るるの徒然

気持ちの赴くままに、つらつらと。

さよなら哲学の木

2016-02-25 | 日記
北海道には「○○の木」と名の付く有名な木がたくさんあります。
その有名な木のひとつである「哲学の木」がなくなってしまったそうです。



「哲学の木」切り倒される マナー悪化、所有者が決断

畑や牧草地がパッチワークのように広がる北海道美瑛町で、「哲学の木」として観光客や写真愛好家らに親しまれてきた大きなポプラの木が24日、切り倒された。老木となって枝が落ちたり倒れたりする危険があったうえ、無断で畑に入り込むなどマナーの悪い観光客らが増え、所有者の農家が決断したという。

広くなだらかな畑の中に1本だけ立ち、何かを考えているかのように斜めに傾く姿から「哲学の木」と名付けられた。音楽グループ「ゆず」の映像作品に使われたこともある。

関係者によると、木の老化に加え、観光客らに畑を荒らされる被害がなくならないことが背景にあるという。無断で畑に入られると、作物がつぶされたり土が踏み固められて作物が育たなくなったりするほか、靴を介して病害虫が持ち込まれる恐れもある。

このため、所有者は立ち入り禁止の看板などで注意を促し、数年前からは木の幹に×印をつけて撮影禁止にした。町も観光スポットのリストから外し、観光アドバイザーに巡回してもらうようにしたが、注意をしても無視するなどの行為が少なくなかったという。



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そもそも何年も前からマナーは問題になっていたようです。
下記のブログさんの記事を是非お読みになっていただきたい。

美瑛町の「哲学の木」が切り倒される?

哲学の木が無くなりました!





なくなってしまってからでは後悔しても遅いです。
何事もですが、あるうちに感謝をして動かなければ。
特に北海道は水資源とかリゾート施設なんかも危険だとニュースで話題になってますものね。
守ろうという動きが小さければ心無い人や問題に無関心な人に浸食され、どんどんこうした残念なニュースを聞くことは増えるでしょう。

タイムリーなことにシャープが鴻海の傘下になるというニュースが入ってきました。
日本で育ってきた信用とブランドがポンと海外に流出してしまうのは個人の力ではどうしようもありませんが国益を損なう出来事だと心を痛めております。



観光資源、技術、大切に時間をかけて育ててきたもの、続いてきたものをもっと大切にしていかないとね。


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