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ヘイ対バレット、テーラー対レイシー直前情報

2008-11-15 14:58:54 | 展望・直前情報
元統一クルーザー級王者のデビッド・ヘイ選手が本格的にヘビー級へ進出する注目の一戦&テイラー対レイシーのサバイバルマッチ、など週末の試合情報を


まずは英国ロンドンで予定されている注目のデビッド・ヘイ選手のヘビー級戦。元世界タイトル挑戦者の米国人モンテ・バレット選手との試合。

Weights from London!
注目のヘイ選手のウェイトは215lbs(約97.52kg)、バレット選手は226lbs(約102.51kg)

ヘイ選手は昨年4月にヘビー級での試合を行っていますが、その時のウェイトは217ポンド。大型化が顕著な現在のヘビー級の中にあっては軽めですが、しっかりヘビーウェイトの体を作ってきたと言って良いのではないでしょうか。
クルーザー級王座を統一した強打者のヘイ選手。マスクも良くビッグマウスっぷりでリング外でも楽しませてくれる非常に華のあるヘイ選手。スター不在のヘビー級での彼の活躍に期待は高まるところです。

SecondsOut Team Pick Haye vs. Barrett
こちらの記事では18名の予想全てヘイ選手の勝利を予想しています。
ただ致命的ともいえるアゴの弱さを持つヘイ選手。誰とやってもKO負けしてしまうかもしれない危険&スリルを背負っているように思えます。
また、対するバレット選手がそんなに簡単な相手では無いのがこの試合の興味を高めています。バレット選手の右の強打でヘイ選手が痛烈に沈んだとしても全然不思議ではないと思います。
ですが、ここはやっぱりヘイ選手の豪快なKO勝利に期待したいところ。頑張ってもらいたいものです。

ヘイ:28歳,身長6'3"(190.5cm),リーチ78"(198.12cm),215lbs,21勝(20KO)1敗
バレット:37歳,身長6'3"(190.5cm),リーチ78"(198.12cm),226lbs,34勝(20KO)6敗

デビッド・ヘイ対エンゾ・マッカネリ(2008/03/09)
ジャン・マルク・モルメク対デビッド・ヘイ(2007/11/10)
デビッド・ヘイ対トーマス・ボニン(2007/04/27)
デビッド・ヘイ対ジャッコベ・フラゴメニ(2006/11/17)
タイ・フィールズ対モンテ・バレット(2008/06/28)


続いて、米国テネシー州で予定されているジャーメイン・テイラージェフ・レイシーのスーパーミドル級戦

Jermain Taylor (167.6), Jeff Lacy (167.2) Make Weight
計量はテイラー選手167.6lbs(約76/02kg)、レイシー選手167.2lbs(約75.84kg)

PREDICTIONS: TAYLOR VS. LACY
CompuBox Pre-Analysis: Jermain Taylor vs. Jeff Lacy
Taylor, Lacy meet at a crossroads
こちらの試合の予想もテイラー選手有利の声が圧倒的なようです。
元オリンピックの米国代表チームメイトでもある両者。
帝王ホプキンス選手に勝利して統一ミドル級王座を獲得したものの、ケリー・パブリク選手に連敗を喫したテイラー選手。
一方スーパーミドル級王者として豪快なKOを量産していたものの、ジョー・カルザギ選手との統一戦で完璧に打ちのめされて初黒星を喫して以降、勝ち続けてはいるもののかつての輝きを取り戻せずにいるレイシー選手(怪我での長期ブランクもあった)。
生き残りと再浮上を目指す両者の興味深い顔合わせですが、私もテイラー選手の有利は動かないのでは?と見ています。
怪我の影響も大きいのか、かつての豪腕がすっかり影を潜めてしまっているレイシー選手。スピード差を生かしテイラー選手が明白に勝利するのでは、と予想します。

ケリー・パブリク対ジャーメイン・テイラー(2008/02/16)
ジャーメイン・テイラー対ケリー・パブリク(2007/09/29)
ジャーメイン・テイラー対コーリー・スピンクス(2007/05/19)
ジャーミン・テイラー対カシム・オウマ(2006/12/09)
ジェフ・レイシー対エピファニオ・メンドサ(2008/07/23)
ジェフ・レイシー対ピーター・マンフレド(2007/12/8)
ジェフ・レイシー対ビタリ・シプコ(2006/12/02)

この日のアンダーではカーミット・シントロンラブモア・ヌドゥというこれまた興味深い一戦も。この試合も元世界王者同士のサバイバルを賭けた一戦ってのも面白いです。
シントロン選手のパワーが上回るってのが順当な見方なんでしょうが、ヌドゥ選手の確かな技巧にシントロン選手が足元をすくわれてしまう展開ってのも十分ありえそうな気がします。
シントロン選手のパンチがヌドゥ選手に当たるか、ダウンを奪えるか、ちょっと疑問だったりします。楽しみです。

カーミット・シントロン対アントニオ・マルガリート(2008/04/12)
カーミット・シントロン対ジェシー・フェリシアーノ(2007/11/23)
カーミット・シントロン対ウォルター・マティセー(2007/07/14)
ポール・マリナッジ対ラブモア・ヌドゥ(2008/05/24)
ラブモア・ヌドゥ対ポール・マリナッジ(2007/06/16)


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2 コメント

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Unknown (タモリファン)
2008-11-15 21:13:11
意外とヘイは軽めに作ってきましたね。
私はヘイが大好きなので彼に勝って欲しいですが
正直言うと不安です。
彼の勝利でヘビー級が盛り上がってくれると嬉しいです。
テイラー×レイシーは厳しい生き残り戦ですね
これはちょっとレイシーが可哀想な気もします。
私はレイシーを応援しますが、多分テイラーが勝ちそうですね。
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Unknown (管理人)
2008-11-15 22:19:05
>タモリファンさん
ヘイ選手は脆さゆえに常に倒すか倒されるかのスリルがあるのも魅力の一つだと思っています。クルーザー級時代は相当減量がキツかったみたいなので、減量苦から開放されてコンディション良好→耐久力アップ、てな事になっているかもしれません。
リスクのあるマッチメイクだと思うのですが、ヘイ選手の快勝に期待です。勝利を前提に、今後を占う上でもある程度長い試合になることを期待したいですね。

テイラーレイシーは本当にシビアなマッチアップですよねぇ。こういったカードをどんどん実現できる米国リングの層の厚さをも思い知らされます。
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