木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

わざの美・現在展

2018-05-27 22:13:20 | 作品展
今日は朝から「わざの美・現在(いま)展」の当番、午後4時からはギャラリートークでした。


たくさんの方に会場においでいただきありがとうございました。
日本伝統工芸近畿展は明日が最終日、「わざの美・現在展」は明後日までです。

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浄住寺 四季の茶会(春)

2018-05-26 21:31:42 | 煎茶
浄住寺で黄檗売茶流唐木岱仙先生席主の「四季の茶会(春)」が行われました。

葉室山浄住寺は京都市西京区の西芳寺近くにある古い黄檗宗のお寺で、静かな佇まいや美しい紅葉を求め近年訪れる人が増えています。


京都観光Naviのイベント情報サイトでも紹介され、遠くは名古屋からのお客様も参加されていました。


茶席の設えられた方丈の前の庭には黄檗宗のお寺の庭には珍しく池があり、睡蓮の花が咲いていました。
時折モリアオガエルや鶯の鳴き声も聞かれ、どことなく野点のような雰囲気も漂ってきます。


そこで、今回のお手前は野点の雰囲気をもつ「箱手前」。
私もお手伝いさせていただきました。


浄住寺では今年、季節ごとにお茶会が開かれます。
今回はその「春」のお茶会でした。

「夏」のお茶会は、7月28日(土)午後4時より開かれます。

夏のお茶会は予約制となっておりますので、ご希望のかたは、唐木岱仙ホームページよりお申し込み下さい。

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浄住寺 四季のお茶会(春)が開催されます

2018-05-25 23:08:07 | 煎茶
26日(土)西京区にある浄住寺に於いて四季のお茶会(春)が開催されます。

                     京都観光Naviのサイトからシェアさせていただきました。
詳しくは、こちらをご覧下さい。
浄住寺のWebサイトはこちらをご覧下さい。

新緑のなかで、美味しいお茶をお楽しみ下さい。
私もお手伝いさせていただきます。

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全国煎茶道大会

2018-05-19 22:10:37 | 煎茶


恒例の全国煎茶道大会が開かれ、朝から行ってきました。
数日前までは雨の予報でしたが、朝方には雨は上がり雲の間から日差しも覗く天気になりました。
朝から沢山の人がみえ、いつも静かな萬福寺境内もこの日ばかりは大変賑わっていました。
煎茶工芸展もこの全国大会の中で開かれているのですが、先ず向かったのは、美風流のお席。


今回のお席は「陰陽五行」をテーマに設えられているとのことですが、控え室からお席に向かう廊下に飾られているのは筮竹や算木でしょうか。


妻と私が入ったお席は「青、赤、黄、白、黒」五色の内の赤のお席。
赤い絨毯のお席の回りに5人が座り、目の前でお話しを伺いながらお手間を拝見しました。
特別に作ってもらったという新茶も大変美味しくいただきました。
お道具も着物も赤で揃えられ、灯された蝋燭の「火」に浮かぶ赤の雰囲気も良いものですね。


家元のお父さんが焼かれたお茶碗には、家元が書かれた「升」の文字と「地風升」の三文字が。
易で用いられる六十四卦の一つということですが、また調べてみたいと思います。因みに妻の使った茶碗に書かれていたのは「沢地萃」でした。
本当は「青」のお席に入るはずでしたが、急きょ「赤」のお席に入ることになったこと、そしてこのお茶碗の文字・・・
なにかそこに意味があるようで・・・そのミステリーがまた楽しいですね。

お席はこの他、

「青」=「木」


「黄」=「土」


「白」=「金」


「黒」=「水」
のお席が。
お世話になっている「文人趣味サロン」で陰陽五行思想について学んで行けるのも楽しみです。

その後、煎茶工芸展の会場へ。
全国から見えられている作家の皆さんやお世話になっている煎茶の先生方にもお目にかかれ、有意義なひとときを過ごすことができました。

全国煎茶道大会と煎茶工芸展は明日も開かれます。
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桐箱の制作

