日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

平成最後となる今年の漢字は、「災」に決定。

2018年12月12日 | Weblog

この一年の世相を表した漢字1文字を決める「2018年 今年の漢字」が、12日に京都・清水寺で発表されました。今年は「平成最後の年」、日本大学アメフト部の悪質タックル問題、スポーツ界の相次ぐパワハラ騒動、地震や台風といった大規模な災害が続出しました。果たして、2018年の漢字に選ばれたのは?



ベスト10はこちら。
1位…「災」 20,858票
2位…「平」 16,117票
3位…「終」 11,013票
4位…「風」  4,212票
5位…「変」  3,893票
6位…「暑」  3,785票
7位…「大」  3,610票
8位…「最」  2,778票
9位…「新」  2,753票
10位…「金」  2,429票

応募総数193,214票のうち、2万票以上を集めた「災」が今年の漢字に決定。「災」が選ばれたのは、2004年以来16年ぶり2度目となりました。今年は大阪北部地震、北海道胆振東部地震、西日本豪雨、台風21号、台風24号といった自然災害により、多くの人が被災した。それに仮想通貨流出、パワハラ問題といった「人災」もあったことも理由に挙げられました。
2位の「平」は、平成最後の年であることに加え、今年9月の南北首脳会談で「平壌共同宣言」が発表された。スポーツ界では大谷翔平選手がメジャーリーグで新人王獲得、平昌五輪で小平奈緒選手が金メダル、平野歩夢選手が銀メダル。最近ではフィギュアスケートの紀平梨花選手がグランプリファイナルで優勝しました。
3位の「終」を選んだ理由には、安室奈美恵さん、小室哲哉さん、平成の大横綱だった貴乃花親方の相撲協会退職、本田圭佑&長谷部誠選手の代表引退など、一時代を築いた著名人の引退が続いた。さらには麻原彰晃こと松本智津夫ら13人の死刑が執行され、オウム事件に終止符が打たれたことが挙げられています。

4位以降では、5位の「変」には、天変地異、元号が変わること、築地市場から豊洲市場に移転、米朝関係の変化。
7位の「大」は、大谷翔平選手、女子テニスの大坂なおみ選手、サッカー日本代表の大迫勇也選手、男子マラソン日本記録保持者・大迫傑選手といった、名前に「大」のつくスポーツ選手が大活躍。さらには大阪桐蔭高校が2度目の甲子園春夏連覇、2025年大阪万博の開催決定と大阪関連のニュースもあれば、日大悪質タックル、東京医科大の不正入試問題といった「大学の不祥事」が多発。
10位の「金」は、平昌五輪での金メダルラッシュ、夏の甲子園での金足農業高校旋風、北朝鮮の金正恩委員長が韓国のムン・ジェイン大統領、アメリカのトランプ大統領と会談。最近では日産自動車のカルロス・ゴーン元会長の「金の汚さ」っぷりも話題に。


今年の漢字は「平」か「大」のどちらかがが選ばれるだろうと思いましたが、「災」が選ばれましたね。この結果には賛否両論あるだろうけど、個人的には納得の結果だと思います。地震と台風の他に、1月には関東で大雪もあったし、夏には熊谷市で最高気温41.1度を記録し「災害レベルの猛暑」と言われたから、日本中が災難に見舞われた年でしたよ。
人災な出来事も多く、日大悪質タックル、至学館大学女子レスリング部や体操協会のパワハラ問題もあった。あと、TOKIOの元メンバー・山口達也さんの強制わいせつ事件、貴ノ岩が弟弟子に暴力を振るったこと、とろサーモンの久保田さんとスーパーマラドーナ武智さんが、インスタライブでM-1グランプリの審査員を務めた上沼恵美子さんを「オバハン」「更年期障害か」などといった暴言を吐いて大炎上となった事件も人災に当たると思います。
今年は災いの多い年でしたが、2019年は平穏な1年になることを願います。


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阪神ジュベナイルフィリーズ2018 平成最後の2歳女王はダノンファンタジー!

2018年12月10日 | 競馬

競馬界は今週から2歳馬のGⅠレースが続きます。9日は阪神競馬場で2歳女王決定戦・第70回阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ・芝1600m 18頭立て)が行われました。姉・ソウルスターリングとの姉妹制覇に挑む④シェーングランツ、ファンタジーステークスを勝った⑬ダノンファンタジー、名牝ウオッカの子⑩タニノミッション、デビュー2戦2勝⑨クロノジェネシス、⑪ビーチサンバ・⑫レッドアネモス・⑭サヴォワールエメの友道康夫厩舎トリオなどが出走しました。


単勝のオッズは、1番人気ダノンファンタジー(2.6倍)、2番人気クロノジェネシス(3.6倍)、3番人気シェーングランツ(6.2倍)、4番人気のビーチサンバ(8.2倍)までが10倍以下で、その後はタニノミッション、レッドアネモス、⑤メイショウユウブ、⑯グレイシア、①ベルスールと続きました。

