日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

森保JAPANブラボー!スペイン撃破で2大会連続決勝トーナメント進出!

2022年12月02日 | soccer

「2022 FIFAワールドカップ カタール」大会13日目だった日本時間2日早朝にグループEの第3戦が行われ、日本代表はスペイン代表と対戦しました。初戦のドイツ戦で逆転勝ちして勝ち点3を獲得するも、2戦目のコスタリカ戦は0-1と敗戦。この日のスペイン戦で勝利すれば決勝トーナメント進出、負ければグループステージ敗退という運命の大一番でした。


両チームのスタメン
  [日本]
GK 12 権田修一
DF 22 吉田麻也(Cap)
DF 5 長友佑都
DF 3 谷口彰悟
DF 4 板倉滉
MF 15 鎌田大地
MF 13 守田英正
MF 14 伊東純也
MF 17 田中碧
MF 11 久保建英
FW 25 前田大然

  [スペイン]
GK 23 シモン
DF 2 アスピリクエタ
DF 4 トーレス
DF 14 バルデ
MF 5 ブスケツ(Cap)
MF 9 ガビ
MF 16 ロドリ
MF 26 ペドリ
FW 7 モラタ
FW 12 ウィリアムス
FW 21 オルモ


前半7分、日本は久保の浮き球パス→ペナルティエリアの混戦から田中パス→PA右から伊東がシュートを放つが、サイドネットに直撃。前半11分、スペインは右サイドのアスピリクエタのクロス→ゴール前でモラタが頭で叩きつけゴール。勝たないといけない日本、早い時間帯で先制点を許してしまいます。
前半23分、スペインは中盤でボールを繋いで、モラタがシュートに持ち込むが、GK権田がキャッチ。日本も34分、前田がバックパスを受けたGKシモンにプレッシャーをかけるが、シモンはなんとかクリアで逃れる。下手すればオウンゴールになりかけた。36分には右サイドで伊東がボールキープ→鎌田がPA内に進入してシュートを狙うも相手DFに阻まれる。前半はスペイン1点リードで折り返し。

1点を追う日本は、後半開始から久保→MF堂安律、長友→MF三苫薫を同時投入。すると後半3分、右サイドで伊東がスペインDFバルデからボールを奪うと、こぼれ球を拾った堂安がPA手前から左足ミドルシュート!ボールはGKの手に当たってからゴールに吸い込まれた!またしても堂安の一撃が生まれ、日本が同点に追いつく!
さらに後半6分、右サイドで伊東→田中→堂安と繋ぎ、堂安が右足でグラウンダーのクロス→前田届かず→ファーサイドで三苫が折り返し、ゴール前詰めていた田中がゴールに押し込み勝ち越したかと思われたが、三苫のクロスがゴールラインを割ったかどうかVAR判定へ。長い判定の結果、ゴールが認められ、日本が2-1と勝ち越します!
スペインは後半12分にアセンシオ、日本は16分に浅野拓磨、さらに後半23分に冨安建洋を投入。後半25分、三苫が左サイドで相手のパスをカットしてからドリブル突破。中央へ走り込んだ浅野にクロスを送るが、浅野のシュートはミートせず、ボールは右に逸れて行った。
試合終盤、スペインが猛攻を仕掛ける。後半44分、アセンシオが右サイドから左足ミドルシュート。これをGK権田がファインセーブ!さらに吉田がクリア。後半44分にはオルモが味方とのワンツーからシュートを放つが、ここも権田が防いだ!同点は絶対に許さない!そして、7分間のアディショナルタイムを凌ぎ切り試合終了!日本が2-1でスペインを破りました!


ドイツ撃破から9日、またしても「ハリファ国際スタジアム」で日本が奇跡を起こしました!FIFAランク7位のスペイン代表を下し、決勝トーナメント進出を果たしました!前半に先制されながらも、後半開始から入った堂安選手のミドルシュート、さらに三苫選手のクロスから田中碧選手が体ごと押し込んで試合をひっくり返しました。ドイツ戦の時と同様、森保監督の交代策がズバリと的中しましたね~。
初戦のドイツ、3戦目のスペインとW杯本大会の優勝経験国に勝利した日本代表は、グループE3試合で2勝1敗・勝ち点6の成績で終えました。W杯前は「コスタリカには勝てるけど、ドイツとスペインには勝てないだろう」と思っていたけど、2回も格上に勝つなんて信じられません。W杯で2大会連続決勝トーナメント進出というのも史上初です。もうこれで「ドーハの悲劇」は完全に払しょくされたでしょう!

堂安選手はこの試合2得点に絡み、後半3分に左足ミドルをゴールに叩き込めば、後半6分にはクロスボールが勝ち越し点に繋がりました。堂安選手の同点弾は、その前の三苫選手と前田選手のプレス、伊東選手の体を張ったヘディングが素晴らしかったです。
勝ち越し点のシーンですが、三苫選手のクロスは見た目だとボールがゴールラインを割ったように見えたけど、VARではわずかに残っていました。田中選手もよくゴール前に飛び込んだ!もしゴールの判定が覆ったら、日本のベスト16入りは無かったと思う。
三苫選手と田中選手は川崎フロンターレのチームメイトであり、同じ川崎市立鷺沼小学校出身(三苫が1学年先輩)で、「さぎぬまSC」という少年サッカーチームに所属。「さぎぬまSC」からは他にも板倉選手と権田選手も在籍していました。街の少年チームとはいえ凄すぎます。

グループEのもう1試合、ドイツVSコスタリカ戦は、前半にドイツが1点をリードしますが、後半にコスタリカが連続ゴールで一旦はコスタリカがリード。しかし、ドイツが終盤に意地を見せ、4-2でコスタリカに競り勝ちました。

グループEの最終成績
1位:日本 勝ち点6
2位:スペイン 勝ち点4(得失点差+6)
3位:ドイツ 勝ち点4(得失点差+1)
4位:コスタリカ 勝ち点3

この結果、日本がE組1位通過。2002年の自国開催以来20年ぶり2度目ですが、開催では初めてとなります。2位争いでは、スペインとドイツが勝ち点でならびましたが、スペインが得失点差で2位に入り決勝トーナメントに進みました。ドイツはロシア大会に続いてのGS敗退が決定。日本に勝ったコスタリカが最下位となりました。コスタリカも決勝T圏内に入った時間もありましたが・・・。
日本は次戦、日本時間12月4日深夜の決勝トーナメント1回戦でグループF2位のクロアチア代表と戦います。クロアチアは前回大会準優勝国で、FIFAランキングで12位。W杯では2度対戦し、1998年フランス大会で0-1、2006年ドイツ大会では0-0。通算で1敗1分け。今度こそクロアチアに勝って、初めてのベスト8進出を果たしてほしい!「ブラボー!」をもう一度聞きたいぞ!


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