かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

太陽系外からやってきた謎の天体、宇宙船だったら面白かったのですが、その飛び方を聞いてソレは無いなと思いました。

2017-11-22 22:08:47 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は1℃、最高気温は13.7℃、五條市アメダスの最低気温はー0.9℃、最高気温は13.8℃でした。昨日よりも更に冷たい朝を迎え、五條市ではこの秋二度目の氷点下になりましたが、昼間はよく晴れて気温も少しだけ上がりました。相変わらず空気は冷たいですが、真冬の寒さよりはマシな昼間でした。

 さて、先月、太陽系外から飛来した物体が話題になっていましたが、今日の「ナショナル・ジオグラフィック」で、それが非常に細長い形をした小惑星と推察される、という記事が出ていました。「回転しながら進む巨大な鉛筆」と形容され、想像図も掲載されていましたが、まるで「銀英伝』にでも出てきそうな形状の岩塊のようでした。大きさは長さ180m−400m、幅40mと推測されていましたが、それからするとちょうどヤマト位の大きさみたいです。半分以上冗談でしょうが、これが系外からやってきた宇宙船ではないか、という話も見かけましたが、この形や大きさを見ると、なんとなくそういう風に思いたくなるのも無理はないかな、とは思いました。
 ハワイの言葉で「遠方からの最初の使者」を意味する「オウムアムア(‘Oumuamua)」と名付けられた。この天体、数時間ごとに明るさが10倍も変化することから、細長い形をしていて、7.34時間周期でくるくるとペンを回すように回転していると考えられました。オウムアムアが明るく輝くときは長い側面で太陽光を反射し、暗い時は先端をこっちに向けて、わずかしか太陽光を反射しない、というそうです。はじめ、「回転する鉛筆」と書いてあるのを観て、勝手にドリルのように縦軸に沿って回転しているものだと思っていたのですが、読み進めているうちに誤解していたことを悟り、かなり残念に思いました。さすがにそんな回転をしている宇宙船はあり得なさそうです。
 しかし、その明滅の周期や明るさから大きさを割り出すというのですから、天体観測というのも中々大したものだと思います。時速15万キロで飛来し、去っていこうとする異界の旅人を、来年の1月には、ハッブル宇宙望遠鏡で追跡観察するそうです。もし光学でその形が見えるように捉えられたりしたら、中々楽しそうな映像になりそうですが、どんな画像が公開されるのか、楽しみにしたいと思います。

コメント
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