向正面でのスタートで、クロノジェネシスと⑰トロシュナが少し出遅れ。ダノンファンタジーも後方から。外回り3コーナーに向かっての先行争いで、ベルスールが先頭に立ち、2番手にメイショウショウブ、⑧ラブミーファイン・⑥スタークォーツ・③プールヴィルが3番手争い。6番手⑮ローゼンクリーガー、7番手⑦ウインゼノビア、8番手レッドアネモス、9番手に②ジョディー。中団グループには⑱メイショウケイメイ、ビーチサンバ、タニノミッションと続く。13番手グレイシア、14番手サヴォワールエメ。内側15番手にシェーングランツ、その外側にダノンファンタジーが並走。後方ではクロノジェネシスとトロシュナが並んでいる。
外回り3,4コーナー中間を過ぎ、先頭のベルスールは前半800mを47.0秒で通過。ショウブ2番手、ラブファイが3番手に上がり、クリーガーが4番手。アネモスとビーサンは中団馬群、ミッションは12,13番手あたり、グランツとファンタジーは中団より後ろ、後方2番手のクロジェネは大外に回した。上位人気は中団~後方待機で4コーナーから最後の直線コースへ。
直線に入り、真ん中からメイショウショウブが前に出るが、プールヴィルが内を突き、外からラブミーファインが迫る。後続勢ではダノンファンタジーとクロノジェネシスが大外から追い上げ、シェーングランツは後方馬群のまま。ゴール残り200mを切り、ファンタジーとクロジェネが先頭のショウブに襲い掛かる。4番手からビーチサンバも追い込み、グランツもようやく上がってきたが逆転は厳しい。残り100mでファンタジーとクロジェネの2頭が競り合い、ゴール前でファンタジーが抜け出す。内側からビーサンもやって来たが、ダノンファンタジーが先頭でゴールイン!ダノンファンタジーが2018年の2歳女王の座を勝ち取りました!


阪神JF 全着順
1着⑬ダノンファンタジー  1分34秒1
2着⑨クロノジェネシス    1/2馬身
3着⑫ビーチサンバ      クビ差
4着④シェーングランツ    3/4馬身
5着③プールヴィル      1/2馬身
6着⑤メイショウショウブ
7着⑩タニノミッション
8着⑭サヴォワールエメ
9着⑫レッドアネモス
10着⑰トロシュナ
11着⑱メイショウケイメイ
12着⑮ローゼンクリーガー
13着⑦ウインゼノビア
14着⑧ラブミーファイン
15着⑯グレイシア
16着②ジョディー
17着①ベルスール
18着⑥スタークォーツ

払戻金
単勝 ⑬ 260円
複勝 ⑬ 120円  ⑨ 140円  ⑪ 160円
枠連 5⃣-7⃣  520円
馬連 ⑨-⑬  640円
馬単 ⑬-⑨ 1,190円
3連複 ⑨-⑪-⑬ 1,310円
3連単 ⑬-⑨-⑪ 5,020円
ワイド ⑨-⑬ 270円
    ⑪-⑬ 320円
    ⑨-⑪ 430円

来年のクラシック世代最初のGⅠ競走は、1番人気のダノンファンタジーが、2番人気・クロノジェネシスとのマッチレースを制して優勝しました。2着のクロノジェネシスは、ラスト600mで33.9秒のタイムはメンバー最速でしたが、スタートでの出遅れが痛かった。3着には4番人気のビーチサンバが入り、3番人気のシェーングランツは4着。アルテミスステークスで見せた末脚は不発。終わってみれば人気上位4頭の決着となりました。ウオッカの子・タニノミッションは7着でした。
GⅠ初勝利のダノンファンタジーは、栗東・中内田充正厩舎に所属し、父・ディープインパクト、母・ライフフォーセールの間に生まれました。ダノン、中内田厩舎、ディープ産駒といえば、昨年の朝日杯FSのダノンプレミアムを思い出させます。昨年は牡馬、今年は牝馬で2歳GⅠ競走を制しました。鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手は、昨年のホープフルステークス以来のJRA・GⅠ勝利。先週は兄・ミルコがルヴァンスレーヴとのコンビでチャンピオンズカップを勝ちましたが、弟も続きましたね~。これで9週連続で外国人ジョッキーがGⅠ勝利となりました。馬主のダノックスと中内田調教師は阪神JF初勝利です。
ダノンファンタジーは今年6月の新馬戦(@東京)でグランアレグリアに敗れて2着。グランアレグリアはその後、サウジアラビアロイヤルカップを勝っています。未勝利戦で初勝利を挙げると、3戦目のファンタジーステークスを快勝。この日の阪神JFで3連勝を達成しました。今回はデビューから騎乗していた川田将雅騎手が香港遠征のため、クリスチャン・デムーロ騎手に乗り替わりとなりましたが、次走以降はまた川田騎手に戻ると思います。来年の牝馬クラシック戦線もダノンファンタジーが主役となるのかな。





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宇賀神スーパーボレー炸裂!浦和レッズが12大会ぶりの天皇杯優勝!

2018年12月09日 | soccer

第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会の決勝戦が9日、埼玉スタジアム2002で行われました。今大会の決勝カードは、12大会ぶり7度目の優勝を目指す浦和レッズと、東北勢初の天皇杯優勝に挑むベガルタ仙台が対戦しました。


両チームのスタメン
[浦和レッズ]
GK 1 西川周作
DF 5 槙野智章
DF 22 阿部勇樹
DF 31 岩波拓也
MF 3 宇賀神友弥
MF 10 柏木陽介
MF 15 長澤和輝
MF 16 青木拓矢
MF 27 橋岡大樹
FW 9 武藤雄樹
FW 30 興梠慎三

[ベガルタ仙台]
GK 1 シュミット・ダニエル
DF 6 板倉滉
DF 13 平岡康裕
DF 27 大岩一貴
MF 7 奥埜博亮
MF 23 中野嘉大
MF 29 古林将太
MF 34 椎橋慧也
FW 11 石原直樹
FW 16 野津田岳人
FW 19 ジャーメイン良



