ダンワールドから皆さまへ

体と心と脳の健康づくり
人と社会と地球の健康づくりをサポートします。

家の「整理」のコツ

2020-12-30 10:00:56 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

片付け上手な家庭のお住まいは、ほんとうに居心地のよいものですよね。

 

使い勝手かよいように片づけ上手になるためには、やはりコツかあるようです。第一に、かぎられたスペースの中で上手に整理し、しまう工夫を考えること。よく「きちんとものが整理されていることと、きれいにものが片付いていることとは違う」と言われます。

 

つまり、ものは使われるために存在しているのであって、見た目に片付いていても、使いたいときにどこにしまったかわからない、では困るということです。

 

また逆に、使いたいものがどこにあるかわかっていても、家の中にものがはんらんしていて取り出すのにひと苦労、でも困ります。

 

必要なときにすぐ取り出せる工夫が整理の基本です。

 

台所や押し入れを総点検してみると、こんなにもあったのかしら、と驚くほどものが出てきますよね。点検のあと分類をする、これが整理のスタートといえるでしょう。

 

「毎日使うもの」「週に一度」「月に一度使うもの」「ある時期や季節だけ使うもの」「冠婚葬祭など特別な行事のときだけ使うもの」など、使用する可能性と使用頻度とによって分けることがコツだといいます。

 

また、しまい込んで半永久的に使いそうもないものは、なるべく手放しましょう。バザーに出したり、欲しい人に差し上げるとよいでしょう。

 

ものを増やさないこともたいせつです。片付け上手の人は「ものを増やすときは使用頻度などを三度は考えてから」とよく言います。


脳に良い「お手玉」や「そろばん」

2020-12-27 15:24:53 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

幼いころ、おばあちゃんにお手玉遊びを教わりませんでしたか?

 

お手玉遊びは、現代っ子には縁がなくなって久しいです。でも、脳を活性化して心を癒やす効用があるともいわれます。両手を使って脳全体を活性化させ、遊びながら集中力を養って心の安定がもたらされる、といいます。

 

核家族化が進み、共働きの両親に一人っ子という家庭が増え、高齢者や子どもの居場所づくりが課題になっています。祖母から孫に伝わる「隔世伝承」の遊びだったお手玉は、そんな現代にふさわしい文化として、見直したいところです。

 

もう一つ、脳に良いこととして注目したいのが、そろばんです。そろばんは、江戸時代初期、毛利重能が二条京極の寺子屋で教えたのが日本での始まりとされます。

 

そろばん学習では、制限時間の中で繰り返して計算したり、読み上げ算の際には、読み上げられる数を正確に聞き取る必要があります。このため集中力向上に効果があるとされます。また、集中して指先を速く動かすことで大脳神経が活発化するとも言われます。

 

そろばんは、1960年代は職業資格の代表格でした。親から「そろばんも出来ないと、どこの会社からも雇ってもらえない」と言われ、そろばん塾に通った人も大勢いました。まさに「読み、書き、そろばん」と言われた時代です。

 

しかしその後、電卓が登場し、そろばんは衰退しました。商業高校でも、授業で使う計算用具がそろばんから電卓に切り替えられました。

 

認知症対策などの生涯学習の観点からも、そろばん文化を見直すべきときかも知れません。


多様な留学生

2020-11-22 14:37:18 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

「郷に入れば郷に従え」という言葉は、たいへん知恵にあふれる言い伝えです。でも、海外から来た人たち対して、この考え方を安易に押し付けてしまわないことも大切です。

 

郷に入っても郷に従えない部分はだれにもあるでしょう。

 

たとえば、イスラムの留学生が日本に来ると困ることが多いのは、食事や礼拝の問題です。イスラム教徒には、豚肉を食べてはいけないとか、一日5回の礼拝をどこかでひっそりしたい、といったニーズがあります。これは原則を曲げられないルールであり、決してその人の「わがまま」とは言えません。

