Kent Shiraishi Photo Studio

北海道美瑛町の大自然や身近な写真を、
海外写真サイトから配信致します。

★美瑛町の「哲学の木」が切り倒される?

2012年10月25日 | フォトエッセイ&フォトアート
★美瑛町の「哲学の木」が切り倒される?

★美瑛町の有名な木「哲学の木」が切り倒されるかも・・・。

「哲学の木」の持ち主である農家さんが書いた下記文章をお読み下さい!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『今日うちの哲学の木を写真撮りにきた観光客が立ち入り禁止の看板無視して畑に侵入、

あげくに停めてあったトラクタにも乗り込もうしたとろ、家族が見つけて阻止。

この前は刈ったあとの麦畑に普通に車乗り入れてた。

どうなのよ美瑛町(怒)

ぼちぼち我慢の限界です。

農家が迷惑うけてまで観光のために協力するのがバカらしくなった。

トラクタ勝手に乗るなんて窃盗だろ。

金かけてまであの木を倒すことに決めた。』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

観光客の皆さんがマナーを守らないから、 農家さんはほんとに迷惑しています。
どんな有名な木も農家さんにとっては無くても問題ない木です!

一部の心ない観光客のために、 もし「哲学の木が」切り倒される事になるなら、
ほんとに残念で悲しい事です。

問題は観光客だけではない。 農家さんの好意に甘えている「行政」にもある。
特に美瑛町は他の市町村のように、 行政が先頭に立って観光の街にした訳ではない。

まず何よりも農家さんの開拓の努力があっての事であり、
その美しさを前田真三先生の様な著名な写真家や、
マスコミが紹介した事で観光の街として発展してきた。

言ってみれば棚から牡丹餅(ぼたもち)的な要素が大きい。

結局行政が農家さんに対して感謝し、
貴重な観光資源でもある「丘や木」を守っていくためにも、
仕事の妨げにならないよう観光客のマナー向上に有形無形で努力し、
率先して動かない限り、農家さんの怒りは収まらないでしょう。

また地元に住む我々写真家も、マナーの悪い写真家どもに、
毅然として注意する義務がある。

行政とは別な次元で、
写真のプロフェッショナルならば、
出来の悪いアマチュア写真家にマナーを指導するのも仕事だ!

もっとも先日、 「青い池」でタバコの空箱をその場に捨てた高齢の写真家がいた。

僕はいつもゴミ袋を持参しているので、それを拾って入れながら、
「美しい風景を美しく撮るためには美しい心が必要ですよ!」

わざとニコニコ笑いながら、 場の雰囲気を壊さないように話したつもりだったが・・・。
そのオッサンは真顔で「僕は美しい風景を撮る事で有名なプロだよ!」

「貴方はだまってゴミを拾いなさい!!」・・・なんとそう言ったのだ。

よく見るとその男の周りには、 弟子か生徒かツァー客か知らないが、
数名の人間がたむろしていた。

私は呆れてそいつの顔をじっくり見た。 たしかに写真雑誌等で見かける顔だ!
僕は軽蔑するように、そいつと、 周りの連中の顔をゆっくりと見ながら、
あえて黙ってその場を立ち去った・・・。

育ちの悪い教師から学ぶ事など何もない。
またそういう者を教師に選ぶ者達も同じ穴の狢だ。

普通のバランス感覚を持つ我々のような写真家は、
美しい自然や被写体を撮るならば、 その場所を汚さぬよう意識するのは当然である。

それが出来ない者は、 写真家としてはもちろん、人間としても成長の止まった者である!
私はマナーの悪さで「有名」な写真家にはけしてなりたくない!

ところで、クリスマスツリーの木の持ち主である農家さんも、
同じように怒っていると聞いています。

おそらく「有名な木」の持ち主である農家さんの気持ちは、皆さんほぼ同じではないでしょうか?
美瑛町の行政能力が問われる時期に来ていると思います。

・・・そしてもちろん我々写真家についても、

『自分だけは良い写真を撮りたい!』

この自己中心的な発想が全ての元凶ですから、
アマチュア・プロに関係なく、自分に厳しく、マナーの悪い写真家達にも厳しく、
自覚をもって行動するしか方法がないでしょう。

特に、僕を含めた美瑛町在住の写真家の皆さんは、
この街が自分の大切な庭であると考えて、そこを自分達で守る、荒らさせない。
そういう意識を持つ事が大切だと思います!

私のブログを読んでいる皆さんにも、
ご協力ご理解いただければ嬉しいです!