前半の立ち上がりは仙台が主導権を握りましたが、前半11分に浦和は右サイドで長澤がクロスを上げると、ニアサイドで興梠が飛び込んだが、ヘディングシュートはサイドネット右に当たる。前半13分、浦和は右のショートコーナーから、長澤クロス→相手DFがクリア→セカンドボールを宇賀神がPA手前から右足ボレーシュート!これがゴールに突き刺さり、浦和が1点を先制します。
1点を追う仙台は26分、右サイドでボールを繋いで、野津田が左足ミドルシュートを放つ。シュートは枠内に飛んだが、浦和GK西川の好守に阻まれて同点ならず。その後もセットプレーからチャンスを作るが、浦和の堅い守りを崩すことができず。前半は浦和が1点をリードして終えます。

後半3分、浦和にまたチャンスが訪れます。GK西川のロングキックに、左サイドの宇賀神が反応。ペナルティエリア内に進入し、GKとの1対1の場面でシュートを放ったが、ゴール左に逸れて追加点ならず。
仙台も後半9分、右サイド・奧埜がグラウンダーの折り返し→石原の右足シュートは威力なし。13分には左さいどのFKを野津田が直接狙うも枠を捉えることができず。
後半17分、浦和はキャプテンの柏木に代えてMF柴戸海を投入。後半20分、武藤のアーリークロス→ゴール前で興梠がボレーシュートを放つが、ゴール右に逸れる。
仙台は後半22分、古林→MF関口訓充、ジャーメイン→FW阿部拓馬と2人同時交代。すると後半25分、右サイドのクロスから阿部拓がシュートを打ったが、GK西川の正面。さらに後半27分、椎橋の浮き球パス→野津田のダイビングヘッドはゴール左。後半32分にはセットプレーの流れから、大岩のヘディングシュートはGKに押さえられ、後半35分はPA右手前からのFKを野津田が蹴ったが、西川にキャッチされた。アディショナルタイムには波状攻撃、終了間際にはGKのシュミットも攻撃に参加するも、最後までゴールを奪えずタイムアップ。浦和レッズが1点のリードを守り切り、天皇杯優勝を飾りました。


来年のACL出場権をかけた天皇杯決勝戦は、浦和レッズが前半に宇賀神選手の豪快なボレーシュートで先制点を挙げると、その後は集中した守りでベガルタ仙台の反撃を退け、1-0で逃げ切り勝ち。第86回大会(2006年度)以来の優勝を果たしました。前身の三菱重工から数えると7度目、浦和レッズになってからは3度目の天皇杯制覇です。
この試合の決勝ゴールを決めた宇賀神選手、前半13分に相手のクリアボールをダイレクトボレーでゴールに突き刺しました。あれは目が覚めるような一撃で、ワールドクラス並みのスーパーゴールといえるんじゃないでしょうか。胸で落とすか、ワンバウンドしてからシュートを放っていたら、枠を外していたと思う。後半には味方のロングパスから抜け出す場面も見られました。ただ、フリーだったのにシュートを決めきれなかったのはもったいなかったです…。
J1リーグでは5位に終わった浦和レッズですが、天皇杯では6試合でわずか1失点。4回戦の東京ヴェルディ戦から、この日の決勝戦まで4試合連続で完封勝利を収めました。決勝でも仙台のラッキーボーイ・ジャーメイン選手にシュートを打たせませんでした。今季途中から監督に就任したオズワルド・オリヴェイラ氏は、鹿島アントラーズ時代に天皇杯を2度も優勝、今回で3度目の優勝を味わいました。オリヴェイラ監督はタイトルが懸かった試合には強いですね…。

これで2019年度の日本勢のACL出場チームが決定。J1王者の川崎フロンターレ、天皇杯王者・浦和レッズはグループリーグ入り。リーグ2位のサンフレッチェ広島と、3位の鹿島アントラーズは「予選プレーオフ」からの出場となります。昨年は浦和、今年は鹿島がアジア王者となったので、来年も日本勢の優勝を期待したいですね。
また、リーグ王者と天皇杯王者が激突する「FUJI XEROX SUPER CUP 2019」は、川崎フロンターレVS浦和レッズに決定。来年の2月16日、埼玉スタジアム2002で開催されます。2019年最初のタイトルを手にするは何処でしょう?








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日馬富士暴行事件の被害者だった貴ノ岩、1年後に付き人を殴って引退。

2018年12月07日 | Sports

昨年10月に元横綱・日馬富士から暴行を受けた幕内力士の貴ノ岩関(千賀ノ浦部屋、本名アディヤ・バーサンドルジ)が、今月4日に弟弟子の付き人に暴力をふるった事が発覚。貴ノ岩関はこの事件の責任を取る形で引退を表明しました。


貴ノ岩関は今月4日の夜、冬巡業先の福岡県行橋市内のホテルで、弟弟子の貴大将関(三段目)に対し、忘れ物の言い訳をしたことに腹を立て、素手で顔を4,5発殴打。貴大将関には大きなケガはなかったものの、頬が腫れていたという。その翌日に日本相撲協会が貴ノ岩の暴力行為を公表。東京に強制送還された貴ノ岩は、6日に千賀ノ浦部屋で謹慎を始めました。
謹慎開始から一夜明けた7日、日本相撲協会本部のある両国国技館を訪れ、事情聴取を受けた後に八角理事長に引退の意向を伝え、協会も引退届の受理を発表しました。

