木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

祝賀演奏会

2018-08-26 23:08:35 | その他
広瀬義彦先生の米寿を記念した祝賀演奏会に行ってきました。
広瀬先生には、子ども達が小学校の頃から合唱隊でお世話になり、ご近所ということもあって親しくおつきあいさせていただいています。
長女は、中学校時代イタリアからスイスへの演奏旅行にも連れていっていただき、また、イタリアの合唱団やドイツの合唱団が来日された時は、我が家にもホームステイしてもらいました。
あれから20年以上の月日が流れました。


会場は長岡京記念文化会館。ここを訪れるのは広瀬先生の喜寿のコンサート以来です。

演奏会は三部で構成され、第一部は「現代版落GOoperettaうた芝居『一寸法師』」

落語あり、劇有り、人形劇あり、合唱あり、ファッションショーあり・・・の何とも楽しいオペレッタ?
広瀬先生の原案に、昨年亡くなられた奥様が台本を書かれました。

第二部は祝賀演奏。

広瀬先生の教え子で日本国内や世界で活躍している歌手や演奏家の皆さんが駆けつけての演奏。
クラシックの分野だけでなく、交流のあった邦楽の分野の演奏家も駆けつけ素晴らしい演奏や演技を披露していました。
教え子の一人、指揮者の佐渡裕氏もビデオメッセージを寄せていました。
二部最後は広瀬先生自らがタクトをふられた、大変美しいコーラスを聴かせてもらいました。

第三部は、M コレットのヴィヴァルディ四季より「春」による「主をほめたたえよ」


一部から三部まで4時間半、という長い演奏会でしたが、久しぶりに美しい歌声や演奏を堪能しました。
広瀬先生、いつまでもお元気でご活躍下さい。
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あれから6年

2018-08-14 20:52:21 | 炭山災害
6年前の8月14日、宇治市東部は豪雨による水害に襲われました。
工房のある炭山地域も大きな被害を受けました。
一晩の雨でこれほど大きな被害を受けるとは想像だにしませんでした。
あれから6年。果たして復旧は進んだのでしょうか。


工房の裏の大きな崖崩れの現場は手つかずの状態です。


応急的に積み上げられた土嚢は一部袋も破れ、また大雨が降ったら危うい状態のように感じられます。

この夏も各地で水害が起こり、大変な被害が出ています。
自然・・ということで繰り返される災害。
地球温暖化のためか、年々深刻になっているように思います。
猛暑の中、避難生活を余儀なくされている人もたくさんおられます。
日本の技術力、財力をしてみればもっと何とかなりそうに思うのですが・・・

6年目の今日は朝から仕事ができました。

これは煎茶の立礼卓。

今年春にお納めした東京の煎茶の先生から追加の注文をいただきました。
ラワンランバーコアを使い、縁に桧の薄板を貼りました。
ラワンのランバーコアを使う所が味噌です。黒漆で仕上げますが、軽く、狂いが無く、安価にできます。
シナとちがいラワンはつなぎ目がないのであたかも一枚板のように見えます。


黒漆を塗り、漆風呂で乾かします。


漆風呂に入りきらない天板の一枚はそのまま外で乾かしました。

不安は抱えながらですが、こうして毎日仕事ができるということは嬉しいことです。
当たり前のことなのですが・・・。




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信州へ

2018-08-03 22:37:05 | 故郷信州にて
昨日より信州へ帰省・・というと聞こえは良いのですが、中身は墓掃除と庭の草刈り。
今日は朝から妻と二人でお墓の草刈り。
我が家の墓は小高い山の中腹。先祖代々のお墓が並びます。

一面茂った草を刈り払い機で刈り、きれいになりました。
お墓参りをして帰りました。
年に一度掃除と墓参りに帰るだけになってしまい、これからのことを考えると・・・頭が痛い。

続けて実家の庭の草刈り。

beforeがありませんが、一面1mを超す草が茂っていました。
信州とはいえ35℃近い暑さの中での草刈りはなかなかのものでした。


作業が済んで、ホテルへ帰る車の中からは浅間連峰が綺麗に見えていました。

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