Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2014年6月21日(土) 三頭沢から槇寄山、のどかな森林浴

2014年06月26日 | 山登りの記録
■メイン写真
槇寄山への道中で見かけたミズナラの老木

■今回のコース
武蔵五日市⇒数馬→九頭龍ノ滝→夢ノ滝→三頭ノ大滝→稜線分岐→槇寄山→
数馬峠→仲ノ平→温泉センター(数馬の湯)⇒武蔵五日市


今週も、ともちゃんと山に登れることになった。
しかし、まだ爪の怪我が癒えていないとのことなので、沢登りはまだおあずけ。
Mr.Dashも、どうも疲れがとれないので今日は軽めのハイキングにした。

前回、三頭山に登った時に地図を見て気になっていた、滝めぐりのコースを
歩いてみる。



武蔵五日市駅からバスで終点の数馬へ。
数馬バス停の表示板は、どういうわけか木彫りで、フシギな趣きを醸し出している。

ほとんどの乗客はここでバスを乗り継ぎ、都民の森バス停に向かうが、我々は
数馬から歩き始める。



しばらくは車道を進む。バス道を離れ、九頭龍ノ滝を左の眼下に見送り、
三頭山荘や兜家旅館(写真)が並ぶ街道を進む。



宿を過ぎると、右手に「足王さま」という、膝から下の両足だけの像が
祀られている奇妙な祠がある。「足が軽くなる」とご利益が書かれている。



再びバス道と合する。道を渡って、まずは右に寄り道。夢ノ滝という斜瀑が
うまい具合に道路から眺めることができる。少し下まで階段で下りられるものの、
滝壺までは膝までの渡渉なしにはアプローチできそうもない。
沢登り的には非常に楽しそうな滝だ。

バス道を20mほど戻ると、三頭山への登山道が分かれている。
登山道と言っても車が通れそうな幅がある。



ともちゃんは路肩にモミジイチゴを見つけて、今日も収穫を楽しんでいる。
粒が大きく、甘く熟していてたいへん美味だった。

少し荒れ気味の山道は、やがて相応に細くなり、バス道を再度横切る。
その後は三頭沢に絡んだり、沢沿い数10m上をトラバースしたり
しながら標高を稼いでいく。



ふと眼前に、倒壊した東屋が現れた。立ち入り禁止のテープが張ってある。
まだ新しそうなのに、なぜこんなにひどいことになったのか。



このすぐ上が、都民の森の遊歩道で、昨年秋に歩いたところだ。
この遊歩道をとり、ものの5分で三頭ノ大滝に出る。
いろいろ記録を見ると、この滝も沢登りのパーティが登攀しているらしい。



ここから「石山の路」を経て「深山の路」に入る。主稜線に出ると、
標識が必要以上に乱立していて笑えた。
このあたりまで来ると、ブナが混じり始める。

ほとんどのハイカーは三頭山に向かうはずだが、我々は敢えて南へ進み、
槇寄山をめざす。

植林の部分もあるが、ミズナラやコナラなどの雑木林になると
ハルゼミの声が響き、そよ風が樹間を抜けて心地いい。



中にはこんな“うろ”をもつ老木も。



たいしたアップダウンもない、のどかな尾根歩きが続く。
やがて槇寄山の三角点に到着。南側がわずかに開ける。



西原峠を経て、笹尾根をとり、数馬峠まで稜線散歩を楽しむ。
コアジサイが見事に咲き誇っている。

数馬峠でおやつ休憩をとっていたら雨がポツポツと降り始めた。
これは本降りになる前に下山したい。



フタリシズカと、オダマキのつぼみに別れを告げ、下山に取り掛かる。



下山途中、登山道わきにオダマキが綺麗に咲いていた。
地面に這いつくばって撮影したが、うーん、ちょっとピントが甘かった。

雨足が強くなり、ザックカバーをつけて、折り畳み傘を広げて
植林の山道をひたすら下りる。



仲ノ平に下山し、数馬の湯に向かう。
まだそれほど混雑していない。バスの時間まで1時間半ほどもある。
かくしてゆったりと温泉に浸かり、筋肉とココロをほぐした。
缶ビールはキリンの「クラシックラガー」。風呂上がりはこの苦さがいい!!
帰りのバス、電車でも座ることができ、お約束の爆睡。
身体が本当に疲れていたようで、グラグラしながら
睡眠不足を補った。

なかなか、マイナーなコース選定であったが、奥多摩を知るうえでは
貴重な範囲をトレースできた。満足満足。

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