午後7時30分から千賀ノ浦部屋内で引退会見を開き、千賀ノ浦親方が「八角理事長から『本当に引退という形でいいんですか』と訊かれたが、貴ノ岩の意思が固く、引退という形になった」、「前日に『まだ辞めないで頑張ろう』と声を掛けたが、どうしても責任を取りたいという気持ちが強く、このような結果となった」と取材陣に説明しました。
貴ノ岩は「この度は巡業先で弟弟子に手を上げてしまい、大変辛い思いをさせてしまい、弟弟子のお父さん、お母さん、家族の皆様、千賀ノ浦親方とおかみさん、部屋の力士たち、部屋の関係者の皆様、応援して下さる皆様、大相撲を支えて下さるファンの皆様、日本相撲協会に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」と深々と謝罪。「この場を借りて、弟弟子に手をあげてしまい、大変つらい思いをさせたことを深く反省し、責任を取って本日を以って貴ノ岩義司、現役を引退させていただきます」と頭を下げました。
記者との質疑応答で、前日の夜に引退を決断し、「相撲を続ける気持ちは今でもあるが、引退して責任を取る形が強かった」と述べると、1年前は暴力を受けた側が1年後に手を上げる側になった理由の質問には、「自分の気持ちの弱さ、自覚がなかった」と反省していました。付き人とは話し合いをして謝罪したという。
その後、2人の師匠への想いを語り、現在の師匠である千賀ノ浦親方に対しては「部屋に受け入れてくれて、弟子として一生懸命恩返しして精進していく気持ちでありましたが、このような気持ちで離れることになりまして申し訳ないという気持ちしかありません」。入門時からの師匠だった元貴乃花親方に対しては「育ててくれた感謝の気持ちと、迷惑かけて申し訳ない気持ちが両方ある」と述べました。貴乃花親方とは連絡を取ったのですが、内容は話せませんでした。
暴力事件当日に関しての質問では、「夕食時にビール1杯を飲んだ」、「忘れ物をしたのは自分が服用している風邪薬だった」ことを明かしました。
千賀ノ浦親方も「暴力という形で引退するのは本当に残念に思う。まだこれから4~5年取れると思っていたのですが、本当に残念という言葉しかない」と心境を語り、、「この社会で暴力をふるったら終わりだから、良く落ち着いて真面目に、できることはなんでもやってほしいし、何事に対しても一生懸命やっていけるような社会人になってほしい」と貴ノ岩にメッセージを送りました。


貴ノ岩関は昨年10月に元横綱・日馬富士関に暴行を受けた後、11月の九州場所と今年1月の初場所を休場。今年3月の春場所で復帰して8勝7敗と勝ち越すと、続く夏場所では11勝4敗、名古屋場所では13勝2敗の好成績で十両優勝を果たし、幕内に返り咲き。西前頭13枚目だった秋場所は10勝5敗。貴乃花部屋消滅→千賀ノ浦部屋に移籍し、東前頭6枚目で迎えた先月の九州場所は、6勝9敗と負け越しに終わりました。



日馬富士事件の時は被害者の立場だった貴ノ岩が、今度は加害者として付け人を暴行。このニュースが報じられたとき、日本中だれもが「おい貴ノ岩ぁー!」と怒った方も多いと思います。九州場所で貴景勝関が優勝し、千賀ノ浦部屋に活気が出てきた矢先での不祥事ですよ。貴景勝関の優勝ムードに水を差したし、千賀ノ浦親方夫妻、貴乃花さんの顔に泥を塗りましたな。1年前は「かわいそうだ」と思ったけど、今となっては庇う気にもなれません。
同じ貴乃花部屋出身の貴源治関も「これが貴ノ岩の人生なんだな」と呆れてました。もしかしてだけど、貴ノ岩は他の力士たちにも手を出したりとかしてないよな?風邪薬を忘れたぐらいで、弟弟子を殴るのは非常に最低だ。それに、風邪を引いてるんだったら、ビールなんか控えて、部屋で静養すべきだったんじゃないのか?
日本では貴ノ岩への厳しい声は多いですが、母国のモンゴルは家族が猛烈なバッシングに遭っています。相撲協会にも残れないし、母国にも帰れない。この先どうするのだろうか?貴ノ岩には大いに猛省してもらいたい。




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ホークス新入団選手発表会見。この中から未来の主力となるのは誰だ?

2018年12月06日 | HAWKS

福岡ソフトバンクホークスの新入団選手発表会見が6日、福岡市内のホテルで行われました。今年10月のドラフト会議で、支配下7選手、育成4選手、合計11名の選手を指名。新人選手たちはこの入団会見で、ホークスのユニフォーム姿を初めて披露しました。



ドラフト1位:甲斐野央 投手(かいのひろし、東洋大学)=背番号20
最速159キロの剛速球が武器の甲斐野投手。東洋大では抑え役だったから、プロでもクローザーを志望しています。


ドラフト2位:杉山一樹 投手(三菱重工広島)=背番号40
身長193センチの大型右腕。「息の長い選手になる」ことを目標としています。

ドラフト3位:野村大樹内野手(早稲田実業高校)=背番号55
早実時代は先輩の清宮幸太郎選手(現・日本ハム)を差し置いて、1年生から4番を務めました。高校通算68本塁打のパワーをプロでも炸裂できるか注目だ。

ドラフト4位:坂東湧梧投手(JR東日本)=背番号50
攝津正投手の背番号を受け継いだ坂東投手は2ケタ勝利が目標。自己紹介では緊張したのか「JR東日本より入社します」と言い間違えてしまった。笑いは一応取れたが、先行きが不安?攝津投手のように中継ぎから始めて、それから先発の柱となれるでしょうか。

