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「雨乞い」論理を実践せよ(笑)

2008年11月13日 21時44分46秒 | 経済関連
リセッションの度合いが「深い」か「そうでもない」かの違いくらいで、要するに「マイナス成長」ってことだな。

NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース-各分野の重要ニュースを掲載


米-0.9%、欧-0.5%、ときて、われらが日本は「-0.1%」!!


大健闘じゃないの。日本。
ここはひとつ、踏ん張ってみるべきでしょう。
それに、悲観しすぎるのはやめようよ。これまでも言いましたけど。賭け事でもスポーツでも、調子のいい時と悪い時というのはあるから。で、後退期はこれまでにも、どんな時代でも必ずあったわけで、ごく普通の現象ですから。そう思えば、そんなに悲観しなくてもいいのでは。


あのですね、昔の人たちも窮乏状態となって、村人みんなが困り果てたことは度々あったんだろうと思うんですよ。雨が降らずに日照りで不作、とか。昔の人たちはそういう危機をどうやって乗り切ったか?

いや、私も全然知らないんだけど。
雨乞いみたいなのは行われたと思うんですよね。

で、ポイントはここから。
簡単に言えば、
不作で食べ物にも困るというのに、敢えて「豪遊」みたいな。

それはですね、お供え物をわざわざ大量に用意し、お酒とか、そういうのも用意したりしたと思うんですよ。そして、村人みんなで飲めや歌えで、消費しちゃう。そうすると、あら不思議、雨が降ってくれたりなんかして、どうにか作物ができたりするわけだ。本当の飢饉とかもあったみたいだけれど、そういう時には死んじゃったりしたかもしれないけどね。


結局は、生産が振るわず大幅に収入減みたいになりそうな時って、ほぼみんなが守りに入ろうとして、消費しなくなるんだな。そうすると、余計に経済活動が停滞して、周りのみんなにも被害が拡大してくということになってしまうわけだ。それを回避するには、苦しいけど無理にでも消費するということを「強制的に」行ってしまう、ということだわな。金や生産物なんかを貯め込まずに、意図的に使ってしまう、みたいなものかな、と。

これはある種の「消費浮揚政策」みたいなもんですな。
食べたり、飲んだりしちゃって、経済の回転を良くしようとする行為なわけだ。昔の人たちには、難しい経済学の知識なんか無かったんだろうと思うけど、生産活動が打撃を受けると、経験的に「気分が落ち込む→消費が停滞する」とか「消費減→もっと貧乏」みたいなことを感じていたのかもしれない。

けど、雨乞いという祭事を通じて、消費を支えたり気分を悲観に傾きすぎないようにしていたような効果があったんじゃなかろうか、と。


なので、これから日本全国で、突如「お祭り騒ぎ」みたいなイベントでもやって、無理矢理消費を活発にすればいいんだよ(笑)。なんかそういう「イベント」ものはない?

一昔前なら、若者たちが「不況?関係ないよ~俺たちは」みたいに好き勝手に金を使ってくれて、何かのブームみたいなものも巻き起こしてくれて、結果的に消費を下支えしていたんだよ。「独身貴族」なんて言葉は死語だろうと思うけど、そうやって若い独身者たちが景気がちょっと悪かろうとも使ってくれたからこそ、消費や経済成長が支えられたんですよ。


しかし、今は若者から金を奪ってしまった。
若いもんたちは、「ちょっと無駄に使っちゃえ」みたいな気分にはなれなくなってしまったんだよ。独身貴族なんかじゃない、むしろ奴隷だ。こんな社会が続いて、子どもが増えると思うか?

愚かな年寄りたちが、他人に金を出し惜しみするようになって、結果的に自らの首も絞めているのさ。




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2 コメント

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うーん (L)
2008-11-14 19:36:02
ためになるなあ
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シャレですから (まさくに)
2008-11-15 14:10:03
あんまりマジに受け止められると、それはそれで参りますなあ、と。
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