2018-05-18 21:51:27 | 木工
このところ多い桐箱の制作です。

天板、底板と側板は留付三枚組接ぎ。
簡単なようで、桐でこれをきちっと作るのはなかなか厄介です。


仮組みしたのですが、底板と側板に留めを付けるのを忘れました。(>_<) 底板の作り直しです。


組み立てには木釘を使います。卯木を使い、太さは板の厚みに合わせて削ります。


天板、側板、底板の組み立て完了。

ところで、工房で使っていた流し台、中古で手に入れ18年程使い底板が落ちてしまうなどそろそろ限界に近づいたので買い換えました。

きれいになりました。

ところが、流し台をどけてびっくり、床や雑巾摺の一部にシロアリにやられた痕が・・・

床板をめくってみると、床下から上がってきたのではなく隣に置いた自作の棚の台輪の材についていたようです。
もうシロアリ自体はいないようです。


シロアリにやられた部分を切り取り、別の材に取り替えました。これで一安心。

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日本伝統工芸近畿展

2018-05-17 21:25:36 | 伝統工芸展
第47回日本伝統工芸近畿展が開催されます。

2018年5月23日(水)~28日(月)
京都髙島屋7階 グランドホール





小生、今年はちょっと冒険をしてみましたが、力及ばず選外となってしまいました。(>_<)
まだまだ修行が足りませんね。
今年は厳選された質の高い作品が多いように思います。
お出かけのついでにご覧下さい。
会場の一画では、「利き盃で一献」として、出品作家の盃で日本酒を試飲していただけます。(2杯:税込み500円)
こちらには2点出品しております。


また、同時期 5月23日(水)~29日(火)
髙島屋6階美術画廊に於いて 「わざの美・現在(いま)展」が開催されます。
生活の中で気軽にお使いいただける自由な発想の作品が展示されます。
私もこちらには「栃拭漆水指」を出品しております。
26日(日)には午後4時よりギャラリートークをさせていただきます。

あわせてご覧下さい。

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第32回 日本煎茶工芸展

2018-05-13 22:04:30 | 木工
第32回日本煎茶工芸展が開催されます。

と き:平成30年5月19日(土)・20日(日)9時30分~16時
ところ:黄檗山萬福寺 黄龍閣(別館2階) 真空の間

      (JR奈良線、京阪電車宇治線「黄檗駅」下車徒歩5分)

今回は次の二点を出品しました。

                 欅拭漆煎茶棚「二葉葵」


                     桑・神代杉結界

お時間・おついでがありましたらご覧下さい。
なお、日本煎茶工芸展会場は入場券が必要です。
招待券が何枚かありますのでお入り用な方はメールまたはメッセージにてお知らせいただければお送り致します。

また、両日とも萬福寺境内において、全日本煎茶道連盟主催の第63回全国煎茶道大会が開かれ、
全国および中国から参加されている24の流派のお茶席が設けられています。
当日券の販売もありどなたでも気軽に参加できます。

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3日目

2018-05-12 09:23:43 | 故郷信州にて
実家の片付けも3日目。金曜日は町の可燃ゴミ収集日なので、朝6時にホテルを出てゴミ出しに行ってきました。
気温は2度! 冬の寒さです。
朝からでていた霧もゴミ出しが終わった頃はすっかり晴れ、

八ヶ岳の眺望に、思わず持っていたコンデジのシャッターを押しました。

北には浅間連峰。ここからは、浅間山から湯ノ丸山までが一望できます。


昨日の片付けは、衣類、布類。
孫の小さい頃からの福をはじめ、古い衣類がダンボール箱十数箱に詰められていました。
母は洋裁の内職をやっていたので、布類も・・・
業務用の大きなビニール袋十数個になりました。
段ボール箱や雑誌などの古紙と合わせトラックに積み込み、回収業者へ。

昨日は11日。2月に亡くなった森川君の月命日なので、夕方お墓参りに言ってきました。

納骨の時は桜が満開でしたが、境内にはツツジが満開でした。
お墓の前に立つと、やっぱり寂しさがこみ上げて来ます。

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信州へ

2018-05-09 17:56:16 | 故郷信州にて
実家の片付けに帰ってきました。

実家の庭。
先月帰ってきた時は、草の芽が出始めたところだったのに、一ヶ月も経たないうちに草に覆われていました。


家が並んでいた近所は空き地が広がっています。その中に、幼い頃よく遊んだお稲荷さんだけが残っていました。
分別をしながらレンタルした1トントラックに積み込み、廃棄物処理業者に持ち込み処分してもらいました。
あと二日、頑張らねば!!
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建水

2018-05-07 21:51:14 | 木工
栃の建水を制作しました。

角度を合わせて切りそろえた後、仮組みして角度を確かめます。
良いようです。


底板を嵌める溝と雇い核の溝を突き、組み立てにかかります。
この手の十角の箱を数十個作ってたどり着いた組み立て方・・・と言っても特別なことではありませんが・・(^_^;


糊が乾いたら側板の上端と下端の目地をはらい、面取りをして木地磨き。これで木地が完成。


捨て摺りをして乾燥させます。
この建水、煎茶の方円流のW先生から昨年12月にご注文をいただいたものです。
直径が約11cm、高さ8cm、板の厚みは3.8mm。外は拭漆、中は真塗りで仕上げる予定です。
W先生もうしばらくお待ち下さい。

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