木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

つかの間の制作の日々

2018-10-29 22:20:52 | 木工
慌ただしい2週間が済み、やっとつかの間の静かな制作の日々が戻ってきました。
今日は、木取り。

まずは、五陵箸の形態のテーブルの脚。
長さ1500mmの五角錐台。
長さ3メートルの栃のテーブル自体はスチールのアングルで支え、その装飾として一方に左右2本ずつ取り付けるようです。
とりあえず、欅の盤を割り4本にしました。しばらく養生してから五角錐台に削り出します。


もう一つは、風炉先屏風の木取り。
11月20日からのKOUGEI-11人展にコラボで出品します。
こちらもしばらく養生して取りかかります。
やはり制作している時が一番です。

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文人趣味臥遊展に行ってきました

2018-10-22 08:51:33 | 煎茶
文人趣味臥遊展も昨日が最終日。友人と待ち合わせて会場に。

皆さんの作品を拝見したあと、お茶席で美味しいお茶をいただきました。
長い歴史を感じる厳かな空間で、和やかにお茶をいただくというのも良いですね。


その奥には揮毫席が設けられ、参加の皆さんと先生とが揮毫で遊ぶ。


西大寺のご住職が、揮毫された「舞」に、素履先生が赤く色づいた木の葉を一枚。
こんな楽しみ方あることをはじめて知りました。
ちなみにこの作品は、ちょうど来られていた舞さんにプレゼントされました。何とも粋な計らいですね。

閉会時間が来て片付け、夕方からはご苦労さん会

皆さんともいろいろお話しでき楽し時間を過ごしました。

その上、最後にお楽しみ福引き?で、なんと、

先生の色紙が当たってしまいました!
はじめての参加なのに本当にラッキーでした。お正月に飾ろうと思います。

素履先生、奥様、皆様本当にありがとうございました。





最後に

自分の作品の前で妻と (^_^;


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第16回 文人趣味臥遊展

2018-10-19 09:41:17 | 煎茶

文人趣味臥遊展が始まります。
昨日は搬入・展示。

会場は、真言律宗総本山西大寺の本坊 


方外閑人素履先生のお弟子さんのお軸や額が並びます。
長押に割り箸を使って掛ける方法など、目から鱗でした。


一番新米の小生の作品も片隅に・・・


奥の部屋は、先生が指導されている大和郡山市福祉協議会の教室の生徒さんの作品展。
人一人の個性が表現された作品が並びます。


こちらには、先生が黄檗山萬福寺の塔頭の別峯院で描かれている龍の絵の襖が立てられ、その前にお茶席が設えられました。


ここは本坊の奥書院。一般には公開されていないのですが、江戸中期に京都近衛家の御殿を移築されたものということです。
床の間の壁は狩野派の絵画。護摩壇は室町時代頃のものとか。
非公開の虚空蔵菩薩像も今回特別特別開扉していただいています。

この空間での煎茶席。その横では、「主客交わり揮毫で遊ぶ」・・・ まさに文人趣味の世界。
と言っても、何も知らない我々でも気軽に雰囲気を楽しむことができるのです。入場、お茶席とも無料!

髙島屋で伝統工芸展をみて、大丸の木竹部会展へ。四条から地下鉄に乗車していただければ約40分で西大寺です。
秋の奈良、西大寺や秋篠寺の拝観と合わせて是非おいで下さい。
21日(日)会場におります。


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伝統工芸展京都展が始まりました

2018-10-18 22:09:23 | 伝統工芸展
昨日より日本伝統工芸展京都展が始まりました。

開会式でのテープカット。

同じく昨日より、大丸京都店6階美術画廊に於いて木竹工部会展も始まりました。



伝統工芸展をみられたお客さんがこちらにも足を伸ばして下さっています。


人間国宝の先生の作品をはじめ、


木竹工部会の会員の力作が並べられています。

伝統工芸展京都展は10月22日(月)まで、木竹工部会展は23日(火)まで開催されます。
皆様のご来場をお待ちしております。


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16回 文人趣味臥遊展

2018-10-16 00:07:37 | 作品展
今週は、日本伝統工芸展京都展、日本工芸会近畿支部木竹部会展が始まりますが、もう一つ展覧会のお知らせです。





第16回 文人趣味臥遊展 ~文人趣味の世界で観る・遊ぶ・交わる~

小生も今年5月より方外閑人素履先生のところへ通い、水墨画の手ほどきを受けています。
はじめたばかりですが、全員の作品を展示をするということで四君子の春蘭をなんとか仕上げました。

先生が指導されている大和郡山市福祉協議会の絵画教室作品展も同時開催されます。

秋の休日を西大寺で水墨画・書・お茶を楽しみませんか
21日(日)午後会場におります。



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常滑焼まつり

2018-10-14 22:50:40 | その他
昨日は愛知県の「常滑焼まつり」に行ってきました。
常滑までは車で1時間40分ほど、思ったよりも時間がかかりませんでした。

常滑市の4つの会場で開催されていましたが、まず行ったのはメイン会場のボートレースとこなめ会場。
広い会場に陶器だけでなくいろいろな店が出店し、様々なイベントが行われていました。

その中で、お目当ては、

煎茶工芸協会でお世話になっている会員さん達4人が出店している「手造り急須の会」のコーナー。


やはり他の店とはひと味違う作品が展示されていました。
常滑焼特有の地肌に美しい藻掛けのなされた村越さんの作品や、表面に般若心経を彫り込んだ鯉江さんの作品など大変心惹かれました。
いろいろお話しも伺え楽しい時を過ごすことができました。


次に行ったのはやきもの散歩道会場。


ここはその名も、「土管坂」。常滑は日本六古窯の一つでその中心がこの一帯。
明治以降良く作られた土管などが今でも土塀の代わりに積み重ねられ、独特の雰囲気を醸し出しています。


大きな窯や登り窯もそのまま残されています。


11月3日(土)4日(日)にはこの「とこなめやき散歩道」一帯で、「ぶらり常滑急須の里めぐり」というイベントが開催されます。
これにも是非参加したいと思っています。

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木竹工部会展のおしらせ

2018-10-10 20:47:09 | 伝統工芸展
日本工芸会近畿支部の木竹工部会展が開催されます。




日本工芸会近畿支部木竹部会に所属する作家が自由な発想と感性で、現代生活に根ざしたひと味違う作品を発表致します。

日本伝統工芸展京都展の会期とほぼ重なります。京都展と合わせてご高覧下さい。
10月20日(土)午前中当番で在廊致します。

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日本伝統工芸展京都展

2018-10-07 09:55:31 | 伝統工芸展
日本伝統工芸展京都展のお知らせ





会期:2018年10月17日(水)~22日(月)
時間:午前10時~午後7時30分(午後8時閉場) 最終日は午後4時30分閉場
会場:京都髙島屋7階グランドホール

会期中列品解説が行われます。
また、今回は近畿から6名が受賞され、特別企画「受賞作家が自作を語る」も行われます。

小生の「欅拭漆小箪笥」も展示されます。

お出かけのついでにご高覧いただけましたら幸いです。


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