっています。



**********

「ヘリ足りない」 物資届かず自衛隊にも影響 ネパール(朝日新聞)


 2日で発生から1週間となり、死者が6千人を超えたネパールの地震で、山間部での被害の実態が次第に明らかになってきた。大きな揺れで道路に崩落などが起きたほか、もともと車で行かれない場所も多く、ヘリコプターの数の不足が救援活動を難しくしている。国際社会にヘリや航空機の提供を求める声が強まっている。


 震源地に近い北西部ゴルカ郡ポハラター村。土砂崩れで砂利道が埋まり、車では進むことができない。食糧などの運搬はすべて人力だ。被害状況を調べに来た国連の災害調査チームのブルノー・ブリアクさんは「被災した村があちこちに散らばっている。ヘリコプターを使わないと、物資を運べない場所も多い」と言う。

 ネパール政府の被害状況把握や救援活動は、山間部では遅れている。その理由は、ヘリなど交通手段が乏しいことにある。

 ネパール内務省のダカル報道官によると、救援救助活動に従事しているヘリコプターは、応援に来たインド軍機なども入れて20機。救助活動に加え、孤立地域への救援物資の投下作業を地震から4日後に開始したが、はかどっていない。ダカル氏は「ヘリが足りない。テントや食糧も不足している」と訴える。

 日本から医療援助のため派遣された自衛隊も、ヘリ不足など輸送力の問題で行動が制約される。自衛隊の医療援助隊は1日に本隊が到着し、総勢114人となった。

 今のところ、医療活動はカトマンズ周辺で行う予定だ。被害のひどい山間部では道路が寸断され、装備を運ぶにはヘリが必要になる。だが、ネパール軍などからヘリを借りるめどはたたず、空港の受け入れ能力の問題などで日本から持ち込むのも難しいという。

 自衛隊は輸送機に積み込めるタイプの多用途ヘリを所有し、2005年のパキスタン北部地震でも輸送機で現場に派遣された。

 だが、救援要員や物資を運ぶ各国の航空機が殺到するカトマンズ空港は滑走路が1本、駐機場も8機分しかない。常に多くの飛行機が上空で旋回を繰り返し、着陸の順番を待っている状態だ。輸送機を長時間止めてヘリを取り出し、その場で組み立て直す場所と時間を確保できないという。

     ◇

 ネパール警察当局は1日午後10時現在(日本時間2日午前1時15分)の死者数を6621人と発表した。インドなど周辺国と合わせて全体の死者は6730人となった。(カトマンズ=貫洞欣寛、ポハラター村=中野寛)


**********


朝日さんはこうしてヘリが足りないことを記事やニュースにしているのですから、ぜひ普天間オスプレイの今回の活躍も記事にして大々的に取り上げてほしいですね。
それをやってくれるかどうか、期待をして(笑)、見守ることにしましょう。