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アンドレ・ウォード対セルゲイ・コバレフ(2017/06/17)

2017-06-18 13:20:49 | ボクシング

IBF・WBO・WBAライトヘビー級タイトルマッチ

3団体統一ライトヘビー級を争うアンドレ・ウォード選手(Andre Ward)とセルゲイ・コバレフ選手(Sergey Kovalev)とによる約7か月ぶりのダイレクトリマッチは米国ネバダ州ラスベガスで行われ、ウォード選手が8回TKOで勝利して王座防衛に成功しています。

スタートからかなりプレッシャーをかけてきたコバレフ選手。距離を大きくキープしてやり過ごしたいウォード選手なのですがコバレフ選手のプレスに足取りがしどろもどろ気味にも映った立ち上がりでした。しかし慎重に距離を取りながらもいきなり放つ左フックや右ストレート、そしてボディブローを地味に返していきながら徐々にペースを引き寄せていったウォード選手。コバレフ選手の体力がちょっと落ちてプレスが落ちていくにしたがってウォード選手ペースの流れがよりはっきりとしていきました。
そして8回にボディブローで大きなチャンスを掴んだウォード選手。この試合一番の右ストレートも痛打してコバレフ選手をさらに痛めつけ、最後はウォード選手のボディブロー攻撃を前にロープに詰まって背中を丸めてしまったところをレフェリーが止めたフィニッシュでした。

8ラウンド目の一連のシークエンス開始のボディブローでコバレフが背中を丸めた場面。さらにはフィニッシュの場面はローブローを訴える意味もコバレフ的にはあったのでしょう。ただ最初のパンチはローブローに見えたもののレフェリーのトニー・ウィークス氏は続行を指示していましたし、最後のはローなのかどうか微妙なギリギリなもの。
コバレフがボディで効いてしまっていたのは誰の目にも明らかでしたしウォードのフォローアップも素晴らしいもので、コバレフの不当だとの訴えは少々説得力に欠けるように思えます。不運な面もあったのは認めますが。
ただこの結果と内容ってのはコバレフにとっては痛すぎる失点であり、ウォードにとってはキャリア最高に得るものが大きかった一戦でした。
HBOのケラーマンが言っていたアンソニー・ジョシュアってのはさすがジョークでしょうが、コバレフをこういう風にはっきりと退けてしまって本当にもう相手が見当たりません。カナダのスーパーマンがまだ残っていますがウォードにとっては絶好のカモでしかないでしょうし・・?

改めてその実力を証明したウォード選手は32勝(16KO)。コバレフ選手は30勝(26KO)2敗1分。






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10 コメント

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Unknown (Unknown)
2017-06-18 13:30:52
ウォードは地味なんだけれど、上手くて気持ちが強いいですね。コバレフの強打を前にしても、確実に自分のボクシングを貫くって感じですね。
コバレフは攻撃に幅が無くて、ボディも弱かったのかな、、、
ウォード、、、しかし地味だな、、、
Unknown (k)
2017-06-18 13:42:24
ウォードパワーついたなーて思いましたね
ボディ以外のパンチもコバレフ効いてました
コバレフは不運というか明らかにローブローじゃ無いのにもローブローって訴えてましたから最後は自業自得かなとも思いましたね
Unknown (Unknown)
2017-06-18 15:32:21
低いかなと思うパンチがあったのは確かだけど
そういうパンチが入った時ウォードもレフリーに確認してたしコバレフがちょっと情けなかったかな
Unknown (あな)
2017-06-18 17:25:13
ローブロー関係は特に問題ないと思いますが、中盤までのウォードのパフォーマンスが良く分からなかったです
前回のでボディージャブを主力に試合を組み立てるというのは分かるんですけど、それに対なす選択肢を用意せず読まれて右を被されたり、インサイドにわりにいったと思ったらいきなりステップバックしてコバレフのストレートレンジに立ったり 普段のウォードの立ち回りからすると考えられないもの
技巧の幅は示せたしパワーもついたと思いますが、違和感しか残らない試合でした
同じジャブの名手のステベンソンに今日の立ち回りをしたら普通に捕まって負けると思いますが・・・
そしてそのウォードに対しプレスを省略して前に出て捕まってローブロー?貰うコバレフ
期待していた内容とは程遠い一戦になりました
Unknown (Unknown)
2017-06-18 21:30:13
スローでみる限り、やはりローブローだったとは思います。
ただ、立ち上がりポイントを捨てても距離をしっかり取り、4Rあたりからはウォードが支配した試合に見えました。
ウォードのクリンチやタックル、飛び込みながらのフック、そしてローすれすれのボディー。
いずれも再戦ということを考えるとコバレフ側の対策が甘く、コバレフの攻撃の幅がなかった。
対しウォードは本当に良く研究し、プラン通りに戦ったのかと思います。
フィニッシュはスカッとしなかったものの、8R開始時点ですでにコバレフは戦意喪失していたようにも見えていましたし、手詰まり感もあったのでしょう。
このまま続けてもウォードの勝ちは揺らがなかったのでは。
コバレフ応援していましたが、その意味で納得です。
Unknown (genzou)
2017-06-18 22:15:31
前回の反省を踏まえ、倒すことまでプランに組み入れた(と見えた)距離や入り方など前回と全く異なる新しいファイトプランを用意したウォードと、その違いに対応できず、ズルズルとスタミナを失い続けたコバレフという対照的な二人という感じでした。