・・・そして、
世界でもまれな美しい風景である「丘と木」の景観を、
皆さんで守って頂きたいです。
どうか宜しくお願いします!

追伸:

上記文章を書きましたところ、
かなりの反響がありました。

まずはお読み頂いた皆様に感謝申し上げます。

実は今回この事を書くか書くまいか随分と迷いました!

正直に言いまして、
今の僕なら毎日写真だけUpしていた方が人気が出るからです。

しかし持ち主である農家さんが、切実なお話を書かれて、
切ろうか切るまいか真剣に悩んでいらっしゃる。

自分は「哲学の木」をさんざん今まで撮らせて頂きました。
しかも美瑛町で一番好きな木なのに、
もし何も発言せず、このまま切り倒される事にでもなれば、
後悔しても遅すぎます!

よってただ黙って見過ごすことは出来ませんでした。

このまま寿命を全うせず、切られてしまうようなら、
美瑛を世界に紹介した故前田真三先生も悲しむでしょう。

そして少なくとも、
我々のようにこの街の観光に関わっている者にとっては、
こういう事態になる事がそもそも恥ずかしい事だと思うのです。

まずは緊急で問題を提起し、皆様に現実を知って頂き、
次に具体的にどうしていくか?
色々議論出来ればと考えました。

たしかに火中の栗を拾う様な部分もあり、
実際数名の方からは「偉そうに書くな!」
「目立ち過ぎです!」といった声も聞こえています。

・・・しかし我々町民にとってはもちろん、
美瑛町が大好きな皆様にとっても、
何も知らされないまま、切り倒した後で分かったのでは悲しすぎます。

色々批判されるのは覚悟の上です。

でも何とか「哲学の木」が寿命を全う出来るよう、
我々皆で良い方法を考えていければと思っています・・・。

どうか皆様の知恵をお貸し下さい!


★さらに追伸(11月16日)

【皆さんの思いが農家さんに伝わり、木は切られなくて済みそうです。】

皆さんご支援・ご協力、本当にありがとうございました!

・・・しかし、
観光客・写真家のマナーが良くなった訳ではありませんので、
農家さんの苦悩はこれからも続きます・・・。

今後は僕も積極的に、もっともっとマナー向上の啓蒙活動をしていきます。

どうか皆様も、この美しい街や農家さんの生活を守るために、
今後ともご協力お願い申し上げます!

ありがとうございました。



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12 コメント

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Unknown (すここ)
2012-10-25 21:42:19
はじめまして。

富良野に住んでいます。
美瑛の写真を撮る方のマナーの悪さは
何度も聞き及んでいます。
富良野もそうです。
先日写真を撮っていたら、畑の私有地に
堂々と車で入って写真を撮っている人が
いました。

そのカメラマンの話、本当に情けない話ですね。
写真家としてよりも人間としての品性を
疑います。
本当に腹が立って文章がおかしいかも
しれません。ごめんなさい。
Unknown (丘の旅人)
2012-10-26 01:47:09
はじめまして。
つい数日前、美瑛を旅してきましたが、親子の木の裏側の畑のど真ん中に入っているカップルを見つけましたので、思いっきり怒鳴りつけてやりました。常識を知らない一部の観光客のために、このようなことになってしまうのは、本当に悲しい話です。もしこのような観光客を見かけたら、見て見ぬふりをするのではなく、勇気を持って今後も注意していきたいと思います。写真家の件は全く論外です。是非実名を公表して頂きたいです。こんな写真家はツイッターで思いっきり拡散させて懲らしめてやりましょう。
美しい心から美しい作品は生まれるのでは? (Dosanko.S)
2012-10-26 10:44:36
私は、美瑛や富良野まで車で1時間くらいの所に住んでいる者ですが、この記事を読んで唖然としました。

どんなに美しい写真を撮っても、その写真家の心が汚れきっていることを考えるとまことに悲しいことです。
どんなに有名な写真家であっても、そのような人の撮った写真を見たいとは思わないですね・・・・・。
美瑛も、富良野もいつまでも美しい景色のままであってほしいです。

農家の方々の長い間の努力を無駄にしなでほしいと思います。

  
はじめまして。 (カメラ婦人)
2012-10-26 11:29:06
とても心が痛む状況で、マナーのない人、行政について、本当にごもっともなご意見と思います。
そして、その品性下劣な「写真家」とは誰ですか? 
とても気になります。
残念です (M_Mda)
2012-10-26 13:33:59
はじめまして。
哲学の木の件、噂に聞き検索していた所、こちらにたどり着きました。