ドラフト5位:水谷瞬外野手(岩見智翠館高校)=背番号59
「ホームラン王」が目標の水谷選手は、ヤンキースのスタントン選手を目指しているそうです。身長192センチは日本人野手で最長身。50mでも6秒台の俊足。「柳田悠岐2世」といえそう。

ドラフト6位:泉圭輔投手(金沢星稜大学)=背番号53
金沢星稜大学で初めてのプロ野球選手となった和泉投手は、五十嵐亮太投手が着けていた背番号を引き継ぎました。プロでの目標は「先発ローテーション」。

ドラフト7位:奥村政稔投手(三菱日立パワーシステムズ)=背番号63
大学を中退し、社会人時代は三菱重工長崎の休部も経験。私生活でも1児のパパ。家族のためにもプロの世界で花を咲かせたいところだ。



育成ドラフト組は、将来的には支配下に昇格するだろう選手が揃っています。
育成1位:渡辺陸捕手(神村学園高校)=背番号132
強肩・強打が持ち味のキャッチャー。「打てる捕手」をアピールして、支配下昇格を目指す。

育成2位:岡本直也投手(東京農業大学北海道オホーツク)=背番号133
北海道六大学野球リーグで通算11勝の実績を持つ左腕。大学の先輩だった周東佑京選手と再びチームメイトになりました。

育成3位:重田倫明投手(国士舘大学)=背番号138
右肘の疲労骨折の影響で、大学2年の東都大学野球春季リーグを最後に実戦での登板機会がないそうです。不安は残るが、這い上がってほしい。

育成4位:中村宜聖(たかまさ)外野手(西日本短期大学附属高校)=背番号142
潜在能力の高さから「新庄剛志2世」と言われている将来有望の選手。父の寿博さんは、1992年の夏の甲子園で全国制覇した時の主将でした。弟の敢晴君は筑陽学園で遊撃手のレギュラーを務めています。





新人選手のみなさん、この度はホークス入団おめでとうございます。プロの世界はとっても厳しいですが、1日でも早く一軍の舞台に立ち、やがてはホークスの中心選手に成長することを願っています。
ドラ1の甲斐野投手は、1年目から活躍が期待できる選手。まずは中継ぎで経験を積ませ、数年後にはサファテ投手のような絶対的クローザーになると思います。甲斐拓也捕手との「かいかいバッテリー」も楽しみです。
ドラ3の野村選手は早実OB・王貞治会長も期待を寄せています。『背番号55』といったら松井秀喜さん、西武の秋山翔吾選手といった強打者がつけているので、野村選手も背番号にふさわしい活躍をしてほしいなって思っています。松田選手と内川選手が引退した後は、野村選手が「右の主砲」になるかも。



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流行語大賞2018 年間大賞はカーリング女子の「そだねー」に決定。

2018年12月03日 | Weblog

12月を迎え、2018年も残り1か月を切りました。12月3日は、この1年の世相を反映した言葉を選ぶ「2018ユーキャン新語・流行語大賞」が発表されました。毎年「流行語大賞」や「今年の漢字」といった話題になると、年末だなぁと実感します。今年はカーリング女子の「そだねー」や、ロシアW杯の「大迫半端ないって」、「奈良判定」、「スーパーボランティア」などが候補に挙げられましたが、年間大賞に輝いた言葉は何でしょうか?




年間大賞&ベスト10はこちら
・そだねー(年間大賞)
・eスポーツ
・(大迫)半端ないって
・おっさんずラブ
・ご飯論法
・災害級の暑さ
・スーパーボランティア
・奈良判定
・ボーっと生きてんじゃねーよ!
・#Me Too


年間大賞には「そだねー」が選ばれました。平昌五輪でカーリング女子代表「ロコソラーレ北見」の選手たちが、試合中に「そだねー」を連呼していることから、五輪期間中は大流行に。チームもカーリング史上初の銅メダルを獲得し、帰国後は大フィーバーとなりました。授賞式にはチーム代表の本橋麻里さんが出席し、「試合中はポジティブな言葉を発すると決めてきたので、選んでいただいてうれしく思います」と喜んでおりました。

ベスト10のワードには、「半端ないって」、「奈良判定」、「eスポーツ」といったスポーツ関連の言葉がランクイン。「半端ないって」は、2009年の高校サッカー選手権大会で、当時鹿児島城西高校にいた大迫勇也選手が大活躍を見せ、対戦相手だった滝川第二高校のキャプテンだった中西隆裕さんが、試合後のロッカールームで「大迫半端ないって!」と叫んだのが元ネタ。ロシアW杯のコロンビア戦で決勝ゴールを決めた後、SNSやテレビなどで「半端ないって」が注目されるようになりました。
「奈良判定」は、2016年の岩手国体のボクシング競技で、日本アマチュアボクシング連盟の山根明前会長の意向により、奈良代表の選手に有利な判定がされていたことから、「奈良判定」と言われました。山根会長は連日ワイドショーに登場し、「男山根」というワードも出ました。退任後もたびたびテレビ番組に出演しており、男山根の健在ぶりをアピールしています。

流行語大賞にはその年にブレイクしたお笑い芸人のギャグがランクインされますが、今年は「ひょっこりはん」が落選。その代わりにNHKの「チコちゃんに叱られる!」で、番組キャラクターのチコちゃんの質問に答えられない大人を一喝する「ボーッと生きてんじゃねーよ!」が選ばれました。「チコちゃんに~」は毎週金曜日の夜8時に放送されていますが、なぜか再放送(土曜日あさ8時15分~)の方が視聴率が高いです。ちなみに、チコちゃんの声の主は「キム兄」こと木村祐一さんです。

「#Me Too」は、性的嫌がらせの被害経験をSNS上で告白するときに使用されます。2017年にアメリカ人女優が映画プロデューサーによるセクハラ被害を告発をしたのをきっかけに、同国の女優が同様の被害を受けた女性に「Me Too」を声を上げてほしいと呼びかけ、やがて「Me Too」の運動は世界中に広がりました。平成元年に「セクシャルハラスメント」が流行語大賞に選ばれ、平成最後の年に「#Me Too」がトップ10入り。この世にセクハラは無くならないのか?











