ダンワールドから皆さまへ

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バランスのとれた食生活と運動で体質改善を

2021-01-27 18:29:38 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。 

 

「身土不二(しんどふに)」という言葉があります。

人間は環境によって生かされている

という自然の法則です。

「身」は私たちの体、

「土」は大地(環境)を指します。 

  

暑い国では、体を冷やすもの(陰)を、

寒い国では温めるもの(陽)を食べているように、

その国の風土に合った食べ物があります。

 

身土不二は、

そんな自然に則した生き方を表しています。 

  

ところが今の日本人の食は、

大部分を輸入に頼り、

主食であったご飯でさえ

パンに取って代わられつつあります。

 

乳製品や肉を多く取る欧米型の食生活は、

油や砂糖の取り過ぎを招きやすいと言われます。

今こそ日本の伝統食を見直すべき時かもしれません。 

  

東洋にはもともと、

食べ物にはそれぞれ

「陰」の性質を持つものと

「陽」の性質を持つものがある

という考え方があります。

 

両方をバランスよく献立に取り入れることで、

健康を保ちやすくなると言われてきました。 

  

現代人が抱えやすい脱力感や疲れは、

エネルギーのアンバランスによって

起こりがちになるといいます。

 

改善策は、適度な運動、

そして食事面でのフォローです。

 

特にシニア層の場合、

肉体的な機能の低下や

精神的な気力の喪失により

食欲不振に陥りやすく、

結果として低栄養状態になります。

 

生命エネルギーを高めるため、

適切な栄養素を確保しましょう。 

 

睡眠も大事です。

ジネスパーソンはストレスがたまると、

同僚と夜遅くまで

酒を飲んで帰ることがあります。

 

そうすると、睡眠が足りなくなってしまい、

翌日疲れたまま出勤することがあります。

 

これでは、いつまでたっても

疲れは抜けません。

寝るのも仕事のうちです。

 

睡眠時間については諸説ありますが、

7時間は確保したいところです。 


伝承料理

2021-01-14 10:00:04 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

土地の食材を使い、先人たちが作り上げてきた料理の数々。世代を重ねて親から子へと受け継がれてきた味です。近年は便利なレトルト食品などが増え、昔ながらの伝承料理を守っている家庭が少なくなっています。

 

伝承料理研究家として有名な奥村彪生さんは、テレビの料理番組でよくこう嘆いていました。「日本では外食に比べ家庭料理のランクが下がる。なぜかそんな価値観ができてしまった!」

 

ただ、最近では、各地域で伝承料理の講習会がよく開かれるようになってきました。全国各地に「食生活改善推進員」などのボランティアが増え、保健センターや地域センターで、指導にあたっています。

 

こうした伝承料理教室では、食材となる野菜も地元産のものが使われることも多いです。それがきっかけとなって、地域の農家が畑を開放し、栽培を指導してくれる、というケースも出てきています。伝承料理づくりは地域の交流の促進にもつながるのです。

 

かつて農水省が都道府県ごとに食生活専門家にアンケート調査したところ、地域の伝承料理で家庭料理にとり入れたいものとして、次の名前が挙がったといいます。貴方はいくつご存じですか?

 

三平汁(北海道)

ひっつみ(青森)

わんこそば(岩手)

きりたんぽ(秋田)

ずんだはっと(宮城)

冷やし汁(山形)

にしん漬け(福島)

けんちんそば(茨城)

しもつかれ(栃木)

おきり込み(群馬)

ねぎぬた(埼玉)

けいこさんが(千葉)

深川丼(東京)

あじずし(神奈川)

ほうとう(山梨)

おやき(長野)

ささだんご(新潟)

ますずし(富山)

治部煮(石川)

豆腐のぼっかけ(福井)

お日待白和え(静岡)

ほおばずし(岐阜)

五平もち(愛知)

てこねずし(三重)

山いもの手まり揚げ(滋賀)

高野豆腐の卵とじ(京都)

バッテラ(大阪)

粕汁(兵庫)

ゆべし(奈良)

なれずし(和歌山)

大山こわ飯(鳥取)

のっぺい汁(島根)

ままかり酢漬け(岡山)

かき飯(広島)

いとこ煮(山口)

打ち込み汁(香川)

でこまわし(徳島)

いずみや(愛媛)

かつおのたたき(高知)

がめ煮(福岡)

ふなの昆布巻き(佐賀)

ちゃんぽん(長崎)

ときずし(熊本)

黄飯汁(大分)

ねりくり(宮崎)

豚骨(鹿児島)

マーミナチャンプルー(沖縄)


「草」を生活に取り込む

2021-01-07 10:00:19 | コラム

こんにちは、ダンワールドです。

 

生活の中に「草」を取り込んでいますか?山菜の類を食べるだけでなく、草で部屋を飾ったり、室内香や小物をつくるなど、草には様々な親しみ方があります。香る草である「ハーブ」も、草生活の代表格です。

 

西欧では紀元前にもさかのぼる古い歴史を持つハーブも、日本では数十年前まではスパイスの一種として主に乾燥した葉や実が使われるに過ぎなかったといいます。

 

ところが、1980年代ごろからデパートのハーブコーナーができ、専門店が小さな地方都市にまで行きわたりました。カルチャースクールも、こぞってハーブ教室を開くようになりました。

 

家庭でのハーブの楽しみ方も、どんどん増えました。ハーブティーや料理、菓子、におい袋、香りまくらなどから、ハーブ染めやハーブ風呂、園芸としての生ハーブづくりまで広がっています。ハーブを使った化粧品、せっけん、ろうそく、ハーブ塩や甘味料、酢や油と、ハーブを使った商品も豊富になりました。

 

近年はハーブという言葉にとらわれず、もっと身近にある自生植物を楽しもうという傾向も強まっている。ミョウガ、シソなど、日本で薬味に使われる植物、香辛料などのほか、普通の野菜にまで、多彩な楽しみ方が広がっています。

 

どんな都会でも、郊外に出たり、少し注意して探せば、すぐ見つけられるのが「草」のいいところでしょう。草には食べられるものも多いです。月見草は食用としても親しまれてきました。

 

近代化によって、生活環境から自然がだんだん失われてきました。草の持つ野趣(やしゅ)を見直したいところです。