かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ついに同人誌冬の時代が到来するのか?!

2007-10-30 22:44:27 | Weblog
 今日の帰り道、ぱらぱらと雨が降り出したのですが、方向としては北に走ることになることもあり、天気は大抵南から崩れるものだから多分途中でやむだろう、と推し量って走り出しておよそ15分ばかり。いったんは弱まるように見えた雨に予想通りとほくそえんだのもつかの間、進むにつれて雨脚はどんどん強くなり、うちに帰り着く頃にはもうしっかり本格的な降雨になっておりました。もちろん全身ずぶぬれで、一応多少の防水性のある上着を着ていた身体の方はまだマシではありましたが、足元、特にスニーカーはすっかり水中を歩いたかのように中までぐっしょり。帰宅後すぐに丸めた新聞紙を詰め込みましたが、果たして朝までに乾いてくれるかどうか、心配ではあります。
 
 さて、ぬれねずみも自宅にたどり着いてほっと一息したと思いましたら、なにやらきな臭いニュースが目に入りました。
「都施設で過激エロマンガ販売 即売会規制強化へ」
 ううむ、どうやら事態は悪い方向へ流れつつあるようです。
 29日、都は即売会の規制、監視強化に乗り出す方針を固めた、とのことで、主催者側に詳細な事前チェックの義務付け、即売会の巡回を徹底して、新たにコミックのサンプルを閲覧したり、即売会当日に販売される同人誌の内容を職員が確認することも視野に対応策を具体的に検討中なのだとか。都では成人向け作品の販売を禁止するのでなく、主催者側に法令順守の徹底を求めるとのコメントが出されておりますが、果たして字義通り真正直に受け取って良いものでしょうか。仮に受け取ったとしても、その規制の線引きの位置は当面揺れ動くことになるでしょうし、初めの一歩は相当きつい形で締め付けがあったりするのではないか、とも思えるのです。
 お話の主軸はこれまでも話題の中心であった都立産業貿易センターにおける各種イベントのようですが、この時期に対策検討を打ち出すところからみると、なんとなくターゲットは12月末の有明なんじゃないか、とも思えてきます。また、実際にそのとき都が強権を発動しないとしても、主催者側が「自主的」に規制を大幅に強化、販売停止処分が続発するようなことになったりするのはほぼ確実ではないのでしょうか。
 
 その流れが一東京にとどまっている限りにおいて、私には特にコメントすべきものは何も無いのですが、それが一つの契機となって関西圏、ひいては我が国全体にも波及し、更に同人誌だけにとどまらず、多くのメディアで魔女狩りのごとき風潮があふれかえるような事態を迎えたりしないか、と言うのが心配です。とりあえず静かに冬コミの行方を観察することにいたしましょう。


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