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砂の新エースだ!ルヴァンスレーヴがチャンピオンズカップでGⅠ4勝目!

2018年12月02日 | 競馬

先週のジャパンカップで、3歳牝馬のアーモンドアイが2分20秒6のJRAレコードで優勝。アーモンドの強い競馬と驚異的なタイムに競馬ファンは度肝を抜かれました。
あの衝撃のJCから1週間が経った12月2日は、中京競馬場で秋のダート王決定戦・第18回チャンピオンズカップ(GⅠ・ダート1800m 15頭立て)が行われました。昨年覇者・ゴールドドリームが出走を回避した今年は、ここまでダートGⅠ3勝の3歳馬②ルヴァンスレーヴが登場。ルヴァンスの他にも、JBCクラシックを勝った⑧ケイティブレイブ、JBCレディスクラシック覇者①アンジュデジール、⑤ノンコノユメ、④アポロケンタッキーといったダートGⅠ馬の他に、武蔵野ステークスを勝った⑦サンライズノヴァ、JBCクラシック3着⑨サンライズソア、⑪オメガパフューム&⑭ヒラボクラターシュの3歳世代、ドバイWC4着③パヴェル(米国)などが参戦しました。



単勝の人気は、ルヴァンスレーヴが1.9倍で1番人気。2番人気ケイティブレイブ(5.0倍)、3番人気サンライズソア(8.2倍)、4番人気のオメガパフューム(9.2倍)までが10倍以下。その後はサンライズノヴァ、ノンコノユメ、パヴェル、⑫ウェスタールンド、アンジュデジールと続きました。

スタート前にノンコノユメがゲート内で立ち上がる場面があったが、スタートは15頭ほぼ揃って飛び出した。先行争いでアンジュデジールがスッと前に出て、ヒラボクラターシュが2番手。ルヴァンスレーヴは3,4番手につけ、サンライズソアは5番手、パヴェル6番手、ケイティブレイブとオメガパフュームは中団に控え、サンライズノヴァとノンコノユメは後方でスタンド前を通過していった。
1,2コーナーの中間を過ぎて、向正面に入るところで、アンジュデジールが単独先頭、ルヴァンスレーヴが2番手に上がり、ヒラボクラターシュと⑮インカンテーションが3,4番手で並ぶ。内側5番手にパヴェル、外側6番手サンライズソア、7番手集団には⑬ミツバ・⑥アスカノロマン・ケイティブレイブの3頭が固まっている。オメガパフュームは10番手を追走し、11番手に⑩センチュリオン、12番手アポロケンタッキー、13番手サンライズノヴァ、14番手ノンコノユメ、ウェスタールンドがポツンと最後方。
3,4コーナーの中間時点で、先頭のデジールにラターシュが接近。インカン3番手、ルヴァンスは内側4番手、サンソアは5番手。ケイブレとオメパフュは中団馬群。ミツバ、後方待機のノンコとアポケンは外側に持ち出した。
最後の直線コースに入り、アンジュデジールがまだまだ先頭だが、2番手からルヴァンスレーヴ、ヒラボクラターシュ、外からサンライズソアが迫って来る。さらに後続からウェスタールンドが追い上げてきている。ゴール残り200mを切ったところで、ルヴァンスがデジールとサンソアをかわして先頭に躍り出て、ラスト100mで完全に抜け出した!その後ろではウェスターとサンソアが2番手を争うが、ルヴァンスレーヴが先頭でゴールイン!ダート界も世代交代だ!ルヴァンスレーヴがチャンピオンズカップで快勝しました!



【チャンピオンズカップ全着順】
1着②ルヴァンスレーヴ  1分50秒1
2着⑫ウェスタールンド   2馬身1/2
3着⑨サンライズソア    クビ差
4着①アンジュデジール   1馬身1/4
5着⑪オメガパフューム   2馬身1/2
6着⑦サンライズノヴァ
7着⑤ノンコノユメ
8着⑬ミツバ
9着⑭ヒラボクラターシュ
10着⑥アスカノロマン
11着⑧ケイティブレイブ
12着⑩センチュリオン
13着⑮インカンテーション
14着④アポロケンタッキー
15着③パヴェル

 払戻金
単勝 ② 190円
複勝 ② 110円  ⑫ 440円  ⑨ 200円
枠連 2⃣-7⃣ 2,250円
馬連 ②-⑫ 3,000円
馬単 ②-⑫ 3,890円
3連複 ②-⑨-⑫ 6,090円
3連単 ②-⑫-⑨ 27,310円
ワイド ②-⑫  930円
    ②-⑨  320円
    ⑨-⑫ 2,140円