こういうのは、メジャーになれば必ず出てくる問題ですよね。
・・・とはいえ、美瑛は拓真館が開設された頃からよく通っていたので、なんともやるせない気持ちです。
2000年頃でしたか、「畑に入らないようにしましょう」とかいう、
言うまでも無い当たり前の事を書かれた看板がわざわざ設置された時も
そこまでしないといけないのか・・と絶句しましたが、
勝手にトラクターに乗り込むとか畑に車で入るとか、論外ですよね。
5年ほど前に行った時、地元の方と話した時も「週末になるとあぜ道に車で入ってくる車が多く、
トラクターや軽トラと鉢合わせしても交差できず、そっち(トラクター側)がどけ!と恫喝してきたり、
酷い4駆等になると、畑に入ってトラクターをかわす、
文句を言おうにも、止まって降りたらもう相手は遠くに・・」
というような話を本当にたくさん聞きました。

青池での事は大人の対応をなさって立派だったと思います。
どの方か非常に興味がありますがw、
私であれば、そんな体験をしたらツイッターなり自サイトなりで、
顔写真つきでもろ公表してしまっていたと思いますw

以前の観覧車でも色々な意見が出ましたし、観光相手の人、農家、写真や絵画等の人、
全てをうまくまわすのは、なかなか難しいのかもしれませんね。

再来月辺りに雪の風景を撮りに行く予定でおり、美瑛から白金に向かうときは
遠回りしてあの木のそばを通るのが楽しみだったのですが、
それがもうないというのは残念でなりません。
Unknown (思い出しても腹が立つ)
2012-10-26 20:47:50
この記事を読んで本能で封印した気持ちを思い出しました。
昨年12月、樹氷を撮ろうと林道を歩いて帰ってきたら、いきなり農家のクソ野郎に背中をどつかれました。いや、あれは本当に冷静に考えてもケガをしなくてよかったと思うほどの力でした。
私は訳が解らず冬景色よろしく頭の中が真っ白です。
一方的に怒鳴られた話から推測するには、隣接する畑の持ち主らしく足跡があったから私を犯人と決め付けどついたらしいです。
しかし、その足跡は一晩分の雪が積もってるし・・・
今歩いてきた足跡とぜんぜん違うじゃんって話ですが、さっさと軽自動車に乗って去って行きました。
カメラをブン投げてクルマで追っ掛けようと思いましたが、カメラは大切なのでバッグにしまったり三脚を畳んだり、長靴から履き替えたりしていて見失いました。
今でも見つけたらこっちも言い返したい!!!

しばらく、あのクソ農家野郎に腹を立てましたが、白石さん同様大人なので私も考えました。
あのたった一人の農家は人間としての態度は最低ですが、最低な行動へ駆り立てた行動をした人間に問題があると。
まさに今回の記事ですね。
そう思ったので、ちょっとした傷害事件にも目をつぶり11ヶ月間水に流してきました。

でも思い出してしまったぁ!!!
腹立って眠れないぞー
たった一人の農家とマナーを守らない人間に腹が立つ!!!
私がワガママなのか?

すいません、ここで愚痴ってしまいました。
PHOTOHITOでちまきさんを知って以来、ブログもず〜っと見てきましたが、
初コメントが愚痴とは。。。
それ程、抑えられない出来事と現状の問題だったので書かせて頂きました。
しかし、あの農家、いや農家さんではなく、あの人間は許せない。
しつこくてスミマセン。
農家さんはもっと嫌な思いをしています。 (Kent Shiraishi)
2012-10-27 02:10:34
お気持ちは分かります。
マナー違反の他の誰かと誤解された訳ですから・・・。

しかし「・・・最低な行動へ駆り立てた行動をした人間に問題があると。」
その通りです。

おそらくその農家の方が毎日嫌な思いをされていたところに、運悪く貴方様がいたのでしょう・・・。

僕にもこんな事がありました。
つい最近の話です。

野菜の収穫を家族で楽しそうにされている農家さんを見つけまして、
「写真を撮らせて頂けませんか?」
そう声を書けましたら、一人の男性が大声で、
「だめだ!俺達家族の写真を何で他人のあんたが撮るんだ!帰れ!!」
そう怒鳴られました!

