日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

いざ全米制覇へ!ウシュバテソーロが復帰戦の日本テレビ盃を完勝!

2023年09月27日 | 競馬

ダート交流重賞・第70回日本テレビ盃(GⅡ・1800m 11頭立て)が27日、船橋競馬場で行われました。秋から冬にかけてのダート戦線を占うこのレースに、今年3月のドバイワールドカップを制した④ウシュバテソーロが参戦!ドバイ以来半年ぶりの実戦を勝利で飾れたのか、ウシュバ以外にも、3歳馬⑧ミトノオー、①テンカハル、⑪セキフウも出走。地方勢は⑦スワーヴアラミス(大井)、2022年の北海道2冠馬②シルトプレ(門別)、地元船橋の⑩エイシンデジタルなどが参戦しました。



正面スタンド前のスタートで、ウシュバテソーロが好ダッシュを見せるも、ミトノオーが先頭を奪う。後続からスワーヴアラミスと⑨マイネルヘリテージ(金沢)が追走し、ウシュバテソーロは最内の4番手から。シルトプレは6番手、セキフウとテンカハルは中団グループにつけて1コーナーを回った。
2コーナーから向正面に入り、ミトノオー先頭、2番手スワーヴアラミス、3番手にウシュバテソーロが追走し、4番手マイネルヘリテージ。その後にシルトプレ、テンカハル、エイシンデジタル、セキフウ、⑤ブレイヴコール(愛知)、⑥ビヨンドボーダーズ(川崎)と続き、③サイファリス(笠松)が最後方。
3,4コーナー中間のところで、アラミスとミトノオーの2頭が競り合い、ウシュバは3番手。後続ではシルトプレ4番手、テンカ5番手で追いかける。4コーナー手前で、外に回したウシュバがアラミスとミトノオーに並んだ!
最後の直線で、ウシュバテソーロが堂々と先頭!残り200mでアラミスが2番手に上がり、シルトプレが最内から上がって来る。さらにセキフウとテンカハルも追い込み、ミトノオーは後退。残り100mでウシュバが後続を引き離し、持ったままでゴールイン!2着にはテンカハル、アラミス3番手入線。ウシュバテソーロが横綱相撲で日本テレビ盃を制しました。



【日本テレビ盃 全着順】
1着④ウシュバテソーロ
2着①テンカハル 
3着⑦スワーヴアラミス
4着⑪セキフウ 
5着②シルトプレ 
6着⑧ミトノオー 
7着⑩エイシンデジタル
8着⑥ビヨンドボーダーズ
9着⑤ブレイヴコール 
10着⑨マイネルヘリテージ
11着③サイファリス

【払戻金】
単勝 ④ 160円
複勝 ④ 100円  ① 310円  ⑦ 300円
枠複 1⃣-4⃣ 1,620円
枠単 4⃣-1⃣ 2,000円
馬複 ①-④ 1,730円
馬単 ④-① 2,100円
ワイド ①-④ 530円  ④-⑦ 470円  ①-⑦ 2,370円
三連複 ①-④-⑦ 3,980円
三連単 ④-①-⑦ 10,300円


さすがドバイ王者!力が違いました。ウシュバテソーロの秋初戦は、2着に2馬身半の差をつけての完勝を飾りました。向正面は3番手を追走すると、4コーナーで先頭に立ち、直線ではノーステッキで後続との差を拡げました。これでウシュバテソーロは昨年から6連勝となりました。
2着には5番人気のテンカハル、3着には大井所属の8歳馬・スワーヴアラミスが入りました。3番人気のセキフウは4着。2番人気のミトノオーはスタート直後から逃げを打ちましたが、直線で失速して6着に終わりました。
ウシュバはこの秋にアメリカ競馬の祭典・ブリーダーズカップクラシックに参戦を予定。半年間の休み明けのレースで快勝し、BC制覇に弾みをつけたと思います。ドバイワールドカップとBCクラシックを制した馬は過去に5頭いますが、同一年でのダブル制覇はまだありません。もしBCクラシックを勝ったら、ドバイWCの勝利がフロックじゃないことが証明されるし、「真のダートホース世界一」として認められると思うので、是非とも頑張ってほしいです!
今年11月3~4日にサンタアニタパーク競馬場で開催される「ブリーダーズカップデー」は、日本からはシャフリヤールが「BCターフ」に参戦し、マイルGⅠ2連勝中のソングラインも「BCマイル」を目指す予定。そして「BCクラシック」はウシュバテソーロとデルマソトガケが登録しています。今年も日本馬のブリーダーズカップ制覇のニュースが聞けるといいですねぇ。





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