この秋のダート現役最強馬を決める一戦は、断然の1番人気を集めた3歳馬のルヴァンスレーヴが完勝しました。2着には8番人気のウェスタールンド、3着に3番人気のサンライズソアが入りました。ウェスターは向正面では最後方にいたんですが、4コーナーから直線にかけて、最内からグイッと急浮上。ゴール前でサンライズソアを捕らえました。サンソアは武蔵野ステークス、JBCクラシックに続き、またしても3着ですか…。
スタートから先行し続けたアンジュデジールは4着、ルヴァンスと同じ3歳世代のオメガパフュームは5着、ヒラボクラターシュは9着。2番人気のケイティブレイブは、見せ場なく11着と惨敗。海外から唯一参戦してきたパヴェルは最下位の15着。日本のダートは砂なので…。
ルヴァンスレーヴはダートGⅠで4勝目ですが、中央のGⅠは初勝利。自身もこれで4連勝で、通算成績も8戦7勝。鞍上のミルコ・デムーロ騎手は、このレース2勝目で、今年の大阪杯以来となる中央GⅠ勝利。ミルコが大レースで勝つのって久しぶりですね~。ルヴァンスを管理する萩原清調教師と、馬主のG1レーシングはチャンピオンズカップ初勝利です。
マイルCSのステルヴィオ、ジャパンカップのアーモンドアイに続き、今週のチャンピオンズカップも3歳馬が優勝。今年の3歳世代は凄いですね。この日のルヴァンスレーヴは、スタートから先行策を取り、道中はアンジュデジールを見続けました。直線でアンジュデジールを捕らえ、先頭に立ってからは突き放すだけ。勝ちタイム1分50秒1は、一昨年の勝ち馬・サウンドトゥルーと同じタイムだそうです。南部杯でゴールドドリームを破り、今回も歴戦の古馬に完勝。3歳にしてダート界のトップに上り詰めました。年末の東京大賞典にも出てほしいけど、今年はこれで終わりという可能性もあります。来年の春は是非ともドバイにチャレンジを。









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平成最後のJ1最終節 残留争いは最後の最後に衝撃の結末が!

2018年12月01日 | soccer

「2018 明治安田生命J1リーグ」は、12月1日に第34節が行われました。川崎フロンターレのリーグ連覇は決定していますが、来季のAFCチャンピオンズリーグ出場権争い、J1残留争いはまだ決着がついていません。Vファーレン長崎と柏レイソルのJ2降格は既に決定済みで、16位のチームが「J1参入プレーオフ(要は入れ替え戦)」に回ることになります。運命の残留争い、生き残ったのはどこだ!?




横浜Fマリノス1-2セレッソ大阪@日産スタジアム
第33節の時点で12位の横浜Fマリノスは、ホームのセレッソ戦で大敗さえしなければ残留は確実という状況でした。
両チーム無得点で迎えた後半5分、マリノスはMF仲川輝人がペナルティエリア内でドリブルを仕掛け、シュートのこぼれ球をFW天野純が左足で押し込み、マリノスが試合の均衡を破る。
しかし、セレッソは後半11分にMF山村和也が同点ゴールを奪うと、後半16分には右サイドのショートコーナーから、DF木本恭生のヘディングシュートがクロスバーに当たるも、MF清武弘嗣が跳ね返ったボールを頭で押し込んで勝ち越しに成功。
劣勢に立たされたマリノスは後半32分、左サイドのクロスにFWウーゴ・ヴィエイラが頭で合わせるもGKにキャッチされる。終盤にはDF中澤佑二がピッチに入るも、最後まで同点ゴールは生まれず。マリノスに勝ったセレッソは、今季限りで退任のユン・ジョンファン監督の有終の美を飾りました。


鹿島アントラーズ0-0サガン鳥栖@カシマサッカースタジアム
名古屋グランパスと勝ち点40で並んでいるサガン鳥栖は、アウェーでACL王者の鹿島アントラーズと対戦。残留を決めたい鳥栖、ACL出場権がかかっている鹿島、両チームとも負けられない一戦でした。
前半は両チームともに得点がなく、後半15分に鹿島は右サイドからのクロスボールを受けたFWセルジーニョがシュートを放つも、相手DFにクリアされる。鳥栖も後半17分、FWフェルナンド・トーレスが左サイドから右足を振り抜いたが、ロングシュートは枠を捉えられず。後半23分、鳥栖はMF高橋義希がPA手前からミドルを放つも決められず。後半40分、鹿島は左サイドのクロスにFW鈴木優磨が合わせるもノーゴール。結局試合はスコアレスドローに終わっています。


名古屋グランパス2-2湘南ベルマーレ@パロマスタジアム瑞穂
16位・名古屋と14位・湘南の直接対決。プレーオフ圏内の名古屋は、勝って残留を決めておきたいところだ。
前半19分、湘南は左サイドでMF金子大毅が左足で低めのクロス→ゴール前でFW菊地俊介が左足シュートを決めて1点先制。前半37分にはDF山根視来が名古屋GKランゲラックに倒されてPKを獲得すると、MF梅崎司がPKをしっかり決めて2点目を奪います。
2点を追う名古屋は、後半開始からFW前田直輝が入り、後半14分にFW玉田圭司が前田とのワンツーからシュートをを放つも、GKの正面を突く。後半21分、PA内でFWジョーが相手に倒されてPKを獲得すると、ジョーがゴール右隅に決めて1-2と1点差に詰め寄る。さらに後半30分、右サイドでDF和泉竜司がクロス→ボールは相手選手の手に当たってPK。同点のチャンスを得た名古屋は、再びジョーがPKを蹴り、またもや右隅に決めて2-2の同点に。
勢いづく名古屋は後半40分、ゴール前の混戦から、FWシャビエルが左足ボレーシュートを放ったが、相手DFのブロックに阻まれる。名古屋は2点のビハインドを追いつきながらも、逆転とはならず。直接対決は2-2の引き分けです。


