古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三百四十三

2017年04月30日 06時32分32秒 | 古文書の初歩

 


 

 

「漂流外国物語」第九十八ページ、上の一~二行目

解読 中江経文躰之板ニ而摺候物越面々ニ入、夫を右之

    臺ニ入乗置、夫江煮焚候品を備へ、船頭其外

読み 中へ経文躰の板にて摺り候物を面々に入れ、夫れを右の

    台に入れ乗せ置き、夫れへ煮焚き候品を供え、船頭その他

説明 「経文躰之板ニ而摺候」・・・お経の文句の様なものを板に刷った。 「物越」・・・物を。 「面々ニ入」・・・各自が入れ。  「乗置」・・・これも読むのは困難です。乗せ置き。載せて置き。 「煮焚候品を」・・・煮炊きした料理を。 「備へ」・・・供え。 「船頭其外」・・・船頭他。


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