古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十章 地震・津浪乃記・その百

2012年05月05日 06時41分45秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

地震津浪乃記第二十五ページ、上の写真の三行目四行目

解読 近国諸侯様方御出張、御備ヱ向キ殊に厳重也。此舩

    大阪出帆、伊豆下田ヱ行交易願カ滞舩中津浪ニ舩

読み 特に難しい崩し字はありません。

解説 このロシア船入港のため、大阪近くの各藩諸侯(大名・殿様)方が大阪へ出張なされ、厳重にお備えに当たった。 「厳重也」・・・「也」は「ニ」を斜め右に伸ばした様な文字です。 此のロシア船は大阪を出て伊豆の下田へ行き、交易願いの目的なのか滞船中に津浪に遭い、(以下明日に続く)


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