川崎フロンターレ2-1ジュビロ磐田@等々力陸上競技場。
川崎戦で勝つか引き分ければ残留が決定の磐田は前半25分、MF山田大記のロングパス→FW川又堅碁がPA左からシュートを放つもクロスバーの上。32分、中盤で山田が相手ボールを奪うと、川又がドリブルで持ち込んでから左足シュートを打ったが、ゴール右に外れる。
後半6分、川崎がカウンターを仕掛け、MF長谷川竜也→MF守田英正→ME家長昭博の縦パス→MF中村憲剛の折り返し→ファーサイドで長谷川が飛び込んだが、シュートは枠を外してしまう。川崎は絶好の決定機を逃したのに対し、磐田は命拾い。
0-0のまま迎えた後半33分、右サイドでMF松本昌也が絶妙なクロスを上げると、ゴール前走り込んだFW大久保嘉人が頭でゴールを突き刺す。大久保が古巣・川崎から先制ゴールを奪います。しかし後半38分、川崎は右CKからDF奈良竜樹のヘディングシュートが決まり1-1の同点。
このまま引き分けかと思われた後半アディショナルタイム、川崎は左サイドで味方の縦パスを受けた家長がDFを振り切ると、PA内で左足のグラウンダークロスを入れる。このボールが磐田DF大井健太郎に当たってゴールイン。終了間際のオウンゴールが決勝点となり、磐田が川崎に逆転負けを喫しました…。




北海道コンサドーレ札幌2-2サンフレッチェ広島@札幌ドーム
ACL出場権を争う2位の広島と、4位の札幌が最終節で直接対決。前半3分、札幌はPA右でMF三好康児からボールを繋いで、最後はDFチャナティップが右足でゴールに流し込み、早々と先制点を奪取。さらに21分、相手GKFWジェイが左サイドから左足のロングシュート。ボールは無人のゴールに吸い込まれ、札幌が2-0とリードします。
だが広島も前半39分、PA内での競り合いから、最後はMF馬渡和彰の右足ゴールで1点を返す。後半6分には左サイドの柏広文のクロス→柴崎晃誠のヘッドが決まり2-2の同点に。
この後、札幌は戸倉賢、広島はパトリックと両チームの点取り屋を送り込んだが、そのまま2-2の引き分けに終わりました。





その他の試合
ヴィッセル神戸 3-2 ベガルタ仙台@ノエビアスタジアム神戸
神戸は後半8分にイニエスタにゴールが生まれる。仙台は0-3から2点を返すもあと一歩及ばず。

浦和レッズ 3-2 FC東京@埼玉スタジアム2002
浦和は今季初先発の李忠成が2得点の活躍を見せると、ルーキー・柴戸海にもプロ初ゴールが生まれ、FC東京に競り勝ちました。

柏レイソル 4-2 ガンバ大阪@三協フロンテア柏スタジアム
前節に3度目のJ2降格が決まった柏は、これまでの鬱憤を晴らすかのようなゴールラッシュで、ガンバに完勝。シーズン最後に連勝したが、遅すぎたなあ。一方のガンバは連勝が9でストップ。

V・ファーレン長崎 4-4 清水エスパルス@トランスコスモススタジアム長崎
前半から点の取り合いとなったこの試合、後半27分にFW鄭大世のPKで一旦は清水が逆転したが、後半42分にFW鈴木武蔵がこの日2点目となるPKを決め、引き分けに持ち込みました。




というわけで、2018年のJ1リーグは全日程が終了。連覇を果たした川崎フロンターレは、21勝6引き分け7敗・勝ち点69という成績で終えました。札幌に引き分けたサンフレッチェ広島は勝ち点57で2位を確保。前半は首位をひた走りながらも、リーグ終盤は9試合未勝利でした(7敗2分け)。ACL優勝で「20冠」を達成した鹿島アントラーズは勝ち点56で3位となり、来年のACL出場権を獲得。勝ち点55の北海道コンサドーレ札幌は、クラブ史上最高順位となる4位。「エレベーターチーム」から脱したと言えるかも。
残留争いでは、横浜FM、湘南、鳥栖、名古屋、磐田の5チームが勝ち点41で並びましたが、得失点差で名古屋が15位に浮上してJ1残留決定。磐田が16位に転落し、J1参入プレーオフに回ることになりました。名古屋VS湘南の試合が終わったときは、名古屋がプレーオフかなって思いましたが、磐田が終了間際にオウンゴールで逆転負けという大どんでん返しが発生しました。残留が決まった瞬間、ジョー選手が涙目になってましたね。磐田の選手&サポーターにとっては悪夢でしかないよなぁ。
17位の柏レイソル、18位のVファーレン長崎は、来年はJ2で戦います。J2には大宮、甲府、新潟がいるから、1年で復帰できるのは難しいぞ。

J1リーグは終わりましたが、天皇杯が控えています。12月5日に準決勝2試合が行われ、9日に埼玉スタジアム2002で決勝戦が行われます。5日の準決勝の対戦カードは、浦和レッズVS鹿島アントラーズ、ベガルタ仙台VSモンテディオ山形となっています。もし鹿島が天皇杯で優勝した場合は、リーグ4位の札幌がACLの切符を手にすることになります。
その後、12月13日からUAEで「2018 FIFAクラブワールドカップ」が行われ、ACL王者・鹿島は準々決勝でグアダラハラ(メキシコ)と戦います。勝てば準決勝でレアル・マドリード戦。2年前の決勝での名勝負が再び実現できるでしょうか。









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