僕は「ごめんなさい!」、
そう一言謝りまして車に戻りました。

ところが後ろから女性に声をかけられました。
「ごめんなさいね!、主人が失礼な事言って・・・いつも声もかけずにだまって勝手に撮影する方が多くて、彼はいらいらしているの・・・。」
そう話されました。

「仰る事は当然のことだと思います。
こちらこそ失礼致しました!」

そう言って僕はその場を離れました。

たしかに僕は彼らに声をかけ、
失礼は無かったと思いますが、
実際は想像出来ないほど無礼な者が多く、
カメラを持った者に対して日常的に拒否反応が起きるのです。

多数のどうしょうもない無礼な、
そしてルールを無視する写真家を見てきた僕には、
十分彼の怒りが理解出来ます。

それほどにマナーの悪い写真家が圧倒的に多いのです。

自分も今まで以上に今後はもっと注意して、
撮影をしていかなければいけない。
そうつくづく考えさせられる出来事でした・・・。



初めまして。 (岡田凧)
2012-11-08 11:51:28
旭川の友人から哲学の木が伐採されるかもという話を聞きました。

恐らくここからの情報だと思います。

私もブログで哲学の木が伐採されるかもと言うことを記しました。

事後報告で申し訳ありませんがこの記事にリンクを張らせて頂きました。もし不都合がございましたらご連絡下さい。
Unknown (森のくまさん)
2012-11-11 20:23:31
はじめまして。
特に旭川周辺の自然が大好きなので
何度も北海道を訪れている写真好きなおばちゃんです。

確かにマナーのなっていないカメラを持った方が増えましたよね。
地元の方でも、綺麗な写真は撮るけど、
仲間たちと公共の場で大騒ぎをし某駅で関係ない人を怖がらせたグループがいます。
本人達は気づいてないみたいですけど、知人を通して伝え聞きました。
若いから…で許される事ではないです。
私がそこにいたら怒鳴ってましたね。
ブログを検索してみたら、案の定…うぁーこれをアップして恥さらしな!と、感じました。

私も注意しているつもりですが、他人から見たら失礼な事があるかも知れませんね。
この記事を見て、また初心にかえらなくてはと思いました。
北海道もそろそろ雪ですね。
寒さが続く時期ですが、ご自愛ください。
延命 (トモカズ)
2013-01-07 16:54:34
昨年、知人から緊急連絡の形で「哲学の木が心無い者共の行為に業を煮やした畑の持ち主さんの堪忍袋の緒が切れて伐採されそうです」とのお知らせがあり気になっていまして検索してみたところこちらがヒットしまして読ませて頂きましたところ何とか今すぐの伐採は免れたとの事で少しホッとしたのと同時に他の有名な木の持ち主の方々にも迷惑がかかっている状況があるとの事で写真を趣味とする者として申し訳なく思います。
私は車イス利用者なので畑に入ったりするのは絶対に無いと言えるんですが現場でそういった不躾者を見かけた時に穏やかに「嫌み」を込めて注意出来るかどうかは自信がありませんが美しい被写体を守るためにも積極的に発言出来るようにしなければいけないと思います。

長々と駄文を書き込み失礼致しました。
グッド・フォトズム宣言 (森の風)
2013-02-02 20:22:22
自然に感謝し、人々に尊敬の念を持ち、自然と写真を愛する者が市町村、国を巻き込みphotoルールを作り、社会に広げていくことが必要ですね。good-potosm.自転車会ではgood-charismを媒体を使い広めています。楽しむためには、残念ですが最低のルールを伝えていく必要が有りますね。旭川在住です。
白石さんと一度お会いしたいですね。
グッド・フォトイズム宣言 (森の風)
2013-03-12 19:08:40
またコメントさせて戴きます。
美瑛周辺や富良野周辺の撮影ポイントにある農家の方々の心痛お察し致します。撮影者のマナーですが、地元の写真家及び其処に訪れる写真家の方達で撮影マナーの手本者でなければ為らないと思います。特に写真家の方が撮影ポイントを案内して収入を得ている方が頭になって手本を示さないと生けないのではないかと思います。そして美しい風景を写真に収めたいと思っている日本人の観光客に撮影マナーについて理解して戴く努力をする必要があると思います。外国の方は旅行代理店や行政に撮影マナーのお願いをして行く事が大事だと思います。一つ一つ丁寧に伝えて行くしかないですね。それを続ければ農家の方の理解も得られるかもしれません…。私の知人の写真家の方は写真教室の地方撮影会等では、事前に撮影地の視察と撮影する場所の地主の方の許可をもらうそうです。勿論、菓子折りを持ってお願いに伺うそうです。在るがままに撮影する。全てが自然の中にある訳ですから…
くどくどと偉そうに話しまして失礼いたしました。

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