試合を見直してみたのですが、今回のコバレフには一戦目であったようなウォードにダメージを与えるブローを届ける新たな策を見つけることができませんでした。

結果的には終わり方にちょっとケチが付きましたが、そもそもとってもらえなかったのはコバレフがローブロー狼少年だったせいといったほうがいいのかとおもいます。
Unknown (オッドアイ)
2017-06-19 07:14:44
今回は前回よりも残念な試合だったなと言うのが今回の感想です。

コバレフはウォードのクリンチ際の攻防を前回同様対処できずに困惑していたと思います。
ウォードの方はボディー多目の展開を全体的にやっていたなと思いました。

ローブローは確かにありましたが、5ラウンド以降のコバレフの展開が余りよくなかった

総じて思ったのは、相性の悪い相手なのかな?
私としてはこれで決着にしてコバレフには他と戦って勝ち進んで欲しいなと思いました。
前回の試合を踏まえ、ウォードの戦いをあまり好きになれないなぁ・・・
Unknown (せっち)
2017-06-20 09:23:58
切り取ったリプレイではローブローに見えるパンチがあったが、流れの中では低めのボディブローだった。というわけで問題無し、で、議論も決着でしょうか。観戦直後はストップよりもダウンをとってみても良かったのでは? と思いましたが、カウントが入ったらコバレフは戦意喪失、あるいはローブローアピールで立たなかったかもしれない。(そうでないかもしれないが)採点は割れていたらしいけれど、今回はウォードの勝ちで、コバレフは大きな失敗をしたということで管理人さんと同意見です。第一戦でもコバレフは不運だったと感じたが、アンドレ・ウォードの前では誰もがそうなるのかもしれない。
まだ見たかったですが。
Unknown (FNC)
2017-06-20 18:18:45
ウォードは前回の反省から、右を打つ時は単発でコバレフが反応出来ないスピードで打ってたのが良かったですね
ウォード最強 (まっからむ)
2017-06-22 00:31:45
コバレフの弱点を的確に突いた快勝ですね。
前戦で、「顔面もボディーも打たれ弱い」、「後半スタミナがガタ落ち」、「密着戦が苦手」、に気づいたのでしょう。
遠距離戦、密着戦に終始し、中間距離での攻防は避けたように見えました。
弱点が分かっていても、あれだけ的確に突くのはウォードしかできない芸当だと思います。
昔からパワー不足と言われてますが、強振しないだけで、そこそこパンチもあると思います。
KO率は低めですが、コバレフ、ドーソンをKOするなんてパワーが無いわけないですよね。
コバレフは今回の試合で一気に強者のオーラが無くなってしまったと思います。
強いことは間違い無いのですが、低めだったとは言え、ボディーが弱いことがバレてしまったし、密着された時の芸のなさも露呈してしまったと思います。見た目に反してスタミナ、タフネス、押し合いが弱いと思いました。
今後の対戦相手は前半をなんとかしのいで、後半に頭をつけてガチャガチャ打ち合えば、なんとかなるかもって思うのでは。
ウォードは対戦者の質も素晴らしく、正にP4Pだと思います。

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