 

しかし、留学生が日常生活でそれを実行しようとすると、難しい面があるようです。実際、飲食店のメニューを見ても、どれに豚肉が入っているのか明示されていないことはよくあります。

 

その一方で、最近は大学のキャンパスの食堂に、イスラム教の戒律を守ったメニューを提供するところも増えています。しょうゆやみりんにはアルコールが含まれるため使用しなかったり、ムスリム用に食肉処理時に祈りをささげた牛肉などを仕入れたり、といった取り組みが行われているといいます。

                                                                                       

多様な国から留学生を招こうという動きは、文部科学省などの国家的な政策でもあります。ビジネスパーソンだけでなく、さまざまな国や文化の留学生が増えることで、ダイバーシティ(多様性)に富んだ人材が育ちやすくなります。


3世代同居

2020-09-26 11:05:44 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

3世代同居が改めて注目されています。子どもたちがお年寄りと接すると、いたわりの気持ちを学ぶことができる、というメリットが指摘されています。

 

最近のおじいちゃん、おばあちゃんはとても元気な方が多いですよね。孫の朝食の支度をしてくれるというケースもよく聞くようになりました。それがやりがい、生きがいにつながる面もあるようです。

 

近年の少子化も、3世代同居を考えるうえで大事なポイントです。一人っ子同士が結婚すると、夫婦一組が最大4人のお年寄りの介護を引き受ける、ということも考えられます。そういう状況下では、離れて暮らすよりも、同居のほうが普段からサポートをしやすいでしょう。

 

三世代同居の家庭におけるおじいちゃん、おばあちゃんの役割としては、碁、将棋、トランプ、花札など、伝統的なゲームを教えるというものがあります。こうしたゲームを通して、ルールを守ることが他人との間に良い関係をつくるのに役立つということを学ばせることができます。これらのゲームは、思考力や計算力の訓練にもなります。また、昔から伝わる童話や童謡を伝えるのも、貴重な教育でしょう。

 

サルの世界では年をとって木にも登れず、目も見えなくなったリーダーもまれにいます。しかし、皆が毛づくろいしてやったりして本当に大事にしているといいます。十何年自分たちを養ってくれた年寄りを大事にするのは自然な感情ではないでしょうか。


自分にあった運動でストレス解消

2020-08-29 11:40:07 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

現代社会は環境悪化に伴い、体内では交感神経が過剰に働いてストレスを蓄積させやすくなっています。これが免疫機能の低下を招いています。

 

日本における、あるスポーツプログラム参加者を対象とした調査によれば、運動やスポーツに一般の人が求めるものの第1位は「ストレス解消効果」で、回答者全員の半分以上を占めていました。「成人病の予防」、「体力の増強」を大きく上回っていました。これをみてもわかるように、運動によるストレス解消を期待する人は多いのです。

 

体を動かすことは気分転換になります。それに加えて、運動やスポーツをしながら仲間とコミュニケーションを交わすことも、ストレス解消につながります。一緒に運動する仲間が仕事の利害関係を離れた相手だと、より大きな効果が期待できるでしょう。

 

人によって、一人で運動するほうがストレス解消になるという人もいれば、仲間と一緒のほうが発散できる人もいます。

 

また、運動、スポーツの種類にも好き嫌いがあります。エアロビクスが気持ちよいという人もあれば、水泳でリフレッシュできる人もいます。またある人は、単純なジョギングが楽しいというかもしれません。

 

それぞれの人が自分に適した種目を選ぶことが、ストレス解消を目的にした場合、非常に大切でしょう。個性や生活スタイルにマッチした運動を選ぶほうが、長続きしやすいです。

 

音楽もストレス解消には有効です。例えばモーツァルトの音楽は世界中で研究されており、副交感神経を活性化することがわかってきました。運動や音楽で、過度のストレス状態にブレーキをかけましょう。