地球化学、安定同位体学、分析化学、有機化学、無機化学、物理化学、熱力学、陸水学、海洋学、大気科学、地質学、分子生物学、遺伝学、ゲノム学、進化系統学、土壌学、雪氷学、低温研学、、、、
微生物生態学は、微生物を通して自然界の現象を解明する総合科学でもある。そのため、身につけておきたい周辺分野は広い。
年々学問レベルが高くなっている微生物生態学。だからこそ、しっかりと身につけておきたい基本は、やはり、生態学である。せめて、下記の入門書くらいは読破し、生態学の基本概念を脳裏に定着させておこう。
日本生態学会編. 生態学入門. 東京化学同人. 2004
ISBN4-8079-0598-8(2,800円+税)
ということで、福井学からは学ぶものなし。すみません、言い過ぎですね。「相互学習」の精神は、良いかも知れません。大学院生同士で、英文教科書の輪読会を行い、相互学習と言う方法もありますね。
Eugene L. Madsen.
Environmental Microbiology: From genomes to biogeochemistry.
Blackwell Publishing. 2008.
ISBN 978-1-4051-3647-1