いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

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慰められる国、ニッポン

2008年07月11日 12時22分26秒 | 社会全般
何故か日本では、元気・活力の喪失、もうダメだ言説、将来は暗いという悲観論、そういったものが多いように思うのだが、海外の人たちから幾度となく慰めてもらえないと「自分の足で立つ・歩く」ということができないのだろうか(笑)。

エコノミスト誌だけじゃなく、サミュエルソン先生にも叱咤激励を受けたようです。

日本経済の再生~ポール・サミュエルソン(米マサチューセッツ工科大学 名誉教授):NBonline日経ビジネス オンライン

特に面白いのは次の部分だ。
(以下に引用)

不況から脱した今、恐らく国内外の保守的な人々からは増税と歳出削減による財政再建を求める声が再び強まっていることでしょう。「GDPに比べて著しく多い国債残高をいつまでも抱えておくことはできない。削減すべきだ」とね。

しかし、日本政府は次のように反論すべきです。「それはあなたの知ったことではない。先にやらなければならない重要なことはほかにある。それは再び経済を成長させることだ。国債の残高について心配するのはその後でいい」と。

財政支出を増やして公共投資を拡大せずに、金融緩和に頼ったから、失われた10年と言われるほど不況が長引いたのです。しかも、現在は世界経済が失速し始めている。財政支出の拡大と減税によって景気を刺激すべきです。増税による財政再建は今なすべきことではありません。

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なるほど、と考えさせられます。さすがはノーベル賞受賞学者です。
「Mind your own business !!」と言ってやりたいよね、本当に。日本人の交渉担当者とかだと絶対に言わないだろうけど(笑)。とりあえず日本の政策担当者たちは、「My business」と言うくらいの気概を持って真剣に取り組んで欲しいと思いますね。


拙ブログにもいくつか書いてきました。

日本再興~~きっと未来はある

日本復活の道を探る・1~もはや一流ではなくなった?

財政出動とか>勝負に打って出る気力はないのか?

でも、多くの人たちは日本が衰退していくことをただ待っているだけのように見える。若い人たちでさえ、夢も希望もない、みたいな「もうダメぽ」「オワタ」という感じになっている。これでいいのか?本当に、そんな未来でいいのか?


ボツネタさんが取り上げておられた、この話にも関連するかもしれない。

精神科医・勝田有子の書評ブログ『不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望―』春日武彦文藝春秋

要するに、自分で落ちていくのだ。自分で不幸を生み出し、まさしく不幸になっていくのだ。
こういうのに近いように思えるのです。

参考:
世間に蔓延する優越感ゲーム(笑)
赤木智弘は戦争に行けばよろしい


日本は不幸なんかではないよ。未来もある。
未来を切り拓けるだけの力量も創造力もある。それを信じることだ。
信じる力が未来をつくる。




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