
ウチの山岳部では、いろいろなレベルのメンバーが混在しており、中には
自分の実力をまだ把握できていない人もいる。
そこで、夏休みの山行に備えて、標高差1000m近いコースの練習をすることにした。
体験参加の2名を加えて、今回は、なんと過半数が女性となった。
女性が活発になったのか、男がだらしなくなったのか。

行き先は、台高山脈支稜の伊勢辻山。大又から、ひたすら登ることになる。
登山口は、和佐羅滝への大きな案内板があるので間違えようがない。
橋を渡るとすぐに、右の山側の登山道との分岐があるが、まずは左の沢側の道をとる。

すぐに滝場が現れる。地元の人の飲み水なので汚せないが、そうでなければ
沢登りに最適な風情である。

大きな連瀑の3つ目が、この沢で最大の和佐羅滝40mである。
ものすごい迫力だ。しばらく皆で滝を無言で眺める。
先日、沢デビューしたMーちゃんが、「下の2つの滝は登れそうですねー」と
コメント。滝を、一度、登る対象と見てしまうと、皆、こうなる。

土が滑りやすい急登をこなし、山側の登山道に合流する。
登山道には巨大なミミズがのたうちまわっていた。

沢筋を、一時、大きく高巻く植林帯のルートとなるが、やがて再び流れに近づく。

幾つもの滝が続く、すばらしい沢。遡行欲がムラムラとこみあげる。
G嬢も、「あの淵に飛び込みたい~」。

沢が細ってくると、ガクウツギの花がいっぱいになっていた。

やがて崩壊した造林小屋に着く。

長く植林帯が続き、やや退屈だったが、ようやく伊勢辻の稜線に出る頃、
ブナ、カエデ、ミズナラの美しい自然林になる。

霧が立ち込めていて、なんともいい雰囲気のプロムナードは、10分ほどの
お楽しみで、伊勢辻山の山頂にあっけなく着く。

南側と赤ゾレ山の方向が開けているが、今日は景色はおあずけである。
今日は初心者もいるので、明神平への縦走はせず、往路を戻る。
帰りは平凡すぎて眠くて仕方なかったが、渓谷に沿うようになると、
また目線は水際に移り、バーチャル沢登りを楽しむのだった。
今日、体験参加したH中さんが、山岳部に即、入部を決意された。
フルマラソン完走4回の健脚派レディーである。
人生でいちばんしんどい山登りだったそうだが、なかなかの歩調だった。
今後が楽しみだ。
自分の実力をまだ把握できていない人もいる。
そこで、夏休みの山行に備えて、標高差1000m近いコースの練習をすることにした。
体験参加の2名を加えて、今回は、なんと過半数が女性となった。
女性が活発になったのか、男がだらしなくなったのか。

行き先は、台高山脈支稜の伊勢辻山。大又から、ひたすら登ることになる。
登山口は、和佐羅滝への大きな案内板があるので間違えようがない。
橋を渡るとすぐに、右の山側の登山道との分岐があるが、まずは左の沢側の道をとる。

すぐに滝場が現れる。地元の人の飲み水なので汚せないが、そうでなければ
沢登りに最適な風情である。

大きな連瀑の3つ目が、この沢で最大の和佐羅滝40mである。
ものすごい迫力だ。しばらく皆で滝を無言で眺める。
先日、沢デビューしたMーちゃんが、「下の2つの滝は登れそうですねー」と
コメント。滝を、一度、登る対象と見てしまうと、皆、こうなる。

土が滑りやすい急登をこなし、山側の登山道に合流する。
登山道には巨大なミミズがのたうちまわっていた。

沢筋を、一時、大きく高巻く植林帯のルートとなるが、やがて再び流れに近づく。

幾つもの滝が続く、すばらしい沢。遡行欲がムラムラとこみあげる。
G嬢も、「あの淵に飛び込みたい~」。

沢が細ってくると、ガクウツギの花がいっぱいになっていた。

やがて崩壊した造林小屋に着く。

長く植林帯が続き、やや退屈だったが、ようやく伊勢辻の稜線に出る頃、
ブナ、カエデ、ミズナラの美しい自然林になる。

霧が立ち込めていて、なんともいい雰囲気のプロムナードは、10分ほどの
お楽しみで、伊勢辻山の山頂にあっけなく着く。

南側と赤ゾレ山の方向が開けているが、今日は景色はおあずけである。
今日は初心者もいるので、明神平への縦走はせず、往路を戻る。
帰りは平凡すぎて眠くて仕方なかったが、渓谷に沿うようになると、
また目線は水際に移り、バーチャル沢登りを楽しむのだった。
今日、体験参加したH中さんが、山岳部に即、入部を決意された。
フルマラソン完走4回の健脚派レディーである。
人生でいちばんしんどい山登りだったそうだが、なかなかの歩調だった。
今後が楽しみだ。